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教育分野で活用できる Word の新機能
 

Microsoft Office Word は、長年にわたって世界中のオフィスでワード プロセッシング プログラムとして利用されています。しかし、学生、教員、および大学教授も文書を作成します。Microsoft Office Word 2007 には、高校、大学、大学院などで文書を作成する人々にとって、高い評価を得るために役立つ新機能や強化された機能が用意されています。

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参考文献を引用する

研究論文の執筆において、引用文献を管理し、参考文献目録を作成する作業は楽しいとは言えない工程です。

文献目録を初めて作成する高校生や、引用元の詳細な記載に苦労する大学生、または MLA、APA などの書式のガイドラインの微妙な規則と格闘する大学院生は少なくありません。

研究論文を作成する場合、Office Word 2007 の新しい文献目録機能が絶大な効果を発揮します。引用文献や参考資料の記述に悩まされることなく、論文の執筆に時間を費やすことができます。

引用元を管理する

調査を進めながら、参考にした資料を文献のマスタ リストに追加できます。著者、タイトル、発行年などの情報を入力します。Office Word 2007 では、これらの情報に基づいて自動的に引用文献が作成されます。

論文の作成時には、文献のリストから資料を選択して簡単に引用文献を挿入したり、新しい資料をリストに追加したりできます。引用文献は、指定したガイドライン (Chicago や APA など) に従って自動的に書式設定されます。

[資料文献の管理] ダイアログ ボックス

コールアウト 1 Word 2007 には、調査中に参考にした資料のマスタ リストが保存されます。

コールアウト 2 資料から引用するときは、引用文献を文書に挿入します。どの資料から引用したかは、Word 2007 によって管理されます。

コールアウト 3 引用文献に適用される書式をプレビューできます。この例では MLA 形式を使用しています。

コールアウト 4 プレビューには、この資料に対応する文献目録エントリの書式も示されます。ここでも MLA 形式を使用しています。

論文の最後に達したら、使用した文献のリストを簡単に作成できます。文献目録を作成するには、ボタンを 1 回クリックするだけです。Office Word 2007 では、指定したガイドラインに従って、自動的に目録に書式が設定されます。

やり直しは不要

文学の講義に使うために作成した論文を、教育専門誌に掲載したいという打診があったとします。論文では、引用文献および文献目録の書式設定として MLA スタイルを使用しましたが、この雑誌では APA スタイルが採用されています。引用文献を 1 つずつ編集し、文献目録を改訂してスタイルを変更するのは、非常に面倒な作業です。さいわい、Office Word 2007 には文献目録のスタイルを切り替える機能があります。別のスタイルを選択するだけで、すべての引用と文献目録の書式が自動的に再設定されます。

以前に書いた論文と関連のあるテーマで新しい論文を書くことがあります。たとえば、作家マーク・トウェインを研究している場合、複数の論文で同じ作品から引用することが多くなります。Word では、引用元のマスタ リストが自動的に保存されます。新しい論文を書き始めるときはいつでも、引用する作品をこの文献リストから選択できます。

引用文献および文献目録の作成方法の詳細については、「文献目録を作成する」を参照してください。

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数式を作成する

数学、科学、または工学の講義で使う論文を作成する場合、Office Word 2007 の新しい数式作成機能を使用すると、本格的な書式が設定された数式を文書に簡単に挿入できます。

書式設定された数式

また、分数、根号、積分、大型演算子などの一般的な数式の構造を使用して、独自の数式を作成することも簡単です。各数式の構造にはさまざまなプレースホルダがあり、数学記号をギャラリーから選択して挿入できます。たとえば、基本数式、ギリシャ文字、演算子、矢印などを選択できます。

数式の作成

複雑な数式を作成したら、再作成しなくて済むように保存しておくことができます。よく使用する数式を保存すると、その数式は数式ギャラリーに表示されます。ギャラリーでは、数式をクリックするだけで文書に挿入できます。

直接入力した方が早い場合は、数式オートコレクトを使用して数学記号を入力できます。たとえば、数式の内部にカーソルを移動して「\beta」と入力すると、自動的に β 記号が挿入されます。

Office Word 2007 の数式作成機能の詳細については、「数式を入力または挿入する」、「数学記号を挿入する」、「数式オートコレクトで記号を挿入する」、および Microsoft Office Word チームのブログ記事「Equation Numbering」 (英語)を参照してください。

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チームによる編集を統合する

グループのプロジェクトとして論文を作成することがあります。たとえば、あなたが序文を書いたら、太田さんが改訂し、河合さんが本文に追記すると共に序文を修正します。このような執筆体制はどのように管理するのがよいでしょうか。だれが何をしたのか、そもそも論文の最新のバージョンがだれの手にあるのかを把握するにはどうすればよいでしょうか。

Office Word 2007 では、変更履歴機能が強化され、複数の著者による変更箇所を簡単に統合できます。

だれが何をしたのかを追跡する

[変更履歴] コマンドを使用すると、文書に加えられた変更箇所を追跡できます。削除された箇所には取り消し線でマークが付けられ、追加された箇所には下線でマークが付けられます。コンテンツを文書の別の場所に移動した場合は、移動のマークが付けられます。これは、以前のバージョンの Word にはなかった機能です。以前には、移動は削除と追加の組み合わせとして示されていました。

文書の変更はマークで示されるので、自分や他のユーザーが簡単に変更箇所を校閲できます。同僚が書いた論文を校閲する場合は、[変更履歴] をオンにして変更を記録し、文書を保存して、作成者に返却します。作成者は、変更箇所に簡単に移動し、変更を受け入れることや拒否することができます。

[変更履歴] を使用しなくても、同じ文書の複数のバージョンを簡単に照合して違いを確認できます。

文書の比較

Office Word 2007 では、文書の比較と統合の機能が強化されており、比較する両方の文書を表示し、両方の文書のすべての変更箇所を要約のウィンドウで確認できます。一方の文書をスクロールすると、もう一方の文書も同期してスクロールするので、すべての変更箇所を前後の文脈と共に参照できます。

変更履歴機能の使用方法の詳細については、「編集中に変更の履歴を付ける」および「変更履歴とコメントを確認する」を参照してください。文書の比較方法の詳細については、「複数の文書のコメントと変更内容をまとめる」を参照してください。

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文書を発行する

論文は完成しましたが、所属先の部署では、書類を Word 文書ではなく PDF ファイルとして提出することになっている場合があります。Office Word 2007 では、文書を PDF 形式で簡単に保存できます。

PDF 形式で保存

2007 Microsoft Office system プログラムでファイルを初めて PDF 形式で保存するときは、無償のアドインをインストールする必要があります。[名前を付けて保存] をクリックすると、このアドインへのリンクが表示されます。アドインをインストールしたら、[名前を付けて保存] コマンドを使用して [PDF] を選択します。

文書を PDF ファイルとして保存する方法の詳細については、「ファイルを PDF 形式で保存する」を参照してください。

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