保護された文書の一部に対する変更を許可する

文書の部分的な変更を許可するには、文書を読み取り専用に設定した後、文書内で変更を許可する部分を指定します。

指定した部分の変更を、文書を開いたすべてのユーザーに許可することも、特定の権限を与えたユーザーだけに許可することもできます。

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文書に保護を追加し、変更可能部分を指定する

  1. [校閲] タブの [保護] で [編集の制限] をクリックします。

Office 14 のリボン

  1. [編集の制限] で、[ユーザーに許可する編集の種類を指定する] チェック ボックスをオンにします。
  2. 編集の制限の一覧で、[変更不可 (読み取り専用)] をクリックします。
  3. 文書内で変更を許可する部分を選択します。

たとえば、段落、見出し、文、または単語を選択します。

 ヒント   文書の複数の部分を同時に選択するには、まず 1 つの部分を選択して、Ctrl キーを押しながら、それ以外の部分を選択します。

  1. [例外処理] で、次のいずれかの操作を行います。
    • 文書を開いたすべてのユーザーが、指定した部分を編集できるようにするには、[グループ] ボックスの一覧の [すべてのユーザー] チェック ボックスをクリックします。
    • 選択した部分の編集を特定のユーザーにのみ許可するには、[その他のユーザー] をクリックし、そのユーザーの名前を入力します。

文書のその部分を自分も編集する場合は、自分の名前を入力します。名前と名前の間はセミコロンで区切ります。

 重要   パスワード保護ではなく、ユーザー認証で文書を保護する場合は、ユーザー名として Microsoft Windows や Windows Vista のユーザー アカウントを使用せず、電子メール アドレスを入力します。

  • [OK] をクリックし、選択した部分の編集を許可するユーザーの名前の横にあるチェック ボックスをオンにします。

 メモ   複数のユーザーを選択すると、各ユーザーが [グループ] ボックスの項目として追加されるため、以降は個別に選択せずにまとめて選択できます。

  1. 引き続き、文書の他の部分を選択して、ユーザーに編集する権限を割り当てます。
  2. [保護の開始] の [はい、保護を開始します] をクリックします。
  3. 次のいずれかを実行します。
    • 文書にパスワードを割り当てて、パスワードを知っているユーザーだけが保護を解除できるようにするには、[新しいパスワードの入力 (省略可)] ボックスにパスワードを入力し、確認のため、パスワードをもう一度入力します。

 メモ   文書を投稿して共同編集を行えるようにするには、このオプションを使用する必要があります。

パスワードには、大文字、小文字、数字、記号を組み合わせた複雑なものを使用してください。これらの文字を混在させたものになっていないパスワードは強固とはいえません。たとえば、House27 は Y6dh!et5 に比べ、推測されやすいパスワードといえます。長さは 8 文字以上にする必要があり、理想は 14 文字以上のパス フレーズです。詳細については、「強力なパスワード : その作り方と使い方」を参照してください。

パスワードは必ず覚えておいてください。パスワードを忘れてしまった場合も、マイクロソフト側でお調べすることはできません。紙片などに書き留めたパスワードは、そのパスワードで保護する情報から離れた安全な場所に保管してください。

  • 文書を暗号化して、認証された文書の所有者だけが保護を解除できるようにするには、[ユーザー認証] をクリックします。

 メモ   文書を暗号化すると、共同編集ができなくなります。

ユーザー認証の詳細については、「Office 2010 の Information Rights Management」を参照してください。

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保護された文書のロックを解除する

文書の保護をすべて削除するには、文書に適用されているパスワードを知っている必要があります。または、文書の認証された所有者として自分が指定されていることが必要です。

文書の認証された所有者である場合、または文書の保護を削除するためのパスワードを知っている場合、次のいずれかの操作を行います。

  • [校閲] タブの [保護] で [編集の制限] をクリックします。

Office 14 のリボン

  • [書式設定と編集の制限] 作業ウィンドウで、[保護の中止] をクリックします。
  • パスワードの入力を求められた場合は、パスワードを入力します。

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制限された文書に変更を加える

保護された文書をユーザーが開くと、Microsoft Word 2010 では、文書の特定の部分に対する変更を加える権限が、文書の所有者によってユーザーに許可されているかどうかに基づいて、そのユーザーが実行できる変更の内容が制限されます。

[書式設定と編集の制限] 作業ウィンドウに表示されるボタンを使って、変更する権限のある文書内の領域に移動できます。

[書式設定と編集の制限] 作業ウィンドウ

編集する権限が与えられている部分が文書内にない場合、Word 2010 では編集が許可されず、[書式設定と編集の制限] 作業ウィンドウのボタンをクリックすると、"文書の検索を終了しました" というメッセージが表示されます。

[書式設定と編集の制限] 作業ウィンドウを開く

この作業ウィンドウを閉じて、権限が与えられていない部分に変更を加えようとした場合、Word 2010 のステータス バーに、次のメッセージが表示されます。

選択範囲がロックされているため、この変更はできません。

作業ウィンドウに戻って、編集の権限が与えられている領域を見つけるには、次の操作を行います。

  1. [校閲] タブの [保護] で [編集の制限] をクリックします。

Office 14 のリボン

  1. [次の編集可能な領域を検索する] または [すべての編集可能な領域を表示する] をクリックします。

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適用対象:
Word 2010