外字を入力する

人名漢字や特殊な記号など、普通のフォントでは対応していない文字を表示するには外字を使います。このトピックでは、外字の仕組み、登録方法、および入力方法を紹介します。

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外字とは?

外字とは、文字セット(「7 ビットおよび 8 ビットの 2 バイト情報交換用符号化漢字集合」と呼ばれ、図形や文字の集合としてあらかじめ定められた文字がセットされています。)の文字が登録されていない部分に、ユーザーが独自に追加する文字のことです。使用したい文字が、オペレーティング システムで提供されている文字セットに存在しないときに外字を登録して利用することができます。どんな文字でも登録できます。

ただし外字の登録はコンピュータごとになるため、外字を使用した文書などを表示する場合、その外字を登録したコンピュータ以外では、正しく表示することはできません。

Windows では外字に対応するためのツールとして、外字エディタを用意しています。

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外字フォントの種類

外字エディタを使用して外字を作成するには、2 つの方法があります。
1 つは作成した外字をフォント ライブラリに含まれるすべてのフォントに関連付ける方法、もう 1 つは指定したフォントに関連付ける方法です。

すべてのフォントに関連付ける方法では、すべてのフォント共通の外字として登録されます。そのため、どのフォントを選択しても、登録した外字を表示できます。
作成した外字は、関連付けるフォントごとに、任意のファイル名で、EUDC.TTE、および EUDC.EUF という名前のファイルに格納されます。

指定したフォントに関連付ける方法では、関連付けたフォントでのみ、登録した外字を表示できます。
作成した外字は、関連付けるフォントごとに、任意のファイル名で拡張子が .TTE、.EUF の各ファイルに格納されます。拡張子が .TTE のファイルには外字フォントのデータが格納され、.EUF のファイルは外字フォントの管理に使用されます。

 注意   作成した外字を他のコンピュータで使用することは動作保証外です。

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外字の作成方法

シフト JIS 0xF040 に外字を登録する手順を例に説明します。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に [アクセサリ] をポイントし、[外字エディタ] をクリックして、外字エディタを起動します。

表示外字エディタが見つからない場合は?

外字エディタが見つからない場合は、以下の手順で起動してください。

Windows XP の場合
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
  2. [名前] ボックスに eudcedit.exe と入力して [OK] をクリックします。
Windows Vista の場合
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[検索の開始] ボックスに eudcedit.exe と入力します。
  2. [プログラム] に eudcedit.exe が表示されたらクリックします。
  1. [コードの選択] ウィンドウで、外字を登録するコードを選択します。

一番左上 (F040 と記述されている隣) のマス目をクリックします。

  1. [コード] ボックスに [F040] と表示されていることを確認して、[OK] をクリックします。

各マス目に何も表示されていないか、または "・" (中黒) が表示されている場合には、そのコードには文字が定義されていません。

"・" (中黒) 以外の文字が表示されている場合は、そのコードには既に文字が定義されています。そのコードを選択して外字を作成すると、新しい外字が上書きされますので、ご注意ください。

以前に外字ファイルの作成と特定のフォントの選択でフォントへの関連付けを行ったことがある場合は、[キャンセル] をクリックして、一度 [コードの選択] ウィンドウを閉じます。[ファイル] メニューの [フォントのリンク] をクリックします。次に [指定したフォントにリンクする] を選択し、再度関連付けられたフォントを選択してクリックします。

[コードの選択] ウィンドウ

  1. [編集] ウィンドウが表示されます。

ウィンドウ左側に表示されているツール バーから使用する描画ボタンをクリックし、[編集] ウィンドウでドラッグして外字を作成します。

塗りつぶした領域を消すには、ツール バーから [消しゴム] をクリックして、塗りつぶした領域をドラッグするか、描画ボタンをクリックし、右ボタンをクリックした状態でドラッグします。

[編集] ウィンドウ

  1. 既存の文字を参照して新しい外字を作成する場合は、[ウィンドウ] メニューの [参照] をクリックします。[参照] ダイアログ ボックスが表示されるので、[フォント名] をクリックし、参照する文字が登録されているフォントを選択します。次に一覧から参照する文字を選択してクリックし、[OK] をクリックします。

参照する文字の選択は、[コード] ボックスに文字コードを直接入力するか、[] ボックスに文字を直接入力しても可能です。

[外字エディタ] ダイアログボックス

 注意   [参照] ダイアログ ボックスを表示した時に、MS UI ゴシックなどの True Type フォントが設定されていることを確認してください。設定されていない場合は、必ず [フォント名] ボタンをクリックし、True Type フォントを一覧から選択し直してください。フォントに非 True Type フォントを設定している場合、後から参照を行うと、参照先の文字のデザインが小さくなる場合があります。

  1. 作成した外字を保存します。

手順 2. で選択したコードにそのまま保存する場合には、[編集] メニューの [同じコードで保存] をクリックします。

別のコードで保存する場合には、[編集] メニューの [コードを変更して保存] をクリックして、保存先のコードを選択します。[コードを変更して保存] ダイアログ ボックスが表示されたら、保存するコードをクリックし、[OK] をクリックします。

[編集] ウィンドウ

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フォントを選択して外字を作成する方法

フォントを選択して外字を作成する場合には、外字ファイルを作成した後で、フォントとその外字ファイルを関連付ける必要があります。以下にその手順を示します。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に [アクセサリ] をポイントし、[外字エディタ] をクリックして、外字エディタを起動します。
  2. [コードの選択] ウィンドウから、外字を登録するコードをクリックし、[OK] をクリックします。
  3. [ファイル] メニューの [フォントのリンク] をクリックします。
  4. [外字フォントの種類] ボックスの [指定したフォントにリンクする] をクリックします。

[フォントのリンク] ダイアログ ボックス

  1. [フォントの選択] から外字ファイルを関連付けるフォントをクリックし、[名前をつけて保存] をクリックします。

[フォントの選択] には、左側にフォント名、右側に関連付けられているフォントのファイル名が表示されます。ファイル名が [未選択] と表示されているフォントには、外字ファイルが関連付けられていません。

  1. [外字ファイル名の変更] ウィンドウが表示されます。

[保存する場所] ボックスをクリックし、外字ファイルを保存する場所を指定します。

  1. [ファイル名] ボックスに、外字ファイル名として、任意のファイル名を入力します。

たとえば、MS UI ゴシックに関連付ける外字ファイルを作成する場合、「GOTHIC.TTE」のように入力します。拡張子の .TTE は入力してもしなくても、自動的に付けられます。

  1. [保存] をクリックします。
  2. [フォントのリンク] ウィンドウが表示されます。[OK] をクリックします。

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フォントと外字ファイルのリンクを解除する・変更する方法

フォントと外字ファイルの関連付けは、解除したり、変更したりすることができます。そのため、複数の外字ファイルを作成し、外字ファイルを切り替えて使用することができます。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に [アクセサリ] をポイントし、[外字エディタ] をクリックして、外字エディタを起動します。
  2. [ファイル] メニューから、[フォントのリンク] をクリックします。
  3. [外字フォントの種類] ボックスの [指定したフォントにリンクする] をクリックします。

[フォントのリンク] ダイアログ ボックス

  1. リンクを削除する場合は、[フォントの選択] でフォントをクリックし、[削除] をクリックします。

リンクを変更する場合には、[フォントの選択] でフォントをクリックし、[名前をつけて保存] をクリックします。[外字ファイル名の変更] ウィンドウで変更する外字ファイルを選択し、[保存] をクリックします。

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Microsoft Office IME で Office ドキュメントに外字を入力する方法

  1. Office アプリケーションで、外字を入力したい位置をクリックします。
  2. IME ツールバーの ボタン イメージ (IME パッド) をクリックし、[文字一覧] をクリックします。

IME ツールバー

  1. [文字一覧] ダイアログ ボックスが表示されます。左側のドロップダウン リスト ボックスから [外字] を選択します。

[文字一覧] ダイアログ ボックス

  1. 外字の領域に登録されている文字が表示されます。入力したい外字をクリックします。

[文字一覧] ダイアログ ボックス

  1. [文字一覧] ダイアログ ボックスの [Enter] をクリックします。
  2. [文字一覧] ダイアログ ボックスの閉じるボタンをクリックします。

選択した外字が、Office アプリケーションに入力されます。

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外字を入力するとハングル文字が表示される場合の対処方法

New Gulim フォントがインストールされている場合、Word などに外字を入力すると、登録された外字ではなく、ハングル文字が表示される場合があります。

この問題は、New Gulim フォントを削除するか、または移動することによって解決できる場合があります。

 注意   New Gulim フォントを削除した場合は、Office プログラムの修復、アップデート、Service Pack の適用時などに、New Gulim フォントが再インストールされる場合があります。

表示Microsoft Windows Vista の場合

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をクリックします。
  2. [クラシック表示に切り替える] をクリックします。

[コントロールパネル] ウィンドウ

  1. [フォント] アイコンをダブルクリックします。

[コントロールパネル] ウィンドウ

  1. New Gulim フォントを削除します。

フォントの一覧から、[New Gulim] をクリックして選択し、[ファイル] メニューから [削除] をクリックします。

[フォント] ダイアログ ボックス

  1. 許可を求めるメッセージが表示されます。[続行] をクリックします。

これらのフォントを削除してもよろしいですか?

  1. 削除を確認するメッセージが表示されます。[はい] をクリックします。

これらのフォントを削除してもよろしいですか?

New Gulim フォントが削除されます。

表示Microsoft Windows XP の場合

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をクリックします。
  2. [クラシック表示に切り替える] をクリックします。

[コントロールパネル] ウィンドウ

  1. [フォント] アイコンをダブルクリックします。

[コントロールパネル] ウィンドウ

  1. New Gulim フォントを削除します。

フォントの一覧から、[New Gulim] をクリックして選択し、[ファイル] メニューから [削除] をクリックします。

[フォント] ウィンドウ

  1. 削除を確認するメッセージが表示されます。[はい] をクリックします。

これらのフォントを削除してもよろしいですか?

New Gulim フォントが削除されます。

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適用対象:
Access 2007, Excel 2007, InfoPath 2007, OneNote 2007, PowerPoint 2007, Project 2007, Publisher 2007, Visio 2007, Word 2007