別のプロジェクトの成果物 (成果物: プロジェクトの完了時、あるいはプロジェクトの一部が完了したときにできあがる、有形かつ評価可能なもの。一般的にプロジェクトの成果物の詳細については、プロジェクトのチームと関係者が事前に合意しておく必要があります。)が完成または完了したかどうかによってプロジェクトの成功が左右されることを、プロジェクト間に依存関係が存在すると言います。プロジェクト間の依存関係を設定することにより、スケジュール (スケジュール: プロジェクト内のタスクの実施時期や前後関係を示すもの。主にタスク、タスクの依存関係、タスク期間、制約、および時間に関連するプロジェクト情報で構成されています。)を調整することなく、プロジェクトの明確な文書化と進捗管理を行うことができます。
プロジェクト間の依存関係を設定するには、2 段階の手順が必要となります。最初にすべきことは、プロジェクトの成果物を見極めることです。成果物が特定されれば、他のプロジェクトで、これらの成果物に対する依存関係を設定できます。
この記事の内容
プロジェクト間の依存関係について
プロジェクト間の依存関係を作成することは、プロジェクト間でタスクのリンクを設定することとは異なります。プロジェクト間の依存関係には、次のような特徴があります。
- プロジェクト (またはプロジェクトの特定のタスク) を、それ自身のタスクではなく、別のプロジェクトの成果物に依存するように設定できます。
- 依存先のプロジェクトに日付上の変更があっても、プロジェクトやタスクの開始日と終了日には影響しません。
プロジェクト間リンクではなくプロジェクト間の依存関係を使用するのはどのような場合か プロジェクトが、別のプロジェクトのなんらかの要素に依存していて、その依存関係が必ずしも特定のタスクとは結びつかないような場合は、何をもって両者を関連付ければよいかを、プロジェクト間の依存関係を使用して指定します。プロジェクトの特定のタスクが、別のプロジェクトの特定のタスクに依存する場合は、プロジェクト間リンクを使用して、相互のタスクの日付を関連付けます。これにより、依存先のタスクに遅延が生じた場合、依存元のタスクに新しい日付が反映されます。
メモ
- プロジェクト間の依存関係を設定するためには、プロジェクトが保存されていること、および、Microsoft Office Project Server 2007 で、そのプロジェクトのワークスペース サイトが作成されていることが必要です。
- タスクの [成果物の種類] フィールドには、タスクに成果物がある場合は 1、プロジェクト間の依存関係がある場合は 2、成果物もプロジェクト間の依存関係もない場合は 0 が設定されます。
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プロジェクトの成果物を見極める
- [共同作業] メニューの [成果物の管理] をクリックします。
- [成果物] 作業ウィンドウで、[新しい成果物の追加] をクリックします。
- その成果物が特定のタスクの成果物である場合は、プロジェクト内の特定のタスクをクリックし、[成果物の追加] 作業ウィンドウの [プロジェクト タスクへのリンク] で、[選択したタスクにリンク] チェック ボックスをオンにします。
メモ 成果物を特定のタスクにリンクさせると、その成果物の [開始日] と [終了日] を使ったガント バーが表示されます。
成果物と、特定のタスク間に関連性がない場合は、[選択したタスクにリンク] チェック ボックスをオフにします。
- [成果物の詳細] の [タイトル] ボックスに、成果物のタイトルを入力します。
- 成果物が利用できるようになる日付を [開始日] ボックスに入力します。
- 成果物が最終的に完成する日付を [終了日] ボックスに入力します。
メモ 成果物が最終的に完成する日付と利用できるようになる日付が同じである場合は、その成果物がマイルストーンを表す成果物であることを示すために、[開始日] ボックスと [終了日] ボックスに同じ日付を入力します。
- [完了] をクリックします。
プロジェクトの成果物が特定された後、成果物を変更するか、削除しなければならない場合もあります。
[成果物] 作業ウィンドウで成果物名の左側に表示される赤色の感嘆符について
プロジェクト計画の成果物がサーバーと同期されない状態になると、[成果物] 作業ウィンドウで成果物名の左側に赤色の感嘆符が表示されます。
プロジェクト計画のローカル コピーに保存されている成果物が、なんらかの理由によって、サーバー側に保存されている成果物と同期されなくなってしまう場合があります。
成果物の同期が失われる原因としては、次のようなケースが考えられます。
- 成果物のプロパティをサーバー側で直接編集した場合。
- サーバーとの接続が途絶えているときに成果物のプロパティを編集した場合。
プロジェクト計画のローカル コピーをサーバーと同期させるには、次の操作を行います。
- [共同作業] メニューの [成果物の管理] をクリックします。
ヒント [成果物] 作業ウィンドウが既に開いている場合は、[更新内容の取得] をクリックすると、サーバーから最新のデータが取得されます。
- [成果物] 作業ウィンドウで、サーバーとの間で同期させる (つまり、赤色の感嘆符で示された) 成果物をクリックします。
- [サーバーの変更を反映] をクリックします。
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成果物に対する依存関係を他のプロジェクトで設定する
- [共同作業] メニューの [成果物への依存関係の管理] をクリックします。
- [依存関係] 作業ウィンドウで、[新しい依存関係の追加] をクリックします。
- [依存関係の追加] 作業ウィンドウの [依存関係のあるプロジェクト] で、ドロップダウン リストからプロジェクトを選択します。
- [成果物の選択] で、プロジェクトが依存する成果物をクリックします。
ヒント 依存関係を作成する前に、成果物のプロパティを確認するには、成果物が選択された状態で、[依存関係の追加] 作業ウィンドウの [選択した成果物をブラウザに表示する] をクリックします。
- プロジェクトの特定のタスクが、選択された成果物に依存するような関係を作成する場合は、プロジェクトのタスクをクリックし、[依存関係の追加] 作業ウィンドウの [プロジェクト タスクへのリンク] で、[選択したタスクにリンク] チェック ボックスをオンにします。
メモ 依存関係を特定のタスクにリンクさせると、その依存関係の [開始日] と [終了日] を使ったガント バーが表示されます。
依存関係と特定のタスク間に関連性がない場合は、[選択したタスクにリンク] チェック ボックスをオフにします。
- [完了] をクリックします。
プロジェクト間の依存関係が特定された後、依存関係を変更するか、削除しなければならない場合もあります。
[成果物] 作業ウィンドウで成果物名の左側に表示される赤色の感嘆符について
なんらかの理由により、プロジェクト計画のローカル コピーとサーバー間で、プロジェクト間の依存関係の同期が失われる場合があります。
プロジェクト間の依存関係の同期が失われる原因としては、次のようなケースが考えられます。
- プロジェクト間の依存関係のプロパティをサーバー側で直接編集した場合。
- サーバーとの接続が途絶えているときに、プロジェクト間の依存関係のプロパティを編集した場合。
- プロジェクト間の依存関係がリンクされている成果物を削除した場合。
プロジェクト計画で設定されているプロジェクト間の依存関係がサーバーと同期されない状態になると、[依存関係] 作業ウィンドウに表示される依存関係名の左側に赤色の感嘆符が表示されます。
プロジェクト計画のローカル コピーをサーバーと同期させるには、次の操作を行います。
- [共同作業] メニューの [成果物への依存関係の管理] をクリックします。
ヒント [依存関係] 作業ウィンドウが既に開いている場合は、[更新内容の取得] をクリックすると、サーバーから最新のデータが取得されます。
- [依存関係] 作業ウィンドウで、サーバーとの間で同期させる (つまり、赤色の感嘆符で示された) 依存関係をクリックします。
- [サーバーの変更を反映] をクリックします。
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