Office.com 全体 の検索
 
サポート / Project / タスクにアウトラインを設定する / WBS 番号を使用する
 
 

WBS 番号を使用してプロジェクト計画を整理する

 
対象アプリケーション
Microsoft Office Project 2003

Microsoft Office Project 2003 で、WBS (WBS: スケジュール報告またはコスト管理を行うために、タスクを整理する目的で使用される階層的構造。Project では、タスク ID 番号を使用したり各タスクに独自の WBS 番号を割り当てたりして WBS を表すことができます。) 番号を使用すると、プロジェクトを "わかりやすく" することができます。WBS 番号とは、プロジェクトのアウトライン構造におけるタスクの位置を示す文字と数字のコードのことで、レポート作成やコスト管理に利用できます。

WBS 番号の種類

WBS 番号を設定する方法

WBS 番号を編集する方法

タスクを追加、移動、削除した場合の WBS 番号

タスクに WBS 番号以外の番号を付ける方法

WBS 番号を共有する方法

WBS 番号の種類

Project には 2 種類の WBS 番号があります。1 つはアウトライン番号で、もう 1 つはユーザー設定の WBS 番号です。

  • アウトライン番号は数字のみで構成され、アウトライン構造に基づいてタスクごとに自動的に計算されます。直接編集することはできませんが、タスク一覧内でタスクを上下に移動したりタスクのレベルを変更すると、それに合わせて自動的に更新されます。
  • ユーザー設定の WBS 番号はプロジェクトごとに 1 組定義でき、[WBS 番号] フィールドに表示されます。タスクを追加、移動、または削除しても自動的には変更されません。

WBS 番号を設定する方法

組織やクライアント特有の WBS 番号が必要な場合は、WBS 番号の各レベルの文字の種類や長さなどの書式を独自に設定 (コードの書式設定: WBS (Work Breakdown Structure) 番号またはユーザー設定アウトライン コードを定義するための書式。各レベルで使用する文字や数値、およびレベル間を区切る記号を指定します。)します。書式設定された WBS 番号は、プロジェクトのアウトライン構造におけるタスクの位置に従って各タスクに割り当てられます。

この書式は、次の項目を定義することにより設定します。

  • [プロジェクトの WBS 番号接頭文字] : WBS 番号の最上レベルにプロジェクトを示します。マスタ プロジェクトに統合されたサブプロジェクトのタスクを識別するのに便利です。プロジェクト番号接頭文字には、数字、文字、および記号を組み合わせて入力することができます。
  • [数字 (昇順)] : WBS 番号を数字で示します。
  • [アルファベット (大文字) (ABC 順)] : WBS 番号をアルファベットの大文字で示します。たとえば、プロジェクトの最初の 3 つのサマリー タスクは "A"、"B"、"C" となります。
  • [アルファベット (小文字) (abc 順)] : WBS 番号をアルファベットの小文字で示します。たとえば、プロジェクトの最初の 3 つのサマリー タスクは "a"、"b"、"c" となります。
  • [文字 (順不同)] : 数字と文字を自由に組み合わせて入力できます。たとえば、プロジェクトの最初の 3 つのサマリー タスクを "Arch1"、"Const1"、"Insp1" とできます。[文字 (順不同)] を選択すると、ユーザー設定の WBS 番号を入力する際の柔軟性が最も高まります。WBS 番号に [文字 (順不同)] を設定すると、そのレベルに文字列を入力するまでは、[WBS 番号] フィールドにアスタリスク (*) が表示されます。
  • [長さ] : 各レベルの数字や文字の長さを設定します。長さを数字で指定した場合は、指定した長さでそのレベルの値を入力する必要があります。[すべて] を指定した場合は、任意の文字数でレベルの値を入力できます。
  • [区切り] : WBS 番号のレベルを区切るために使用する文字を指定します。既定の区切り記号はピリオド (.) です。

WBS 番号を編集する方法

WBS 番号を自動的に変更するには、そのタスクのレベルを変更したり、他のサマリー タスクの下に移動して (同一のサマリー タスクの下でタスクの位置を上下に移動しても、WBS 番号は変更されません)、アウトライン構造におけるタスクの位置を変更します。また、ユーザー設定の WBS 番号の各レベルの書式を変更すると、プロジェクト全体または選択したタスクの WBS 番号を再計算できるようになるため、タスク一覧の新しい構造や WBS 番号の新しい定義を反映させることができるようになります。

WBS 番号の書式は、各レベルの文字の種類や文字数を指定することにより定義します。WBS 番号の書式設定をタスクごとに変える必要がある場合は、[シーケンス] フィールドで [文字 (順不同)] を選択します。そして、文字と数字の組み合わせをタスクごとに変えて、[文字 (順不同)] を設定したレベルに入力していきます。

WBS 番号の書式は、レベルを問わず、他の文字の種類に変更することができます。ただし、変更前の値は変更後の値で上書きされるので、どのレベルを変更したかは把握しておく必要があります。数字、アルファベットの大文字または小文字を、他の文字の種類 (順不同の文字列以外) に変更すると、WBS 番号は自動的に更新されます。

 メモ   任意の文字列を数字、アルファベットの大文字または小文字に変更すると、WBS 番号のそのレベルに入力した文字列はすべて上書きされます。

特定のレベルに固有の文字列を入力する場合は、まず [シーケンス] フィールドで [文字 (順不同)] を選択します。そして、アウトライン構造において一番上のレベルに位置する WBS 番号、たとえば、あるフェーズの WBS 番号を変更する場合は、サブタスクではなく最初のサマリー タスクの WBS 番号を編集します。文字数を変更する場合は、既存の数字や文字の一部が削除されることがないように、文字の長さに余裕をみるようにしてください。

タスクを追加、移動、削除した場合の WBS 番号

ユーザー設定の WBS 番号は、タスクを追加、移動、または削除しても、自動的には変更されません。ただし、選択したタスクかプロジェクト内の全タスクに WBS 番号を再割り当てすることにより、WBS 番号の文字の種類を修正することができます。

選択したタスクに WBS 番号を再割り当てする場合は、選択したタスクの最初のタスクの番号に基づいて、残りのタスクに番号が再割り当てされます。したがって、最初のタスクの番号は変更されません。サブプロジェクトのタスクが表示されない場合は、番号の再割り当ては行われません。

タスクに WBS 番号以外の番号を付ける方法

WBS 番号は、1 つのタスクにつき 1 つ、また、1 つのプロジェクトに 1 組を設定できます。タスクの別の組織構造を示す必要がある場合は、WBS 番号の他に、別の番号を 1 組設定したり、適用したりできます。

WBS 番号を共有する方法

ユーザー設定した WBS 番号は、[構成内容の変更 (構成内容の変更: このダイアログ ボックスでは、独自に設定したビュー、テーブル、フィルター、グループ化定義、カレンダー、レポート、フォーム、ツール バー、マップ、フィールド属性、および VBA モジュールを他のファイルや他のユーザー設定にコピーすることができます。)] ダイアログ ボックスを使ってコピーすることにより、別のプロジェクトと共有することができます。この [構成内容の変更] ダイアログ ボックスは、別のプロジェクトで作成された WBS 番号の設定を共有するのに使用することもできます。