この記事の内容
概要
Office XML 形式の主な利点は何ですか。
新しい Office XML 形式には多くの利点があり、開発者や開発者が作成するソリューションだけでなく、個人ユーザーおよびあらゆる規模の組織にとっても役立ちます。
ビジネス情報とドキュメントの統合
Office XML 形式を使用すると、分散したデータ ソースからドキュメントをすばやく作成し、ドキュメント作成、データ マイニング、およびコンテンツの再利用を促進できます。Microsoft Office アプリケーションとエンタープライズ ビジネス システムとの間で、データのやり取りを簡単に行うことができます。Microsoft Office アプリケーションを実行しなくても、標準的なツールとテクノロジを使用して、Microsoft Office ドキュメント内の情報を変更したり、新しいドキュメントを作成したりできます。従業員は、各自の好みの環境で、より早く、より正確に情報を発行、検索、および再利用できるので、生産性が向上します。
無償のオープンな仕様
Office XML 形式は、業界標準の XML と ZIP の技術に基づいており、テクノロジ プロバイダによる完全な統合をサポートし、無償のライセンスで使用できます。この形式の仕様は、Microsoft Office 2003 リファレンス スキーマ用のライセンスと同じ無償のライセンスに従って公開および使用が許可され、多方面での利用に門戸が開かれています。
コンパクトで堅牢なファイル形式
ファイル サイズが小さくなり、壊れたドキュメントの回復機能が強化されたことで、Microsoft Office ユーザーは効率よく安心して作業を行うことができ、情報が失われる危険も小さくなりました。Office XML 形式では、ドキュメントの保存に ZIP 圧縮方式が使用されるため、ファイルの保存に必要なディスク領域が少なくなり、ファイルを電子メール、ネットワーク、または Web 経由で転送するために必要な帯域幅も削減されることから、コストの節減が期待されます。
バイナリ (.doc、.xls、または .ppt) ファイル形式とは何が異なるのですか。
新しい既定のファイル形式は、XML に基づいている点が異なります。そのため、Microsoft Office Word、Microsoft Office Excel、および Microsoft Office PowerPoint のファイルは、明示的に XML 形式ファイルとして保存しなくても、XML 処理プログラムで開いてすぐに編集することができます。新しいファイル形式は、これまでのマイクロソフトの XML に関する取り組みの成果を基盤として、ファイルおよびデータの管理が強化され、ファイル サイズが縮小され、破損したファイルの回復機能が向上しています。Office XML 形式では、今までよりも簡単に Word、Excel、および PowerPoint のファイルのデータにアクセスし、その情報をバックエンドのシステムやプロセスに統合できます。
現在のバイナリ ファイル形式と比べて、何が優れているのですか。
Office XML 形式は、現在の Microsoft Office Word、Microsoft Office Excel、および Microsoft Office PowerPoint で使用されているバイナリ ファイル形式と比べて、いくつかの点で大きく優れています。Office XML 形式のファイルは圧縮されるため、ドキュメントのサイズは大幅に小さくなり、場合によって約 50 ~ 75% になります。また、ファイル形式のアーキテクチャが改善され、壊れたファイルの回復機能も強化されています。開発者は、これまでよりも高い精度でファイル内のコンテンツを制御でき、インデックスの作成、機密情報の削除、ドキュメントの動的な作成などを行うことができます。
Microsoft Office Word、Microsoft Office Excel、および Microsoft Office PowerPoint のファイル形式を変更したのはなぜですか。
マイクロソフトは、多種多様なデータ ソースからドキュメントをすばやく作成したいというお客様のご要望に応えるため、また、業界標準の XML への対応を推進するために、Office XML 形式を開発しました。新しい既定のファイル形式は、XML や ZIP などの業界標準に基づく堅牢でコンパクトな新しい構造を持ち、ドキュメントの迅速な作成を可能にすると共に、Word、Excel、および PowerPoint のファイル サイズの縮小と、壊れたファイルのデータ回復機能の強化を実現しています。
Office XML 形式は、Microsoft Windows Metro と同じものですか。
いいえ。Office XML 形式では Windows Metro 仕様で定義される規則の一部が使用されますが、その構造にはいくつかの大きな違いがあります。Metro は、Microsoft Windows Server 2008 で導入される、ページに分割された固定形式のドキュメント形式です。Office XML 形式は、完全に編集できるファイル形式であり、Microsoft Office Word、Microsoft Office Excel、および Microsoft Office PowerPoint で使用できます。XML と ZIP 圧縮を使用する点は共通しますが、ファイル形式の設計と用途が異なります。
Windows Metro と Office XML 形式のアーカイブ機能は同じですか。
いいえ。どちらの形式も XML と ZIP を使用しますが、別々の目的を想定して設計されています。Metro はレイアウトに重点を置いたドキュメント形式であり、ユーザーによるドキュメントの作成、共有、印刷、およびアーカイブを簡単にするために Windows Server 2008 に導入されます。Office XML 形式は、分散したデータ ソースからすばやくドキュメントを作成し、ドキュメントの編成やデータ マイニングの操作を簡単にするために、Microsoft Office Word、Microsoft Office Excel、および Microsoft Office PowerPoint でのみ使用される新しい既定のファイル形式です。
Office XML 形式は、Microsoft Office 2003 で使用される XML ファイル形式と何が異なるのですか。
新しいファイル形式は、次の 2 つの点で、現在の Office 2003 XML リファレンス スキーマとは異なります。
新しい仕様は一般に公開され、無償のオープンなライセンスが適用される予定です。
Office XML 形式と 2007 Microsoft Office system に関する詳細情報は、どこで参照できますか。
2007 Microsoft Office system (以前のコード名は Office "12") のリリースまでの最新のお知らせについては、機能の比較、開発者ツール、展開のリソースなども含めて、「Microsoft Office system 製品情報」の Web サイトを参照してください。
Microsoft Office チームに 6 年間所属し、現在はプログラム マネージャの地位にある Brian Jones は、Office の XML ファイル形式を専門とするブログを MSDN (Microsoft Developer Network) で公開しています。Brian のブログには、ディスカッション、開発者リソースへのリンク、および 2007 Microsoft Office のリリース決定プロセスに関する見解も含まれます。
ページの先頭へ
Microsoft Office プログラムと Office XML 形式
新しいファイル形式はどのアプリケーションで使用されますか。
次のリリースの Microsoft Office 製品では、Microsoft Office Word、Microsoft Office Excel、および Microsoft Office PowerPoint で新しいファイル形式が使用されます。
以前の .doc、.ppt、および .xls ファイル形式を将来のリリースで使用できますか。
はい。現在のファイル形式は、次のリリースの Microsoft Office system 製品でも使用できます。
InfoPath、Access、Project、OneNote、Publisher、FrontPage、Visio、Outlook などの Microsoft Office 2003 プログラムについてはどうなりますか。新しい Office XML 形式に対応しますか。
現在のところ、Office XML 形式は、Microsoft Office Word、Microsoft Office Excel、および Microsoft Office PowerPoint でのみ使用されます。これは、他のアプリケーションで将来 Office XML 形式が使用される可能性を否定するものではありません。Office XML 形式を Word、Excel、および PowerPoint に導入することにした理由は、Microsoft Office 2003 リファレンス スキーマ プログラムに参加している開発者の 50% 以上が、Word および Excel のリファレンス スキーマをソリューションに使用しているためです。PowerPoint は顧客からの要望により追加されました。
InfoPath では、現在、ネイティブの XML ファイル形式である XSN が使用されています。この新しいファイル形式を Visio、Access、Project、OneNote、Publisher、FrontPage、Outlook などの他の Microsoft Office System テクノロジで活用する方法については、顧客からのフィードバックを参考に検討中です。
Microsoft Office で XML がサポートされるのは、これが初めてですか。
いいえ。新しい Office XML 形式は、Microsoft Office Word、Microsoft Office Excel、および Microsoft Office PowerPoint の既定のファイル形式としては初めての XML の導入になりますが、実際には既存の Office XML 戦略の延長線上にあるものです。Microsoft Office への XML の導入は Microsoft Office 2000 から始まり、最初は HTML ファイル形式の一部として、当時の HTML 標準には存在しなかったメタデータやベクタ グラフィックスなどの機能を表すために使用されました。Microsoft Office Excel 2002 では SpreadsheetML がオプションのファイル形式として導入され、Microsoft Office Word 2003 では WordprocessingML がオプションのファイル形式として導入されました。Microsoft Office 2003 Edition における大きな前進としては、XML ベースの新しいフォーム アプリケーションである Microsoft Office InfoPath 2003 の導入と、Word、Excel、および InfoPath でのカスタム定義の XML スキーマのサポートも挙げられます。以前のリリースの Microsoft Office で使用できる XML 形式は、すべて 2007 Microsoft Office リリースでも完全にサポートされます。
XML をサポートしていない以前のリリースのユーザーのために、XML ファイル コンバータは提供されますか。
はい。マイクロソフトでは、Microsoft Office XP 用と Microsoft Office 2003 用のコンバータをリリースする予定です。このため、以前のリリースの Microsoft Office をお使いの場合も、新しいファイル形式で作成されたファイルを開くことができます。
コンバータには、Information Rights Management (IRM) ポリシーの読み取り、変換、および適用の機能はありますか。
以前のリリースの Microsoft Office のために作成しているコンバータでは、IRM 保護の読み取り、遵守、およびドキュメントへの適用をサポートする予定です。IRM で保護されたドキュメントは、受信者の使用しているリリースが 2007 Microsoft Office system、Microsoft Office 2003、以前のリリースのいずれであっても、常に保護されます。
以前のファイル形式を既定の形式として使用しない理由は何ですか。
ファイル サイズが縮小される利点と、画期的なデータ回復機能の利点を最大限に活かすために、新しいファイル形式が既定のファイル形式に設定されました。インフォメーション ワーカーは、日常の作業手順を変えることなく新しいファイル形式の利点を享受できます。Office XML 形式を使用すると、分散したデータ ソースからドキュメントをすばやく作成でき、Microsoft Office を使用するデータ マイニングやコンテンツの再利用が簡単になります。
以前のリリースの Microsoft Office のユーザーが新しいファイル形式を表示することはできますか。
はい。以前のリリースの Microsoft Office を使用して新しい Office XML 形式のファイルの読み取り、編集、および保存を行うことができるように、Microsoft Office 2000、Microsoft Office XP、および Microsoft Office 2003 の更新プログラムをリリースする予定です。
ページの先頭へ
Office XML 形式を使用する利点
新しいファイル形式を使用すると、以前の Microsoft Office 2003 形式を使用する場合より相互運用性が向上しますか。
新しいファイル形式では、ファイル サイズが小さくなり、壊れたファイルや破損したファイルの回復機能が強化されるので、ファイルとデータの管理機能が向上します。また、他のソフトウェア ツールから XML ドキュメント構造に簡単にアクセスでき、コメント、ドキュメント メタデータ、埋め込みコードなど、特定のドキュメント コンポーネントの識別や操作を行いやすいので、サーバーと他のアプリケーションとの相互運用性も向上します。新しいファイル形式の仕様は無償のライセンスで公開されるため、ユーザーやテクノロジ プロバイダは、新しいファイル形式を独自のシステムで使用できます。
新しいファイル形式によって、バックオフィス システムとどのように統合されますか。
Microsoft Office 2003 のリファレンス スキーマと同様に、新しい Office XML 形式は、公開されたオープンなドキュメント形式です。XML ベースのファイル形式では、開発者はドキュメント全体を解析する必要なくファイル内の特定のコンテンツにアクセスできます。ユーザーは、Microsoft Office Word、Microsoft Office Excel、または Microsoft Office PowerPoint のファイルを明示的に XML 形式で保存しなくても、任意の XML 処理プログラムで開いてすぐに編集することができます。
マイクロソフトは、多種多様なデータ ソースからドキュメントをすばやく作成したいというお客様のご要望に応えるため、また、業界標準の XML への対応を推進するために、Office XML 形式を開発しました。新しい既定のファイル形式は、XML や ZIP などの業界標準に基づく堅牢でコンパクトな新しい構造を持ち、ドキュメントの迅速な作成を可能にすると共に、Word、Excel、および PowerPoint のファイル サイズの縮小と、壊れたファイルのデータ回復機能の強化を実現しています。
個人を特定できる情報の管理を簡略化するうえで、Office XML 形式はどのように役立つのですか。
個人を特定できる情報とは、特定のユーザーまたはドキュメントの作成者を特定するために使用できるファイル内のデータです。通常、このデータは、ドキュメントを作成したアプリケーションの "プロパティ" ダイアログ ボックスに表示され、作成者名、ドキュメントの場所、作成日などの情報を含んでいることがあります。Office XML 形式では、この種類のデータは他の部分から隔離されてドキュメント内に格納されるため、ドキュメントの他の部分に影響を与えずにプログラムから簡単に消去できます。
コメントや変更履歴は、個人を特定できる情報として扱われますか。
はい。変更履歴とコメントは、独立したデータ コンポーネントとしてファイル内に保存されます。このため、ドキュメント内にコメントがあることを簡単に識別し、ドキュメントを共有する前にそれらのコメントを削除できます。
変更履歴とコメントの削除は、ファイルの残りの部分を変更せずに行うことができますか。
はい。ファイル内のコメントや変更履歴にアクセスして削除しても、ドキュメントの他のコンポーネントに影響はありません。
ドキュメント構築シナリオとは何ですか。新しいファイル形式では、どのようにドキュメント構築シナリオが実現されるのですか。現状でこれを実現できないのはなぜですか。
ドキュメント構築とは、よく使用される既存のデータからドキュメントを作成する機能です。このプロセスは、ユーザーが手動で実行することも、サーバーで自動的に実行することもできます。Office XML 形式のモジュール式のファイル形式アーキテクチャは、現在よりも簡単にドキュメント コンテンツを追加、変更、または削除できるようにします。たとえば、ドキュメント内の画像へのアクセス方法を理解しているプログラムを使用すると、更新した企業ロゴをリポジトリ内のすべてのドキュメントに追加できます。これは、ユーザーが手動で行うこともできますが、サーバーでプログラムによって実行することもできます。
意図しないデータや壊れたデータが読み込まれるのを防ぐために、Office XML 形式ではどのようにして一貫性を維持するのですか。ファイルが壊れた場合に貴重なデータが失われる危険はありますか。
新しいファイル形式では、次のような機能によってデータの一貫性が向上します。
新しいファイル形式によって、データ回復の作業はどのような影響を受けますか。
ファイル内のデータはセグメント化されて個別に格納されるため、ドキュメントが欠損する可能性は大幅に低くなりました。ドキュメントの 1 つのコンポーネントが破損しても、残りの部分を正常に読み込むことができます。たとえば、ドキュメント内のグラフが壊れている場合でも、グラフの読み込みが失敗するだけで、ドキュメントの残りの部分は損なわれません。また、壊れたファイル コンポーネントを正常に修復できる可能性も高くなっています。
別のファイル形式で "名前を付けて保存" することはできますか。
はい。現在の Microsoft Office 製品に用意されている機能と同様に、Microsoft Office Word、Microsoft Office Excel、および Microsoft Office PowerPoint でドキュメントを保存するときには、別のドキュメント形式を選択することができます。
新しいファイル形式を使用するとドキュメントのサイズが小さくなるのはなぜですか。
Office XML 形式の内部では、データは独立したコンポーネントにセグメント化されて格納されます。たとえば、埋め込みコードはドキュメントのコンテンツとは分離されてファイル内に格納されます。1 つのファイル内の各コンポーネントは、ZIP 圧縮技術によって圧縮されます。ドキュメントの各セグメントが圧縮されるだけでなく、ドキュメント全体も ZIP によって圧縮されます。その結果、Microsoft Office Word 文書、Microsoft Office Excel スプレッドシート、および Microsoft Office PowerPoint プレゼンテーションのサイズが小さくなります。圧縮の比率とサイズの減少量は、ファイルによって異なります。
Microsoft Office アプリケーションでファイルを開く前に、ファイルを解凍する必要はありますか。
いいえ。Microsoft Office でドキュメントを開くと、圧縮と圧縮解除が自動で行われます。ユーザーが手動で圧縮を行う必要はなく、ドキュメントの解凍を要求されることもありません。
ファイルの圧縮によってドキュメント内の画像の品質は低下しますか。
いいえ。ZIP 圧縮技術では画像は圧縮されません。
新しいファイル形式を変更したり、カスタマイズしたりすることはできますか。
新しい Office XML 形式には、カスタム定義のスキーマを含めることができます。これにより、Microsoft Office Word 文書や Microsoft Office Excel スプレッドシートを Word 形式または Excel 形式に変換しなくても、それらの内部に XML データを格納できます。カスタム定義のデータは、ネイティブな構造でファイル内に格納されます。
Office XML 形式によって、ビジネス ワークフローは影響を受けますか。たとえば、Microsoft Office ドキュメントからのデータの流出を独自の規則に基づいて防止する方法はありますか。
ワークフローは確かに 2007 Microsoft Office リリースにとって重要な課題ですが、詳細について深く論じるには時期尚早です。進展があれば、改めてお知らせします。
新しいファイル形式はセキュリティの強化に有効ですか。XML ベースのウイルスが作成される危険はありませんか。
新しい Office XML 形式では、ファイルの埋め込みコードやマクロを簡単に特定して分離できるという点で、セキュリティが強化されています。コードやマクロの実行が許可されていないファイルでは、埋め込まれたコードがすべて無視されます。埋め込みコードのインスタンスを分離し、管理者が許可した状況でのみ実行することで、セキュリティが強化されます。
Office XML 形式はパスワード保護に対応していますか。
新しい Office XML 形式では、現在の Microsoft Office 製品と同じような機能を使用してパスワードで保護できます。ユーザーは、ドキュメントにパスワードを追加して、ファイルが開かれたり編集されたりするのを防ぐことができます。
マクロ有効ファイルの管理について、セキュリティ上の利点はありますか。
はい。新しい Office XML 形式では、ファイルの埋め込みコードやマクロを簡単に特定して分離できるという点で、セキュリティが強化されます。ファイルのコードやマクロは実行されず、埋め込まれたコードは無視されます。埋め込みコードのインスタンスを分離し、管理者が許可した状況でのみ実行することで、セキュリティが強化されます。
企業で新しいファイル形式を使用する場合、Microsoft Office アプリケーションでマクロが実行されるのを防ぐことはできますか。
はい。Office XML 形式では、ドキュメントに格納された埋め込みコードやマクロは実行されません。
ページの先頭へ
準備と展開
ファイル形式の変更に備える顧客やパートナーのために、マイクロソフトではどのような支援を行っていますか。
マイクロソフトでは、新しいファイル形式が以前のリリースの Microsoft Office 製品との互換性を維持し、次のリリースの Microsoft Office system 製品が現在のファイル形式を完全にサポートするように努力しています。顧客とパートナーのために、展開ツール、リソース、およびサポート体制の構築を進めています。スムーズな移行を実現するため、製品の提供に先立ってファイル形式の仕様を公開し、実際にファイルを受け取ったり作成したりする前に、顧客、パートナー、および開発者がファイル形式を調査できるようにします。
2007 Microsoft Office リリースの既定のファイル形式を変更することはできますか。
はい。既定のファイル形式は、個々のユーザーが Microsoft Office をインストールするとき、または IT プロフェッショナルがグループに展開するときに変更できます。
ユーザーが既定のファイル形式を選択することはできますか。
はい。ソフトウェアのインストール後に、既定で使用するファイル形式を変更できます。また、Microsoft Office Word、Microsoft Office Excel、または Microsoft Office PowerPoint で個々のドキュメントを保存するときに、使用するファイル形式を選択することもできます。
IT プロフェッショナルが XML 以外のファイル形式を既定のファイル形式として選択することはできますか。
はい。既定のファイル形式は、IT 部署による展開時に別のファイル形式に変更できます。また、アプリケーションのインストール後に、個々のユーザーが既定のファイル形式を変更することもできます。
展開時に、複数のユーザーに対して既定のファイル形式を設定できますか。
はい。組織では、従業員が使用する既定のファイル形式をインストール中に設定できます。
2007 Microsoft Office リリースをインストールした後でも、既定のファイル形式を変更できますか。
はい。2007 リリースをインストールした後で、Microsoft Office Word、Microsoft Office Excel、または Microsoft Office PowerPoint で既定のファイル形式として使用するファイル形式を選択できます。
サード パーティのソフトウェア ベンダがこの新しいファイル形式を使用することはできますか。
はい。製品の提供に先立って、ファイル形式の仕様を一般に公開する予定です。その結果、ソリューション プロバイダや開発者は、Office XML 形式の仕様書を無償のライセンスに従って入手できます。サード パーティの開発者は、マイクロソフトに対価を支払うことなく、このファイル形式を自社ソリューションに統合できます。
ページの先頭へ
Microsoft Office 2003 の XML サポートについてよく寄せられる質問
ユーザーや企業にとって、現在の Microsoft Office System の XML にはどのような利点がありますか。
XML を使用すると、企業では、プラットフォームに関係なく、組織で必要とされるときに任意の用途で再利用できる形式で情報を記録できます。Microsoft Office System の XML サポートを基盤として利用することで、組織全体のデータ フローを改良し、独自のビジネス プロセスと生産性ソリューションを作成して、インフォメーション ワーカーの業務に役立てることができます。
たとえば、デスクトップで情報の作成や記録を行うインフォメーション ワーカーは、XML を通して主要なビジネス プロセスと直接接続できるようになり、それらのプロセスの管理を効率化し、分散システムに情報を再入力する必要性を減らすことができます。同様に、XML を使用すると、現在はバックエンド システムに保存されている情報を解放し、使い慣れた Microsoft Office アプリケーションを使用して、その情報をデスクトップで処理したり、別の用途に使用したりできます。
Microsoft Office 2003 で使用されるファイル形式は、マイクロソフトが独自に手を加えた XML ではないのですか。
Office 2003 の XML サポートは業界標準に基づいています。業界標準の XML は、次の 2 つの形でサポートされています。
この XML ベースの情報を表示するために、他のユーザーも Microsoft Office 2003 を使用する必要がありますか。
その必要はまったくありません。この XML ベースの情報は業界標準の XML に完全に基づいているため、XML とカスタム定義のスキーマをサポートするアプリケーションであれば、どのアプリケーションでもドキュメントを処理できます。
リファレンス スキーマとカスタム定義のスキーマの違いは何ですか。マイクロソフトが両方をサポートする利点は何ですか。
これらの違いは、スキーマが何を表しているかという点にあります。以前にリリースされた Microsoft Office Excel 2003、Microsoft Office Word 2003、Microsoft Office InfoPath 2003、および Microsoft Office Visio 2003 のリファレンス スキーマは、当時の表現を借りるなら "表示指向" スキーマです。つまり、情報の外観と表示方法 (Visio の図がどのようにユーザーの目に映るかなど) を記述することが主な目的です。
一方、カスタム定義のスキーマは、一般にデータ指向スキーマと呼ばれるものを意図しています。他のマークアップ言語と同様に、XML では、タグを使用してドキュメント内の各要素を定義します。XML タグは、ドキュメント構造の要素と、それらの要素の意味を定義します。したがって、XML は、単に外観を定義するだけでなく、ドキュメント構造とコンテンツを定義するためにも使用できます。Office System の XML インフラストラクチャでは、"カスタム定義" のスキーマがサポートされ、ユーザーが独自のスキーマを定義または作成したり、業務プロセスを通してスキーマを定義したりできます。
ページの先頭へ