発行済みフォーム テンプレートを変更するには、作業用のフォーム テンプレートのコピーを変更し、その作業用コピーを元の発行場所に再発行します。
この記事の内容
概要
発行済みフォーム テンプレートを変更する前に、変更によって、そのフォーム テンプレートを基にした既存のフォームにどのような影響があるかを考慮しておきます。たとえば、フォーム テンプレートのデータ ソース (データ ソース : InfoPath フォームのデータを定義および格納するフィールドとグループの集まり。フォーム内のコントロールは、データ ソースのフィールドとグループにバインドされます。)を変更すると、そのフォーム テンプレートに基づいた既存のフォームのデータが永久に失われる可能性があります。
フォーム テンプレートに次の変更を行うと、データが失われる可能性があります。
- 繰り返しフィールドまたは繰り返しグループから繰り返しでないフィールドまたはグループへの変更
- リッチ テキスト フィールド (リッチ テキスト フィールド : テキストだけでなく書式とグラフィックス (埋め込みオブジェクトなど) を表示できるフィールドです。)のデータ型の変更
- データ ソースのフィールドまたはグループの名前変更、移動、または削除
メモ フォーム テンプレートからコントロールを削除すると、そのコントロールにバインドされているフィールドまたはグループ、およびそのフィールドまたはグループにあるデータはデータ ソースに残ります。ただし、フィールドまたはグループにバインドされているコントロールを削除しているので、そのフィールドまたはグループにあるデータはフォーム上には表示されません。フォーム テンプレートからコントロールを削除したときに、削除したコントロールにバインドされているフィールドまたはグループにあるデータを表示するには、別のコントロールをフォーム テンプレートに追加し、その新しいコントロールを既存のフィールドまたはグループにバインドします。
発行済みのフォーム テンプレートを変更するには、最初にそのフォーム テンプレートの作業用コピーを変更します。作業用コピーは作業中のコンピュータまたは Microsoft Visual SourceSafe のようなバージョン コントロール プログラムに保存されています。作業用コピーを変更した後は、発行場所に再発行できます。フォーム テンプレートの作業用コピーがない場合に、Microsoft Windows SharePoint Services を実行しているサーバーのドキュメント ライブラリまたは共有ネットワーク フォルダにフォーム テンプレートを発行したとき、フォーム テンプレートのコピーを発行場所からコンピュータに保存できます。この保存したコピーが作業用コピーになります。この作業用コピーを変更して、元の発行場所に再発行することができます。変更したフォーム テンプレートを元の発行場所に発行すると、最初に発行されたフォーム テンプレートは、変更されたフォーム テンプレートで上書きされます。
フォーム テンプレートの発行は、フォーム テンプレートの保存とは異なります。フォーム テンプレートを発行する際は、発行ウィザードによって発行先や処理手順などの情報がそのフォーム テンプレートに追加されるため、このフォーム テンプレートに基づいて作成されたフォームを他のユーザーが開くことができます。一方、フォーム テンプレートを保存する場合は、コンピュータにファイルを保存する場合と同様に、フォーム テンプレートのコピーだけが保存されます。他のユーザーがフォーム テンプレートに情報を入力できるようにする場合は、必ず発行ウィザードを使用する必要があります。
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フォーム テンプレートの作業用コピーを取得する
ドキュメント ライブラリまたは共有ネットワーク フォルダに発行されているフォーム テンプレートを変更する場合に、フォーム テンプレートの作業用コピーがないときは、フォーム テンプレートの作業用コピーを発行場所からコンピュータに保存できます。
ヒント フォーム テンプレートの作業用コピーを管理するには、Microsoft Visual SourceSafe のようなバージョン コントロール プログラムを使用することもできます。
フォーム テンプレートのコピーをドキュメント ライブラリからコンピュータに保存する
- Web ブラウザで、フォーム テンプレートの発行先のドキュメント ライブラリを開きます。
- [設定] メニューの [設定] をクリックし、[フォーム ライブラリの設定] をクリックします。
- [全般設定] の [詳細設定] をクリックします。
- [ドキュメントのテンプレート] の [テンプレートの編集] をクリックします。
フォーム テンプレートが Microsoft Office InfoPath で開きます。
- [Microsoft Office InfoPath] ダイアログ ボックスの [はい] をクリックします。
- [ファイル] メニューの [名前を付けて保存] をクリックします。
- [Microsoft Office InfoPath] ダイアログ ボックスの [OK] をクリックします。
- [名前を付けて保存] ダイアログ ボックスで、フォーム テンプレートのコピーの保存先を指定し、[保存] をクリックします。
フォーム テンプレートのコピーを共有ネットワーク フォルダからコンピュータに保存する
- [ファイル] メニューの [フォーム テンプレートのデザイン] をクリックします。
- [フォーム テンプレートを開く] の [自分のコンピュータ上] をクリックします。
- 発行済みのフォーム テンプレートが保存されている共有ネットワーク フォルダに移動し、目的のフォーム テンプレートをクリックしてから [開く] をクリックします。
- [ファイル] メニューの [名前を付けて保存] をクリックします。
- [Microsoft Office InfoPath] ダイアログ ボックスの [OK] をクリックします。
- [名前を付けて保存] ダイアログ ボックスで、フォーム テンプレートの作業用コピーの保存先としてオリジナルの発行先以外の場所を選択し、[保存] をクリックします。
メモ フォーム テンプレートは、フォーム テンプレートを最初に発行した共有ネットワーク フォルダに保存しないでください。フォーム テンプレートを共有ネットワーク フォルダに保存すると、既存のフォーム テンプレートが上書きされます。既存のフォーム テンプレートを上書きしてしまうと、このフォーム テンプレートに基づいた既存のフォームをユーザーが開けなくなる可能性があります。
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変更したフォーム テンプレートをドキュメント ライブラリに再発行する
ドキュメント ライブラリに最初に発行されたフォーム テンプレートの作業をしている場合は、フォーム テンプレートの作業用コピーに必要な変更を加えた後、ドキュメント ライブラリに再発行することができます。
- [ファイル] メニューの [発行] をクリックします。
- 発行ウィザードで、[InfoPath Forms Services をインストール済み/未インストールの SharePoint サーバーへ] をクリックし、[次へ] をクリックします。
- ウィザードの次のページで、フォーム テンプレートを最初に発行した SharePoint サイトの場所を入力し、[次へ] をクリックします。
- ウィザードの次のページの [ドキュメント ライブラリ] をクリックして、[次へ] をクリックします。
- ウィザードの次のページの [既存のドキュメント ライブラリのフォーム テンプレートを更新する] をクリックします。次に、フォーム テンプレートを最初に発行したドキュメント ライブラリをクリックして、[次へ] をクリックします。
- ドキュメント ライブラリの既定のビューの列として表示するフォーム テンプレートのフィールドを選択します。
その方法は?
- [追加] をクリックします。
- ドキュメント ライブラリに列として追加するフィールドを選択し、次のいずれかの操作を行います。
- 列の名前を [列名] ボックスに入力します。
- [サイト内の列のグループ] ボックスの一覧でサイト内の列を選択し、[列名] ボックスの一覧で名前を選択してから、[OK] をクリックします。
メモ ドキュメント ライブラリでのデータ表示用に繰り返しフィールドを選択した場合は、ドキュメント ライブラリ内でこのフィールドをどのように表示するかを、[関数] ボックスの一覧で適切な値をクリックして定義できます。フィールド内の最初の値、最後の値、フィールドの出現回数を表示するかどうか、また、すべての値を結合するかどうかを選択できます。
- [OK] をクリックします。
ドキュメント ライブラリの列にデータを表示する方法については、[参照] に掲載されているリンクを参照してください。
- ウィザードの次のページの [発行] をクリックします。
フォーム テンプレートが発行されたら、ウィザードの最後のページで確認メッセージが表示されます。
- 次のいずれかの操作を行います。
- ドキュメント ライブラリを開いて、フォーム テンプレートに基づいたフォームに入力する処理をテストするには、[このドキュメント ライブラリを開く] チェック ボックスをオンにして、[閉じる] をクリックします。ドキュメント ライブラリが Web ブラウザで開きます。リスト ツールバーの [新規] をクリックすると、このフォーム テンプレートに基づいたフォームが InfoPath で開きます。
ヒント フォーム テンプレートが入力用に使用可能であることをユーザーに通知する場合は、フォーム テンプレートを発行したドキュメント ライブラリへのリンクを電子メールで知らせます。
- フォームとフォーム テンプレートを添付した電子メール メッセージをユーザーに送信するには、[電子メールの宛先にフォームを送信する] チェック ボックスをオンにし、[閉じる] をクリックします。
本文にフォームが配置された電子メール メッセージが開くので、必要な情報を入力してユーザーに送信します。Microsoft Office Outlook 2007 を使用しているユーザーは、このメッセージを開いてそのままフォームに記入できます。以前のバージョンの Outlook または他の電子メール アプリケーションを使用しているユーザーには、フォームとフォーム テンプレートがメッセージの添付ファイルとして送信されます。この場合、ユーザーはフォーム テンプレートの添付ファイルを開いて、そのテンプレートをコンピュータにインストールできます。その後、フォームの添付ファイルを開き、InfoPath でフォームに記入できます。
ヒント 電子メール メッセージの [備考] ボックスに、信頼されている送信元から送られた添付ファイル以外は開かないように指示するメッセージを入力してください。
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変更したフォーム テンプレートを共有ネットワーク フォルダに再発行する
共有ネットワーク フォルダに最初に発行されたフォーム テンプレートの作業をしている場合は、フォーム テンプレートの作業用コピーに必要な変更を加えた後、共有ネットワーク フォルダに再発行することができます。
- [ファイル] メニューの [発行] をクリックします。
- 発行ウィザードの [ネットワークの場所へ] をクリックし、[次へ] をクリックします。
- ウィザードの次のページの [参照] をクリックします。
- フォーム テンプレートを最初に発行した共有ネットワーク フォルダを参照し、フォーム テンプレートの名前をクリックして、[OK] をクリックします。
- ウィザードの次のページで、[フォーム テンプレートの名前] ボックスのパスとフォーム テンプレートの名前が正しいことを確認して、[次へ] をクリックします。
- パブリックな Uniform Resource Locator (URL) (Uniform Resource Locator (URL) : プロトコル (HTTP や FTP など) を指定し、インターネットやイントラネット上のオブジェクト、ドキュメント、Web ページ、その他のリンク先の場所を指定するアドレス。たとえば、http://www.microsoft.com/ などです。) のような共有ネットワーク フォルダの代替パスがある場合は、ウィザードの次のページのボックスに入力します。
- [次へ] をクリックします。
- ウィザードの次のページの [発行] をクリックします。
フォーム テンプレートが発行されたら、ウィザードの最後のページで確認メッセージが表示されます。
- 次のいずれかの操作を行います。
- ドキュメント ライブラリを開いて、フォーム テンプレートに基づくフォームに入力する処理をテストするには、[このドキュメント ライブラリを開く] チェック ボックスをオンにして、[閉じる] をクリックします。ドキュメント ライブラリが Web ブラウザで開きます。[設定] メニューの [新規] をクリックすると、このフォーム テンプレートに基づいたフォームが InfoPath で開きます。
ヒント フォーム テンプレートが入力用に使用可能であることをユーザーに通知する場合は、フォーム テンプレートを発行したドキュメント ライブラリへのリンクを電子メールで知らせます。
- フォームとフォーム テンプレートを添付した電子メール メッセージをユーザーに送信するには、[電子メールの宛先にフォームを送信する] チェック ボックスをオンにし、[閉じる] をクリックします。
本文にフォームが配置された電子メール メッセージが開くので、必要な情報を入力してユーザーに送信します。Microsoft Office Outlook 2007 を使用しているユーザーは、このメッセージを開いてそのままフォームに記入できます。以前のバージョンの Outlook または他の電子メール アプリケーションを使用しているユーザーには、フォームとフォーム テンプレートがメッセージの添付ファイルとして送信されます。この場合、ユーザーはフォーム テンプレートの添付ファイルを開いて、そのテンプレートをコンピュータにインストールできます。その後、フォームの添付ファイルを開き、InfoPath でフォームに記入できます。
ヒント 電子メール メッセージの [備考] ボックスに、信頼されている送信元から送られた添付ファイル以外は開かないように指示するメッセージを入力してください。
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