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フォーム テンプレートのレイアウトの概要
 

Microsoft Office InfoPath フォーム テンプレートをデザインする場合、フォーム テンプレート上に要素をレイアウト、つまり配置する方法を考慮する必要があります。

通常は、入力するユーザーがフォーム内を論理的に移動できるように、フォーム テンプレートのさまざまな部分を編成する必要があります。また、架空のグリッドの水平線と垂直線に沿ってテキスト ボックス、チェック ボックス、およびその他の要素を配置することをお勧めします。レイアウト用の表 (レイアウト用の表 : テキストやコントロールなど、フォームの内容の配置に使用するセルの集合。)を使用すると、グリッドの罫線を定義して、要素をフォーム テンプレートに配置できます。

この記事の内容


レイアウト用の表と [レイアウト] 作業ウィンドウ

フォーム テンプレートは、視覚効果が高く、他のユーザーにも使いやすいようにデザインするのが理想です。レイアウト用の表を使用すると、この 2 つの目標を達成するのに役立ちます。

[レイアウト] 作業ウィンドウには、フォーム テンプレートのビジュアルな構造の作成に使用できる、あらかじめデザインされたレイアウト用の表のコレクションが用意されています。

[レイアウト] 作業ウィンドウ

レイアウト用の表は他の表に似ていますが、レイアウトのみに使用され、データの表示には使用されません。また、他の表と異なり、既定ではレイアウト用の表には罫線がありません。フォーム テンプレートをデザイン モードでデザインするときに、表内で作業していることがわかるように、レイアウト用の表の罫線が破線で表示されます。ただし、ユーザーがフォーム テンプレートに基づくフォームに入力するときには、その罫線は表示されません。

レイアウト用の表を使用すると、特にコントロールの整理、セクションの分離、ヘッダー セクションおよびフッター セクションの作成、ロゴやその他のグラフィックスの保持が可能です。

次の使用例では、レイアウト用の表を使用して、フォーム テンプレートのセクション (セクション : 他のコントロールを含んだ、フォーム上のコントロール。)内のテキスト ボックスを編成します。


フォーム テンプレートのセクション内のレイアウト用の表

コールアウト 1 このレイアウト用の表には 2 つの行があります。
コールアウト 2 2 行目には 3 つの列があります。中央の列は、間隔の調整にのみ使用されます。


レイアウト用の表から挿入した列および行を追加または削除するには、作業ウィンドウの [セルの結合と分割] の一覧にある任意のオプションをクリックします。[レイアウト] 作業ウィンドウのレイアウト用の表が目的に合わない場合、必要な数の行と列があるユーザー定義のレイアウト用の表を挿入できます。

[レイアウト] 作業ウィンドウを使用すると、スクロール領域 (スクロール領域 : 他のコントロールを含み、垂直方向または水平方向のスクロール バーを表示できるコントロール。スクロール領域は、レイアウト用にのみ使われ、データ ソース内のフィールドやグループにはバインドされません。)と横方向領域 (詳細については、次のセクションを参照) をフォーム テンプレートにすばやく挿入することもできます。

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レイアウト関連のコントロール

レイアウト用の表以外に、セクションや繰り返しセクション (繰り返しセクション : フォーム上のコントロールで、他のコントロールを含み、必要に応じて繰り返されます。ユーザーはフォームへの入力時に複数のセクションを挿入できます。)などのレイアウト関連のコントロールを使用すると、フォーム テンプレートのデザインに役立ちます。レイアウト関連のコントロールをフォーム テンプレートに挿入すると、実質的には他のコントロールを格納するための空のコンテナを挿入していることになります。

次の表に、レイアウトの目的に最もよく使用されるコントロールの簡単な説明を示します。

コントロール 説明
セクション 他のコントロールを格納するコントロールです。たとえば、保険金請求書フォーム テンプレートでは、セクションを使用して、保険契約者から連絡先情報を収集するために使用される一連のテキスト ボックスをグループ化できます。
省略可能セクション 他のコントロールを格納するコントロールで、ユーザーが追加するまではフォームに表示されません。たとえば勤務評価のフォームで、目標設定に関するセクションは社内の全従業員が使用できるが、指導目標に関する省略可能セクションは管理者のみが追加を選択するなどの場合に使用します。
繰り返しコントロール ユーザーが入力時にフォームのコンテンツを拡大でき、一連の項目から必要な数だけを表示できる、繰り返しセクションまたは繰り返しテーブル (繰り返しテーブル : フォーム上のコントロールで、表形式の他のコントロールを含み、必要に応じて繰り返されます。ユーザーは、フォームへの入力時に複数の行を挿入できます。)などのコントロールです。たとえば、繰り返しテーブルを使用すると、経費報告書フォーム テンプレートの項目ごとの費用を収集できます。
スクロール領域 他のコントロールを格納し、スクロール バーを使って表示領域の外にある情報をスクロールして見ることができる、サイズ固定のコントロールです。スクロール領域は、フォーム テンプレートのセクションに多くのデータが含まれ、ユーザーがそのすべてを同時に見る必要がない場合に便利です。たとえば、繰り返しテーブルを使用してデータベースの多くのレコードを表示する場合、繰り返しテーブルをスクロール領域内に挿入すると、ある時点では数レコードのみを表示するようにできます。スクロール領域はレイアウトの目的のみで使用されるため、データ ソースのフィールドまたはグループにはバインドされません。ブラウザ互換フォーム テンプレート (ブラウザ互換フォーム テンプレート : 特定の互換モードを使用して InfoPath で作成されたフォーム テンプレート。ブラウザ互換フォーム テンプレートは、InfoPath Forms Services を実行しているサーバーに発行されるとブラウザ対応にすることができます。)では、スクロール領域はサポートされていません。
横方向領域 他のコントロールを格納し、フォーム テンプレートに横方向に並べて配置できるコントロールです。たとえば、複数の横方向領域を隣り合わせで配置する場合、画面のサイズを変更すると、領域は次の行に折り返されます。横方向領域はレイアウトの目的のみで使用されるため、データ ソースのフィールドまたはグループにはバインドされません。ブラウザ互換フォーム テンプレートでは、横方向領域はサポートされていません。
選択肢グループ 相互に排他的な選択肢をユーザーに表示するコントロールです。選択肢グループには選択肢セクション (選択肢セクション : 他のコントロールを含み、相互に排他的な選択肢のセットの 1 つの選択肢を示すために使われるコントロール。ユーザーは、フォームの入力時に、選択肢セクションを別の選択肢セクションに置き換えることができます。)が含まれ、そのセクションの 1 つがフォーム内に既定の選択肢として表示されます。選択肢セクションには他のコントロールも含まれます。たとえば、従業員情報フォーム テンプレートの住所情報を、選択肢セクションを含む選択肢グループとして設定できます。各選択肢セクションには、特定の国または地域用の正しい住所の構文を使用したコントロールが含まれます。従業員がフォーム テンプレートに基づくフォームに入力する場合、既定の住所セクションを、自分の国または地域に適用されるセクションに置き換えることができます。

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レイアウトのヒント

次のヒントを使用すると、レイアウト用の表とレイアウト関連のコントロールの外観、サイズ、およびその他の側面を微調整するのに役立ちます。

  • 新しい空のフォーム テンプレートをデザインする場合、フォーム テンプレートのレイアウトを決定してから、フォームのデザインを開始することをお勧めします。レイアウトを予想するのが難しい場合は、まずデザインのアイデアを紙にスケッチしてみます。Microsoft Office Visio などのプログラムを使用して、アイデアを洗練し、フォーム テンプレートのユーザー インターフェイスの模擬表示を作成することもできます。アイデアを念頭に置いて、[レイアウト] 作業ウィンドウからあらかじめデザインされたテーブルを挿入し、必要に応じてカスタマイズできます。
  • デザイン モードでは、レイアウト用の表の罫線は、個別の行と列が表示されるように破線で表されます。ユーザーがフォーム テンプレートに基づくフォームに入力するときには、これらのグリッド線は非表示です。これにより、デザインがより見やすく、整理された状態になります。デザイン モードでグリッド線を非表示にするには、[] メニューの [グリッド線の非表示] をクリックして、グリッド線をオフにできます。
  • 既定では、InfoPath はレイアウト用の表とレイアウト関連のコントロール (セクション、スクロール領域など) を、印刷ページの幅に合わせて挿入します。この既定の設定を変更するには、[表示] メニューの [ビューのプロパティ] をクリックします。[全般] タブの [レイアウトの設定] で、[このフォーム テンプレートでユーザー設定レイアウトを使用する] チェック ボックスをオンにし、[ユーザー設定レイアウトの幅] ボックスに別の数値を入力します。
  • レイアウト用の表とレイアウト コントロールにユーザー設定レイアウトの幅を指定する場合、フォーム テンプレートの印刷可能領域の幅よりも広くならないようにしてください。印刷ページの幅がどの程度になるか、つまりフォーム テンプレート上のコンテンツがページ内に収まるかどうかをすばやく確認するには、[表示] メニューの [ページの幅ガイド] をクリックします。このコマンドをクリックすると、画面の右側に縦の破線でガイドが表示されます。このガイドは、コンピュータで通常使うプリンタに基づいて、印刷ページの右余白を示します。
  • レイアウト コントロールまたはレイアウト用の表の罫線または色を変更するには、変更するコントロールまたは表をクリックします。[表示形式] メニューの [罫線と網かけの設定] をクリックし、必要な調整を行います。
  • 既定では、レイアウト用の表はフォーム テンプレートに左揃えで配置されます。表全体を中央揃えまたは右揃えにするには、表を選択します。[] メニューの [表のプロパティ] をクリックし、[] タブの [中央揃え] または [右揃え] をクリックします。
  • セル内のスペースとは、セルの周囲にある余白のサイズです。セルとセル内のテキストの間のバッファ領域と考えることができます。通常は、スペースを調整すると、Enter キーを押して余白を広げる場合よりも細かく間隔調整ができます。セル内のスペースを調整するには、[表のプロパティ] ダイアログ ボックスの [セル] タブでオプションを選択します。

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