Microsoft Office InterConnect 2007 では、ユーザー インターフェイスを含め、さまざまな機能がより使いやすく変更されています。その一方で、InterConnect 2004 を使い慣れていた方にとっては、日常的に利用していた機能やコマンドが見つけにくい場合もあります。このトピックでは、InterConnect 2004 で利用できた機能を InterConnect 2007 でどのように再現するかについて説明します。また、InterConnect 2007 で可能になった操作についても紹介します。
[最新情報] ビュー
- InterConnect 2007 では [最新情報] ビューがなくなり、その機能の一部は [記録帳] ビューと [連絡先] ビューに引き継がれました。
- [本日の連絡先] はなくなりました。InterConnect 2007 では、[記録帳] ビューのカレンダーで日付をクリックしたり、検索バーの [フィルタ] タブで日付の範囲を指定することによって、イベントや連絡先を確認することができます。
- [未対応の受信アイテム] はなくなりました。InterConnect 2007 では、送受信アイテムはすべて [記録帳] ナビゲーション ウィンドウの [すべての記録] ウィンドウに含まれます。[受信アイテム] をクリックして、受信アイテムの一覧を表示します。未対応の受信アイテムは太字で表示されます。また、未対応の受信アイテムがあるときは、[受信アイテム] が太字で表示され、後ろにその件数が示されます。検索バーの [フィルタ] をクリックし、「[種類] が [未対応] の記録」という条件でフィルタを実行すると、未対応の受信アイテムだけを表示することができます。
- [名刺ホルダ] を表示するには、[連絡先] ナビゲーション ウィンドウの [表示オプション] ウィンドウで、[名刺] を選択します。連絡先の氏名と名刺が名前一覧に表示されます。名刺をインポートしていない連絡先についても、既定の名刺デザインにプロファイル情報が表示されます。
- [お勧めアクション] はなくなりました。お勧めアクションの [名刺の返信] アイテムに相当する機能として、InterConnect 2007 では、自分の名刺を送信すると、自動的に "名刺: <名刺デザイン名>" というカテゴリが作成され、名刺の宛先に指定した連絡先が追加されます。名刺を変更した場合は、名刺の [送信] ダイアログ ボックスで [宛先] ボタンをクリックし、[連絡先の選択] ダイアログ ボックスでそのカテゴリを選択することによって、名刺を送信したことのある連絡先に対して、新しい名刺をすばやく送信することができます。
- [作業の開始] ウィンドウはなくなりました。
[連絡先情報] ナビゲーション ウィンドウ
- InterConnect 2007 では、[連絡先情報] ビューは [連絡先] ビューという名前に変更され、機能も大幅に拡張されています。[連絡先] ナビゲーション ウィンドウの [表示オプション] ウィンドウを使用すると、名前一覧の連絡先の表示方法を切り替えることができます。
- [すべての連絡先] は、[連絡先] ナビゲーション ウィンドウの [連絡先] ウィンドウに表示されます。このウィンドウには、連絡先だけでなく、マイ プロファイルの一覧も表示されます。
- [最近追加された連絡先] はなくなりましたが、検索バーの [フィルタ] タブで日付の範囲とアクションを指定することによって、同じ結果を得ることができます。
- [グループ] ウィンドウは、[カテゴリ] ウィンドウという名前に変更されました。InterConnect 2007 では、連絡先だけでなく、記録アイテムも共通のカテゴリに分類することができます。
名前一覧
- 名前一覧については、名前一覧の連絡先の表示オプション、連絡先の検索とフィルタ、名前一覧の全体表示などの機能が追加され、必要な連絡先をよりすばやく見つけることができるようになりました。
情報シート
- InterConnect 2004 の情報シートは、[詳細情報] ウィンドウの一部として扱われ、シートの数も増えています。また、記録帳のデータとのリンクがより密接なものになっています。
- [基本情報] シートは、[連絡先/住所] シートという名前に変更されました。[名刺] セクションは、独立して [詳細情報] ウィンドウの上部分に表示されます。また、[備考] / [自己紹介] セクションは、[関係サマリー] シートに移動しました。
- [交際情報] シートはなくなりました。これは、InterConnect 2007 で交際情報 (交際アイテム) の概念が見直され、記録 (アイテム) として生まれ変わったためです。新しく追加された [記録帳] シートには、[記録帳] ビューと同じアイテム一覧が表示され、[記録帳] ビューと同じように編集などを行うことができます。
- [関係/経歴] シートは、[関係サマリー] シートと [職歴/経歴] シートに分割されました。InterConnect 2004 の [関係] セクションは、[関係サマリー] シートの [関係のある連絡先] セクションに相当します。[関係サマリー] シートには、これ以外にも、記録、経歴、会社などによって整理された連絡先の関係が表示されます。また、従来の [経歴] セクションは、新しい [職歴/経歴] シートの [職歴] および [経歴] セクションに分割されています。[職歴/経歴] シートには、これ以外に [名刺の履歴] セクションがあります。
- [コミュニケーション] シートからは、[ドキュメント] セクションが [ドキュメント] シートとして独立し、関連ドキュメントだけでなく、Outlook の連絡先や電子メールに添付されたドキュメントも確認できるようになりました。
[交際記録] ナビゲーション ウィンドウ
- InterConnect 2007 では、交際情報 (交際アイテム) の概念を一新し、記録 (アイテム) として定義しています。記録アイテムには、従来の "慶事" や "イベント" などのジャンルはなく、どんなことでも自由に書き記すことのできる媒体となっています。記録アイテムの集合体を記録帳と呼ぶことから、[交際記録] ビューの名前も [記録帳] ビューに変更されました。
- [InterConnect からのお勧め] ウィンドウ はなくなりました。お勧めアクションの [名刺の返信] アイテムに相当する機能として、InterConnect 2007 では、自分の名刺を送信すると、自動的に "名刺: <名刺デザイン名>" というカテゴリが作成され、名刺の宛先に指定した連絡先が追加されます。名刺を変更した場合は、名刺の [送信] ダイアログ ボックスで [宛先] ボタンをクリックし、[連絡先の選択] ダイアログ ボックスでそのカテゴリを選択することによって、名刺を送信したことのある連絡先に対して、新しい名刺をすばやく送信することができます。
- [送受信アイテム] ウィンドウ の内容は、[すべての記録] ウィンドウに表示されます。[すべての記録] ウィンドウには、送受信アイテムだけでなく、すべての記録アイテムが含まれる [私の記録帳] が追加されています。
- [交際履歴] ウィンドウ はなくなりました。アイテムのジャンルが撤廃された代わりに、記録アイテムを連絡先と同じカテゴリに分類できるようになりました。
フォーム
- InterConnect 2007 では、フォームという概念が撤廃され、すべての記録アイテムを同じ形式で扱うようになりました。日時や名刺を挿入することで、InterConnect 2004 の各種フォームに相当する結果が得られます。また、記録アイテムは、他の InterConnect ユーザーに送信するだけでなく、Microsoft Office Word 文書や Web ページとして保存したり、ブログや電子メールに発行したり、Microsoft Office Outlook の仕事や予定表にエクスポートしたりすることができます。次に、主なフォームの機能を InterConnect 2007 で再現するためのヒントを紹介します。
- [慶事]、[弔事]、[イベント]、および [メモ] アイテムに相当する記録アイテムを作成する場合は、対象者、参加者、関係者、場所などをすべて [連絡先] ボックスに入力します。イベントの開始/終了の日時を指定するには、アイテムの下部にある [挿入] をクリックし、[日付] をクリックします。[自分の名刺] や [他人の名刺] をクリックすると、場所などの名刺を挿入することができます。その他の情報は、すべて [連絡先] ボックスの下のボックスに入力します。アイテムを送信するには、アイテムの下部にある [保存] の右端の下矢印をクリックし、[送信] をクリックします。アイテムを保存すると、[私の記録帳] に追加され、連絡先の [記録帳] シートにも表示されます。
- [関係] アイテムは、記録アイテムとしてではなく、連絡先情報の一部になります。InterConnect 2004 の [関係] アイテムの情報は、連絡先の [関係サマリー] シートの [関係のある連絡先] セクションに表示されます。ただし、日付と備考は削除されます。また、"その他" の関係は引き継がれますが、関係の一覧には追加されませんので、同じ関係を使用する場合は、関係名を新しく追加してください。連絡先との関係を指定するには、このセクションの下部にある [連絡先の追加] をクリックして関係者を追加し、その連絡先ブロックの下にある関係 (既定では [知人]) をクリックして関係を編集します。
- [経歴] アイテムは、記録アイテムとしてではなく、連絡先情報の一部になります。InterConnect 2004 の [経歴] アイテムの情報は、連絡先の [職歴/経歴] シートの [職歴] および [経歴] セクションに分かれて表示されます。連絡先の職歴や経歴を指定するには、各セクションの下部にある [職歴の追加] または [経歴の追加] をクリックします。
- [紹介依頼]、[連絡先一覧の提供依頼] アイテムに相当する記録アイテムを作成する場合、キーワードにする氏名を [連絡先] ボックスに、その他のキーワードは件名や本文として入力します。備考などの内容も本文に入力します。期日を指定するには、アイテムの下部にある [挿入] をクリックし、[日付] をクリックします。アイテムを送信するには、アイテムの下部にある [保存] の右端の下矢印をクリックし、[送信] をクリックします。アイテムを保存すると、[私の記録帳] に追加され、連絡先の [記録帳] シートにも表示されます。受信した紹介依頼のアイテムは、Outlook の予定表にエクスポートしておくと便利です。
- [連絡先の詳細情報] アイテムに相当する記録アイテムを作成する場合は、詳細情報を送信する連絡先を名前一覧で選択し、[ファイル] メニューの [送信] をクリックします。宛先、件名、メモなどを入力し、[プロファイル情報の追加]、[関連情報の追加]、および [一覧から削除] ボタンを使用して、送信する情報を指定します。アイテムを送信すると、[私の記録帳] に追加され、連絡先の [記録帳] シートにも表示されます。操作の詳細については、「連絡先の詳細情報を送信する」を参照してください。
- [連絡先一覧] アイテムに相当する記録アイテムを作成することはできませんが、名前一覧の上部にある検索バーを使用して抽出した連絡先の一覧を Microsoft Office Excel にエクスポートして、そのファイルを送信することができます。受信した相手は、その Microsoft Office Excel ファイルを印刷するほかに、InterConnect でインポート ([ファイル] - [インポート] - [連絡先]) することができます。InterConnect 2004 の [連絡先一覧] アイテムは記録アイテムとして保存され、連絡先のインポートも可能です。ただし、インポートした連絡先を同じカテゴリに追加したり、一括して印刷したりすることはできません。
[本人情報] ビュー
- [本人情報] ビューはなくなり、本人情報はマイ プロファイルとして [連絡先] ビューに移動し、名刺デザインの機能は [デザイナ] ビューに引き継がれました。
- [本人に関する情報] は、[連絡先] ナビゲーション ウィンドウの [連絡先] ウィンドウに <マイ プロファイル> として存在します。InterConnect 2007 では、複数のマイ プロファイルを作成して、それぞれに名前を付けることができます。
- [基本情報の挿入] 作業ウィンドウの名前は、[マイ プロファイル] に変更されましたが、機能はほぼ同じです。
- 名刺の用途の割り当て機能はなくなりましたが、用途に応じて自由に名刺を指定できるようになりました。たとえば、送信する名刺や、マイ プロファイルの [名刺] セクションに表示する名刺を、その場でリスト ボックスから選択することができます。また、複数のマイ プロファイルを作成している場合は、キャンバスの上部にある [プロファイル] ボックスで、実際に使用するプロファイルに切り替えて名刺をデザインすることができます。