Microsoft Office Document Imaging では、MDI (Microsoft Document Imaging) 形式が使用されています。この形式は、TIFF (Tagged Image File Format) (TIFF (Tagged Image File Format) : タグ ベースの高解像度グラフィックス形式。TIFF は、デジタル グラフィックスの交換に広く使用されています。) に基づくファイル形式で、ページのレイアウトに従ってイメージが保存されるように設計されています。Office Document Imaging では、MDI と TIFF (Tagged Image File Format) (TIFF (Tagged Image File Format) : タグ ベースの高解像度グラフィックス形式。TIFF は、デジタル グラフィックスの交換に広く使用されています。) の両方の形式で、ファイルを開いたり保存したりすることができます。どちらの形式でも、OCR (OCR : スキャンした文書などのテキストのイメージを、実際のテキスト文字に変換します。テキスト認識とも呼ばれます。) で認識されたテキストをイメージと共に保存できます。
ファイル形式の比較
Office Document Imaging で作成した TIFF ファイルは、他の多くのグラフィックス アプリケーションでも開いて編集することができますが、MDI ファイルを開いたり編集したりできるのは、Office Document Imaging のみです。Microsoft Office Document Imaging 2002 やその他の画像アプリケーションを使用するユーザーとファイルを共有するには、互換性のある TIFF 形式でファイルを保存します。
MDI ファイルは、次のような点で、TIFF ファイルより優れています。
- 小さいファイル サイズ MDI ファイル形式でイメージを保存すると、同じイメージを TIFF 形式で保存する場合に比べ、ディスク容量が少なくて済みます。
- 高いイメージ再現性 MDI ファイル形式でイメージを保存すると、一般に、同じイメージを TIFF 形式で [無損失圧縮 (LZW) を行う] オプションを選択して保存する場合に比べ、高い再現性 (画質) を得ることができます。
ファイル形式の選択
Office Document Imaging では、次のような機会に、ファイル形式を MDI 形式 (拡張子は .mdi) にするか TIFF 形式 (拡張子は .tif) にするか選択することができます。
ドキュメントのスキャン時 スキャンされたドキュメントの保存形式は、選択されているスキャンの事前設定によって決まります。スキャンの事前設定を独自に作成するか、既存の事前設定を編集すると、ファイル形式を変更できます。
ドキュメントの保存時 ファイルを保存する時に、[名前を付けて保存] ダイアログ ボックスの [ファイルの種類] ボックスの一覧からファイル形式を選択できます。
ドキュメントのインポート時 [ツール] メニューの [オプション] ダイアログ ボックスで、[その他] タブの [ファイルのインポートの基本設定] をクリックすると、他のアプリケーションからドキュメントをインポートする時の既定のファイル形式を選択できます。
詳細な技術情報
Office Document Imaging で作成される MDI ファイルの形式には、次のものがあります。
- モノクロ 1 ビット/ピクセル、MODI モノクロ圧縮
- グレースケール 8 ビット/ピクセル、MODI カラー圧縮
- カラー 24 ビット RGB、MODI カラー圧縮
Office Document Imaging でサポートされる内容は次のとおりです。
- TIFF 6.0 仕様で規定されているすべての圧縮形式
- 複数ページのドキュメントのページごとに異なる圧縮形式
- 1 ビット、4 ビット、8 ビット、または 24 ビットの色深度を持つ TIFF イメージ (パレットおよび非パレットの両方)
- 1 ビット、8 ビット、または 24 ビットの色深度を持つ MDI イメージ
- RGB および CMYK の色空間
-
タイル イメージ
Office Document Imaging では次の項目はサポートされません。
- YCbCr 色空間 (イメージが JPEG の場合以外)
- CIE Lab 色空間
- 5 サンプル/ピクセルを超えるイメージ、または 32 ビットを超えるサンプル サイズ
- Planar 形式のイメージ