このトピックに記載されている内容は、言語によっては適用されない場合もあります。
Office 2003 アプリケーションでは、テキスト エンコード方式に Unicode (Unicode : Unicode Consortium によって開発された文字のエンコード規格。Unicode では、1 つの文字を複数バイトで表します。このため、世界中の言語のほとんどすべての表記文字を単一のコード体系で表すことができます。) を採用しており、80 以上の言語でドキュメントを編集したり、表示したりすることができます。Office には、豊富な多国語機能が用意されており、複数の言語を含むファイルで作業する場合や、多国籍企業で仕事に従事する場合、また異なる言語システムで Office を使用するユーザーとファイルを共有する場合などに便利です。
ユーザーまたはシステム管理者は、Office をカスタマイズして、各言語に固有の規則や要件に対応することができます。また、Office に言語固有のコマンドや機能を追加することもできます。
多国語機能
多国語機能には、次のものがあります。
- 言語の自動判別 Office 2003 英語版 (U.S.) には、英語、スペイン語、およびフランス語の校正ツールが用意されています。Microsoft Office Word でドキュメントを開いたり、文章を入力したりすると、文書内の言語が自動的に判別され、その言語に対応した文章校正辞書、句読点の規則、および並べ替えの条件が適用されるようになります。また、Word と Microsoft Office PowerPoint では、この 3 つの言語のいずれかのテキストをドキュメントにコピーしたり、複数の言語が含まれているドキュメントの文章校正を行う場合に、それぞれ対応した言語の文章校正辞書が使用されます。Microsoft Office 2003 Proofing Tools をセットアップすると、このような作業を多くの言語で実行できます。
- 日付、時刻、および数値の表示形式 Office アプリケーションで日付、時刻、および数値を入力すると、指定した地域および言語に適した書式で表示されます。
- アジア言語の文字 IME (Input Method Editor) (IME : キーボードからの入力を適切な文字に変換して、東アジア言語 (繁体字中国語、簡体字中国語、日本語、韓国語) のテキストをプログラムに入力するプログラム。IME は、切り替え可能なキーボード レイアウトです。) と呼ばれる特別なプログラムを使用すると、アジア言語の文字を入力することができます。Word では、アジア言語に特有の単語区切りや書式設定の規則を適用することもできます。
- 右から左へ記述する言語および南アジア言語でのテキスト編集 右から左へ記述する言語 (アラビア語など) や南アジア言語 (ヒンディー語、タイ語、ベトナム語など) をサポートするシステムを使っている場合は、テキストの編集もその言語に適した方法で行うことができます。つまり、Office アプリケーションで、文字を正しく表示して書式設定することができます。
- 自動フォント リンク機能 割り当てられているフォントが、必要なすべての文字をサポートしていない場合、ほとんどの Office アプリケーションで、自動的に他のフォントにリンクして必要な文字を表示することができます。この機能が特に役立つのは、東アジア言語や右から左に記述する言語のテキストを含む多国語文書で作業する場合です。
- データベースとリスト Microsoft Office Excel と Microsoft Office Access では、Office 2003 によりサポートされている言語 (右から左に記述する言語やアジア言語を含む) をすべて含むデータベースやリストを作成することができます。また、80 以上の言語で記述された情報を含むレポートやピボットテーブル レポートの並べ替えや作成も可能です。
- Web ページ Office アプリケーションを使って、多国語の Web ページやイントラネット (イントラネット : インターネット技術 (HTTP、FTP プロトコルなど) を利用した組織内ネットワーク。ハイパーリンクを使用して、オブジェクトやドキュメント、ページ、さらにはイントラネット上の別のリンク先に移動していくことができます。)のコンテンツを作成できます。
複数の言語で作業するための Office プログラムのセットアップ
Office アプリケーションで異なる言語を使用して作業するには、Microsoft Office 言語設定ツールを使用して、編集する言語を有効にする必要があります。
その方法は?
Windows 2000 の場合
[スタート] ボタンをクリックし、[プログラム] をポイントします。[Microsoft Office] をポイントし、[Microsoft Office ツール] をポイントし、[Microsoft Office 2003 言語設定] をクリックします。
編集する言語を有効にすると、追加した言語固有のオプションを利用できるようになります。たとえば、英語 (米国) バージョンの Office をインストールして、日本語での編集を有効に設定した場合、Word、PowerPoint、および Excel の [書式] メニューに、日本語のテキストの書式を設定するコマンドが表示されます。
Microsoft Office 言語設定ツールを使えば、Office の既定の設定を、異なる言語の既定の設定に一致するよう変更することもできます。たとえば、英語版の Office を使用しているが、右から左に記述する言語のテキストでの作業が頻繁に発生する場合、既定のインストール言語を右から左に記述する言語に変更することができます。この結果、Office のすべての既定の設定は、右から左に記述する言語に変更されます。
Word および PowerPoint では、テキストの言語を設定することにより、正しい校正ツールを使用できます。また、カスタム辞書に言語固有の単語を追加できます。Word では、異なる言語のテキストをプログラムが扱う方法を微調整できます。たとえば、言語の自動判別のオンとオフを切り替えること、選択した言語の規則に基づいて一覧や表を並べ替えること、および選択した言語で文書の要約を作成することができます。Office 2003 Proofing Tools には他にも校正機能が用意されています。Proofing Tools の詳細については、Microsoft Office Online Web サイトを参照してください。
Microsoft Office 2003 Multilingual User Interface Pack を所有している場合は、ユーザー インターフェイスやヘルプの言語を変更することもできます。