Microsoft Windows SharePoint Services 3.0 では、十分な情報を得たうえで決定を下し、作業を完了させるために必要な人、ドキュメント、および情報へのアクセスを簡単に行うことができ、チーム間の連絡の維持と生産性の向上に役立ちます。

グループは効率的に共同作業を行い、サイトとワークスペースを短時間で設定することができます。SharePoint サイトは、小さなチームから世界的な大企業まで、あらゆる規模の組織に柔軟に対応します。
この記事の内容
共同作業の効率を上げる
Windows SharePoint Services では、機能の拡張により、ドキュメントを操作したり、タスクを実行したり、関係者と情報を共有したりする方法が強化されています。
SharePoint サイトに電子メールを送信 電子メールを使用して、ディスカッション アイテム、予定表イベント、ドキュメントなどのコンテンツをサイトに追加できます。チームに電子メールを送信してタスクやプロジェクトについてディスカッションするのと同様に、電子メールの受信機能を有効にした SharePoint サイト上のリストやライブラリにも、電子メールを送信することができます。既定では、管理者がサイトで受信メールを有効にすると、ディスカッション掲示板、お知らせ、予定表、ドキュメント ライブラリ、画像ライブラリ、フォーム ライブラリ、ブログの投稿リストの各リストおよびライブラリにコンテンツを追加できるようになります。また、SharePoint グループ (SharePoint グループ: SharePoint サイト上に作成できる、ユーザーのグループ。サイトへのアクセス許可を管理したり、サイトのユーザーに電子メールの配布リストを提供したりする目的で使用されます。グループは、同じサイト コレクション内の複数のサイトで使用できます。)に送信された電子メールをアーカイブして、SharePoint サイト上でチーム メンバがディスカッションの内容を簡単に確認できるようにすることも可能です。この場合、大量のメールが含まれている受信トレイから目的のメッセージを探し出す必要はありません。


ドキュメント、ディスカッション、およびその他のコンテンツは電子メールで送信されます。

コンテンツはリストとライブラリに追加されます。
SharePoint リストへのモバイル アクセスを実現 モバイル デバイスでリストを参照し、社内にいないときでもチーム プロジェクトと仕事の現状を知ることができます。リストは携帯電話 (または国際基準を満たすその他の通信機器) 上に簡単なテキスト形式で表示され、リンクを使用して次のページを表示し、ビュー内のアイテムの続きを確認できます。さらに、リストが更新されたら通知を受け取るように設定することもできます。
ブログでアイデアを共有 組織内のユーザーどうしで、製品、テクノロジ、およびプロセスに関するアイデアや情報をブログに投稿して共有できます。通常、ブログには、定期的にコンテンツを作成する 1 人の作成者が設定されます。
ブログ (Web ログ) は、頻繁に投稿される短い記事で構成されます。各記事は最新の投稿から順に表示されます。ブログの作成、ブログへの投稿、更新情報の購読、およびブログのカスタマイズは、数回のクリックで実行できます。作成者は、コメントをとおして読者とのやり取りを行うことができます。

以下にブログの利用例をいくつか示します。
- 経営幹部の日記を公開し、方針とビジョンを社員に伝える
- コミュニティ ブログを開設し、顧客とのチャンネルを築く
- 情報交換用のサイトを作成し、連絡事項や作業上のヒントをチーム内で共有する
Wiki サイトをブレインストーミングに活用 Wiki サイトを使用すると、アイデアの交換、チーム内での共同設計、ナレッジ ベースの管理などを行ったり、作成しやすく検索可能な形式で日常業務の情報を収集したりできます。チーム メンバは、Web ブラウザを使用して、相互にリンクするページの作成やコメントの追加を行うことができ、ワード プロセッサも特殊な技術知識も必要ありません。Wiki は、後からワード プロセッシング プログラムで作成する情報のアウトラインをチームで作成する場合にも役立ちます。

強化されたアンケートで調査を効率化 アンケートの柔軟性が向上し、より強力にレイアウトを制御できるようになっています。すべての回答を一度に入力できない場合、または途中で回答を中断する必要が生じた場合は、一部に対する回答の保存機能によって、完了していない回答を保存しておくことができます。
回答の内容によって質問事項が変わるアンケートを作成することもできます。たとえば、業界コンベンションの参加者からフィードバックを募りたいのであれば、まず参加したセッションを尋ね、次にそのセッションに関する質問だけを表示できます。アンケートは、質問のテーマごとに改ページを挿入すると、質問数が多めでもわかりやすいものになります。質問事項の数に対する制限値は設定されていませんが、データベース リソースや帯域幅リソースの限界を超えて数を増やすことはできません。
ガント ビューで仕事を視覚的に管理 既定でガント ビューが含まれている [プロジェクト タスク] リストを作成したり、他の種類のリストにガント ビューを追加したりできます。ガント ビューには、ガント チャートとも呼ばれるプロジェクト タスクの概要が含まれており、日付や進捗を監視するために使用できます。

RSS フィードでリストやライブラリの更新情報を受信 RSS フィードを使用して、プロジェクトや情報に対する変更を追跡することができます。複数のチーム サイトを参照する代わりに、関心のあるリストおよびライブラリについての更新情報を定期的に受信できます。RSS フィードを使用すると、ニュース サイトやブログなどのさまざまなリソースから更新情報を受け取り、RSS リーダーやフィード収集プログラムなどによって統合的に操作できます。
ドキュメントやリストをオフラインで管理 Windows SharePoint Services 3.0 と互換性のあるプログラムを使用していれば、重要な作業をどこにでも持ち運ぶことができるようになりました。Microsoft Office Word 2007 などのいくつかのプログラムでは、ファイルをチェックアウトしてオフラインで作業できます。Microsoft Office Access 2007 など、Windows SharePoint Services 3.0 に対応している一部のデータベース プログラムでは、リスト データの更新、管理、および分析を行うことができます。
Microsoft Office Outlook 2007 など、Windows SharePoint Services 3.0 に対応している一部の電子メール プログラムでは、ライブラリ内のファイルと、予定表、連絡先、仕事、ディスカッションの各種類のリストに含まれているアイテムをオフラインで操作できます。オンライン状態に戻ったら、サーバー上の該当するファイルを更新できます。リスト アイテムは自動的に更新されます。
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リード タイムを短縮する
サイトの使いやすさが向上し、ユーザー インターフェイスも改良されて、移動やカスタマイズがより簡単になっています。ナビゲーション機能の拡張やアクセシビリティの強化など、サイト上のコンテンツの操作をもっと簡単にする特別な機能も用意されています。
サイトをすばやくカスタマイズ テーマを使用することによって、サイトに本格的な外観をすばやく適用できます。サイド リンク バーおよびその他のナビゲーション バーは、ブラウザから直接カスタマイズしたり並べ替えたりできます。

ファイルをフォルダ構造、ツリー形式で管理可能 ファイルやリストを Microsoft Windows エクスプローラに似たフォルダ構造で管理することができます。
サイトの移動が簡単 ナビゲーションが強化され、表示中の Web サイトと他の Web サイトとの関係や、サイト内での現在の位置を確認できるようになりました。これにより、親サイトまでの階層内の移動や他のサイトへの移動など、サイト間の移動をより簡単に行うことができます。階層リンク ナビゲーションと呼ばれるナビゲーション テキストを参照すると、サイト内を簡単に移動でき、現在のページまたはサブサイトがサイト全体の構造のどこに位置するかを把握するのにも役立ちます。
改良された予定表で作業を管理 Office Outlook 2007 など、Windows SharePoint Services 3.0 に対応しているプログラムでは、作業中に SharePoint の予定表からイベントを追加したり修正したりできるようになりました。予定表プログラムでは、複数の予定表を重ね合わせて、特定の日付に設定されているイベントをまとめて比較することもできます。
SharePoint の予定表では、終日イベントを入力し、そのイベントの種類をさらに指定して定期的なイベントに設定できます。日単位、週単位、および月単位のビューの表示機能も強化され、チーム プロジェクトをより効率的に管理することができます。予定表ビューは、開始日と終了日が設定されているリストに適用できます。


予定表は複数のビューを切り替えて使用できます。

予定表では、終日のイベントが、該当する日付の一番上に表示されます。その他のイベントは、日付と時刻に基づいて表示されます。
アクセシビリティに対応したサイトを作成 サイト内のナビゲーション機能が改良され、リスト、ライブラリ、その他の機能をキーボード操作だけでも完全に利用できるようになりました。また、アクセシビリティ テクノロジの利用者がより簡単にメニューやその他のコントロールを操作できるモードも用意されています。キーボード ユーザーは、[メイン コンテンツにスキップ] リンクを使用すると、定型的なナビゲーション リンクをスキップしてより重要なコンテンツへのリンクにアクセスできます。見出しのマークアップによって、構造が明確に定義され、スクリーン リーダーの利用者に使いやすいナビゲーション機能が提供されます。サイトにアップロードされたイメージには、ユーザー設定の代替テキストを定義できます。たとえば、サイト イメージ Web パーツ (Web パーツ: タイトル バー、フレーム、コンテンツで構成されるモジュール単位の情報。Web パーツは Web パーツ ページの基本的な構築要素です。)でホーム ページに表示されるイメージや、画像ライブラリに追加した画像に対して、ユーザー設定の代替テキストを割り当てることができます。SharePoint サイトは、視覚障害のあるユーザーのために、Microsoft Windows のハイコントラスト オプションが設定されている場合も適切に表示できるようになっています。
ドキュメントのコピーが簡単 ドキュメントは、同じサイトまたは別のサイト上のドキュメント ライブラリに簡単にコピーできます。設定により、ドキュメントをブラウザからチェックインしたときに、他の場所にあるドキュメントを更新するかどうかの確認を表示させることもできます。
コンテンツ タイプを効率的に使用 コンテンツ タイプは、コンテンツを有意義かつ柔軟な方法で整理および管理するのに役立ちます。たとえば、会社では、一連の同じ設定が適用された予算報告書ワークシートを多くの社員が頻繁に作成している場合があります。または、同一の免責条項のテキストを含む契約書を繰り返し作成する場合もあります。このような場合、コンテンツ タイプを作成することにより、重複を削減し、一貫性を向上させることができます。コンテンツ タイプとは、特定のカテゴリのコンテンツに適用される、再利用が可能な設定のコレクションです。プレゼンテーション、予算報告書ワークシート、契約書など、指定した設定の複数種類のテンプレートを 1 つのドキュメント ライブラリで使用することもできます。コンテンツ タイプはサイト内のどこでも使用でき、あるコンテンツ タイプの設定が他のコンテンツ タイプの設定を継承していることもあります。
より堅牢なリストを作成 リストはサイズが大きくなる傾向にあるため、フォルダとインデックスを使用することで、リストをより効果的に活用することができます。リスト内にフォルダを作成したり、フォルダにメタデータを割り当てたり、リスト アイテムのバージョンを追跡したりできます。他のリストのデータを参照できる参照列のオプションも拡充されています。たとえば、同じリストで複数のアイテムを選択するなどの操作が可能になりました。
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管理と制御を一元化する
SharePoint サイトでは、コンテンツと人をよりよい方法で管理することができます。チーム サイトへの投稿者、サイト所有者、サーバー管理者のだれに対しても、作業効率を上げる方法がいくつか用意されています。
コンテンツ
ドキュメントの復元機能を強化 削除したドキュメントはまず、ごみ箱に送られます。ごみ箱の中では、選択した項目を削除することもできれば、元の場所に戻すこともできます。ごみ箱の中からも削除された項目は次に、サイト コレクションのごみ箱へ送られます。その中の項目の削除や復元は、サイト コレクションの管理者が行います。
ごみ箱の中には、削除されたリスト、ライブラリ、フォルダ、リスト項目、ドキュメント、Web パーツ ページなどが置かれます。サイト コレクションの管理者は、サイト コレクションの削除されたコンテンツを参照することができます。サーバー管理者は、ごみ箱の運用方法を制御できます。たとえば、既定日数が経過した項目は削除される設定にしたり、ごみ箱それ自体の機能を無効にしたりできます。


エンド ユーザーがドキュメント ライブラリから議題のドキュメントを削除したとします。

ドキュメントはサイトの [
ごみ箱] に移動され、他のユーザーが復元したり削除したりできます。

サイトの [
ごみ箱] から削除されたファイルは [
サイト コレクションのごみ箱] に移動され、管理者が復元したり完全に削除したりできます。
ドキュメントのチェックアウトを要求するオプション ライブラリからファイルをチェックアウトするまでは、そのファイルの編集を不可能にすることができます。チェックアウトを要求すると、一度に 1 人のユーザーしかファイルを編集できなくなるため、変更が他のユーザーによって上書きされるという事故を減らすことができます。
マスタ ページによる制御の効率化 サイト デザイナは、単一のマスタ ページを使用することにより、ヘッダーのロゴやナビゲーションの形式など、Web サイトの共通要素をより簡単に制御することができます。このマスタ ページはサイト内の各ページで再利用されるため、サイト全体の外観、使い勝手、および動作を一度にカスタマイズでき、ページごとに同じ変更を加える必要がなくなります。

サイト内の列によるリストの一元管理 サイト内の列を作成すると、そのサイト内の列に基づく各リストの定義を統一することができます。この機能によって、各リストに同じ列を追加するという面倒な作業を行う必要がなくなり、設定を 1 か所で管理できます。たとえば、各地にあるオフィスの名前を格納する列を作成して、ユーザーが一覧から簡単にオフィス名を選択できるようにすることが可能です。名前が変更されたり、新しい名前を追加する必要が生じたりしたら、情報を 1 か所で更新できます。サイト内の列は、リスト間で一貫しているため、複数のリスト間でデータを管理および分析するのに使用することができます。
強化されたバージョン管理機能 だれがどのファイルまたはリスト アイテムにどのような変更を加えたのかをひとめで確認することができ、古いバージョンのドキュメントやリスト アイテムを復元するのも簡単です。ドキュメントの各バージョンには、メタデータ (ドキュメントを定義するがドキュメント本体には含まれない詳細情報) も格納されます。ユーザーは、メタデータの変更履歴を追跡するビューを簡単にセットアップできます。
ドキュメントの大幅な変更についてはメジャー バージョン (メジャー バージョン : 以前のメジャー バージョンから大きく変更されたファイルのコピーに番号を付けたもの。各メジャー バージョンは整数 (1、2、3 など) によって識別され、組織内で広く閲覧できるように発行されたことを示します。)として、入力ミスの修正などの小規模な変更についてはマイナー バージョン (マイナー バージョン : リビジョンの段階にあるファイル、または以前のバージョンから少ししか変更されていないファイルのコピーに、少数の番号 (0.1、0.2、1.1 など) を付けたもの。通常、マイナー バージョンが組織内で広く閲覧できるように発行されることはありません。)としてドキュメントを保存できます。ドキュメント ライブラリの所有者は、古いバージョンをいくつまで保存しておくかを指定できます。


現在発行されているメジャー バージョンは強調表示されます。メジャー バージョンのバージョン番号は整数です。

プロパティやメタデータが変更されると、新しいバージョンが作成されます。

ファイルの最初のバージョンは、常に 0.1 というマイナー バージョン番号になります。
リスト アイテムのバージョン リストでバージョン管理を有効にすると、リスト アイテムごとに個別のバージョン履歴を作成できます。いつ、どのような変更がアイテムに対して加えられたかを確認し、古いバージョンのアイテムを復元することができます。ドキュメントのバージョンと同様に、古いバージョンをいくつまで保存しておくかを指定することもできます。

下書きドキュメントの表示と承認 サイト上の特定のユーザー グループに対して、下書きの状態のファイルを非表示にすることができます。また、ドキュメントをワークフローで管理することにより、ドキュメントに適切な承認レベルを指定することもできます。
ワークフローによるプロセス管理 プロジェクトの承認やドキュメントの校閲など、一般的なビジネス プロセスに含まれる人的な作業を管理および追跡することにより、ビジネス プロセスで必要とされるコストと時間を節約できます。たとえば、基本的なカスタム ワークフローを組織で作成して、ドキュメント ライブラリにある下書きのドキュメントの承認プロセスを管理できます。
ユーザー、グループ、通知
ユーザーとグループの管理を効率化 [ユーザーとグループ] ページによって、サイト上のユーザーの管理を簡単に行うことができます。ユーザーをグループに追加すると、複数のユーザーを含むグループのアクセス権を一度に効率よく管理できます。また、ディレクトリ サービスに基づいて、他のユーザーに関する情報を表示したり、自分の情報を管理したりすることもできます。たとえば、サイトのセットアップ方法によっては、他のユーザーのオフィスの電話番号を確認したり、自分のプロファイルに写真を追加したりできることがあります。この機能を使用すると、SharePoint サイトのどの場所で作業している場合でも、他のユーザーに関する情報を簡単に見つけることができます。
より適切な通知の送信 通知を使用すると、ドキュメントに重要な変更が加えられたときやリストに新しいアイテムが追加されたときなど、必要時に必要な情報をユーザーが受信できるようになります。自分のロールに応じて、他のユーザーまたはグループに自動的に通知を設定できます。たとえば、他のチームのユーザーに関係のあるスケジュールが変更されたら、影響を受けるチームのユーザーに通知を送信できます。
サイトと権限
きめ細かいアクセス許可の設定 アクセス許可の管理にはアクセス許可レベルを使用でき、ユーザーの管理には SharePoint グループを使用できます。アクセス許可レベルとは、ユーザーまたはグループに適用できるアクセス許可を集めたものです。SharePoint グループとは、同じようなアクセス許可を共有するユーザーの集合です。
アクセス許可の設定は、アイテム、ファイル、フォルダ、リスト、ライブラリ、サイトの各レベルで行うことができます。たとえば、ドキュメント ライブラリ内のほとんどのアイテムをユーザーが操作できるように設定しつつ、機密ドキュメントへのアクセスは制限することができます。
サイトのバックアップおよび復元機能の強化 システム障害や致命的な障害に備えたサイトのバックアップと復元に関して、柔軟性が向上しています。サーバーの全体管理ツールでは、構造化照会言語 (SQL) データのバックアップを実行して、ほとんどのサイト要素のバックアップを作成できます。
検索およびログ機能の改善 サイト コレクション内およびリスト間では、検索インデックスの作成がサポートされています。インデックスを利用すると、リスト間または大きなリスト内でのクエリを効率的に実行できます。また、サイトの検索とクロールを効率化する変更ログも用意されています。変更ログは、変更されたアイテムの高精度のインデックスに基づいて作成され、検索時間を短縮し、検索時のオーバーヘッドを軽減します。
ユーザーの権限に応じた表示 設定やコンテンツを変更する権限がユーザーにない場合、それに関連するリンク、コマンド、ボタン、および指示はサイト上に表示されません。これにより、使用または変更する権限のない機能やコンテンツがユーザーに表示されるのを防ぎ、有効になっていない機能や適切な設定で構成されていない機能を使おうとする操作を禁止できます。
柔軟でスケーラブルな展開およびアップグレード シングル サーバー構成での展開はわかりやすく簡略化され、企業組織での展開は堅牢さと設定の柔軟さが増しています。強化された自動化オプションなど、以前のバージョンからアップグレードする組織向けのオプションも数多く用意され、データの破損を最小限に抑えて整合性を保つために、現在のサイトを保持したまま特定のサイト コレクションを少しずつアップグレードできる柔軟性も備えています。プログラムでは、コンテンツの移行アプリケーション プログラミング インターフェイス (API) を使用して、セキュリティを確保しながら小規模な要素のエクスポートおよびインポートを実行できます。
RSS で配信される情報を管理 さまざまな購読先からリストやその他の情報についての更新情報を受け取るために、組織で RSS を使用するかどうかを設定し、その使用方法を管理できます。
[ようこそ] メニュー SharePoint サイトには [ようこそ] メニューが表示され、ユーザーが自分用の設定を管理するために使用できます。[ようこそ] メニューでは、ユーザーのログインを要求し、終了時には完全にログアウトするように求めることができます。メニューからは、サイトに対する別の資格情報を使用して、他のユーザーがログインすることもできます。

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他のプログラムとサービスを拡張または開発する
カスタマイズ可能で拡張性の高いプラットフォームにより、コア プロセス ソリューションの構築や他のプログラムとの連携を実現できます。ここでは、いくつかの主な機能の概要を紹介します。詳細については、MSDN の Windows SharePoint Services Developer Center を参照してください。
イベントの強化 イベントは、高機能なソリューションを開発するうえで鍵となる要素です。イベントを使用すると、ソリューション プロバイダがプログラムの動作を利用したり、既定の動作をオーバーライドしたりできるようになります。リストおよびライブラリ全般に対して豊富な種類のイベントが用意されており、同期イベントと非同期イベントの両方がサポートされています。たとえば、ドキュメントのフッター部分に著作権情報を記載するソリューションを、中心的なコンテンツ タイプに関連付けることができます。これにより、そのコンテンツ タイプに関連付けられたすべてのドキュメント ライブラリにソリューションが適用されます。
開発者サイトのテンプレートの改良 以前のバージョンの Windows SharePoint Services から継承されたサイトとリストの定義に基づいて機能セットが実装され、単一のフレームワークに拡張されています。
これにより、サイトに適用できる機能の部品が作成され、個別に有効化または無効化されます。
機能セット 機能セットを使用すると、単純なサイトのカスタマイズを行うときの煩雑さを軽減できます。機能セットは、単純な機能を変更する場合にコードのセクションを大量にコピーする必要をなくし、フロントエンド Web サーバーで発生する可能性のあるバージョンや不整合の問題を減らします。機能セットによって、展開の段階で機能を有効化または無効化することが簡単になり、管理者は、ユーザー インターフェイスで特定の機能のオンとオフを切り替えるだけで、サイトのテンプレートや定義を簡単に変換できます。機能セットには、機能の検証およびローカライズの機能が統合されています。
拡張可能なフィールド タイプ 開発者は拡張可能なフィールド タイプを使用してカスタム コントロールを作成することができます (これらのタイプは、リストやドキュメント ライブラリでは、単純なフィールドとして表示されることもあります)。たとえば、カスタム フィールド タイプを使用すると、人気に応じてコンテンツに星を付けるランキング システムも開発可能です。
クロスリスト クエリをサポート オブジェクト、サイト、およびサイト コレクションを対象に、より高度で関連性の高いクエリを作成できます。これにより、開発者は、SQL クエリに似た効率的なクエリを作成することができます。
Microsoft .NET Framework をサポート サード パーティのソリューション開発者は、.NET Framework を使用して、高機能なソリューションをビルドしたり、コンポーネントをカスタマイズしたりできます。
サイトの移行をプログラムで管理 コンテンツの移行 API を使用して、セキュリティを確保しながら小規模な要素のエクスポートおよびインポートを実行できます。
強化された Web サービス コンテンツ タイプの統合、ドキュメント ライブラリの操作、検索、メッセージング アプリケーションの同期、コンテンツの公開、ワークフローなど、各種の Web サービスに新しいメソッドが追加されました。詳細については、MSDN の Windows SharePoint Services Developer Center を参照してください。
拡張可能なサイト テンプレート デザイナは、テンプレートを取りかかりとして使用し、そのテンプレートを Windows SharePoint Services 3.0 に対応している Web デザイン プログラムやアプリケーション デザイン プログラム (Microsoft Visual Studio や Microsoft Office SharePoint Designer 2007 など) で編集できます。
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