Office Update サイトや、Microsoft ダウンロード サイトで通常提供されている Office XP 用のアップデートは、更新されるファイル全体ではなく、アップデート用の差分のみを含んだ「バイナリ パッチ」と呼ばれるものです。Office XP SP-3 では、この差分は Office XP 出荷時のファイルを基準としています。過去にリリースされた Office XP のアップデートによって変更が加えられたファイルには、直接この差分を適用することはできません。この場合、元のファイルをコピーするために、最初のインストールに使用した CD-ROM などのインストール元の参照が求められます。
一方、更新されるファイルを完全な形で含んでいる「フル ファイル 更新プログラム」は、バイナリ アップデートに比べてサイズが大きくなりますが、ファイル全体を置き換えるため、インストール元への参照を最小限に抑えることができます。
過去に Office XP 用のサービスパックや修正プログラムを 1 つ以上適用しており、かつ、製品のインストール元への参照ができない場合は、以下の Step 1、2 に従い、フル ファイル版の Office XP SP-3 をインストールすることをお勧めします。
ステップ 1: 多言語ファイルに関する Windows インストーラの問題への対処
「【サポート情報 (822108)】 Office XP アップデート時にインストール元が要求される」に記載されているように、フル ファイル パッチを使ってもインストール元の参照が求められる場合があります。これは多くの場合、インストール後の言語バージョンがシステムの言語に依存するファイル (多言語ファイル) の言語バージョンを正しく認識しないという、Windows インストーラ自体の不具合が原因となっています。
この問題は、Windows 2000 SP4 以上のオペレーティングシステム (OS) に含まれる Windows インストーラで修正されています。それ以前の OS をお使いの場合は、下に述べる修正プログラムによって対処することができます。お使いの OS 環境に応じて、以下のいずれかをインストールしてください。
Windows 98、Windows Millenium、Windows NT 4.0 の場合
サポート技術情報 (822108) に記載されている修正プログラム (Multilang.msp) が、以下の場所から提供されています。ダウンロードおよびインストール方法については、そちらをご参照ください。
Office XP 多言語修正プログラムをインストールするには
Windows XP の場合
Windows XP をお使いの場合は、Service Pack 1 以上であることをご確認ください。Windows XP Service Pack 1 は、下記の場所からダウンロードできます。
http://www.microsoft.com/japan/windowsxp/pro/downloads/servicepacks/sp1/
お使いの Windows XP のバージョンを確認するには、Windows XP の[スタート] メニューから [マイコンピュータ] を選択して右クリックし、メニューから[プロパティ] を選択します。[システムの プロパティ] - [全般] タブの [システム] に Service Pack 1 以上の表記があるかを確認してください。
Windows 2000 の場合
Windows 2000 をお使いの場合は、Service Pack 4 以上であることをご確認ください。Windows 2000 Service Pack 4 は、下記の場所からダウンロードできます。
http://www.microsoft.com/japan/windows2000/downloads/servicepacks/sp4/default.asp
お使いの Windows 2000 のバージョンを確認するには、デスクトップの [マイコンピュータ] を選択して右クリックし、[プロパティ] を選択します。[システムの プロパティ] - [全般] タブの [システム] に Service Pack 4 以上の表記があるかを確認してください。
ステップ 2: Office XP SP-3 フル ファイル 更新プログラムのインストール
下記の手順により、Office XP SP-3 フル ファイル 更新プログラムをインストールします。Office XP SP-3 フル ファイル 更新プログラムは、約 65 MB ありますので、お使いの環境によっては、ダウンロードの時間がかかることがあります。
インストール方法
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下記をクリックし、ダイアログ ボックスの指示に従ってファイルをダウンロードします。
OfficeXpSp3-kb832671-fullfile-jpn.exe
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ハード ディスクにダウンロードした OfficeXpSp3-kb832671-fullfile-jpn.exe をダブルクリックすると、セットアップ プログラムが起動します。
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画面に表示される指示に従って、インストールを完了します。
複数の Office XP 製品をインストールしている場合の注意点
同じコンピュータに複数の Office XP 製品をインストールしている場合、組み合わせやインストール順序によっては、更新プログラムのインストール時に製品のCD-ROMが要求される場合があります。
例えば、Office XP Personal の上から別の Office XP 製品 をインストールすると、Office XP Personal によってインストールされた数式エディタのファイルが、後から追加した Office XP 製品によって削除されてしまいます。Office XP SP-3 のインストール時には、この数式エディタに依存している機能に対して再インストール処理が行われるため、Windows インストーラがこの欠落ファイルを修復しようとして、Office XP Personal のインストール元の参照が求められることがあります。
また、FrontPage 2002 の後から別の Office XP 製品をインストールした場合も、FrontPage によってインストールされたテンプレートファイルが原因で、同様の問題が発生する場合があります。
これらの現象と回避策の詳細については、「【サポート技術情報 (836043)】 同じバージョンを複数インストールしていると更新時にCD-ROMが必要となる」を参照ください。
注意 上に述べた Office XP Personal に関する現象は、Office XP Professionalなど、Personal に対する上位スイート製品を重ねてインストールした場合でも発生します。この場合、[プログラムの追加と削除] から明示的にアンインストールしない限り、Office XP Personal のインストールパッケージはコンピュータ上に残っており、上位スイートとは別の製品として Windows インストーラによって認識されます。これらの製品コードはそれぞれ異なるため、インストール元を要求された場合でも、下位製品のインストールメディアを上位製品のインストールメディアで代用することはできません。更新の手間を短縮するためにも、不要となった下位製品は、[プログラムの追加と削除]からアンインストールすることをおすすめします。