テンプレートを使用すれば、作業効率を大幅にアップできます。テンプレートは、Microsoft テンプレート ギャラリーから入手したり、Microsoft Office に付属のものを調整したり、自分で作成したりできます。このコラムでは、テンプレートのカスタマイズについて説明します。
| 対象アプリケーション |
| Microsoft Office 2003 |
| Microsoft Office 97、98、2000、XP |
別のコラムで、テンプレートをカスタマイズして、独自のものとして利用する方法を紹介しています。そのときのヒントはきっと多くの方のお役に立つと思いますが、「テンプレート」という言葉そのものに馴染みのない方もいるかも知れません。そこで、「テンプレート」とは何かについて理解を進めましょう。
テンプレート
パターンとして規定または提供されるもの。これをテンプレートと呼びます。
テンプレート ギャラリー : 欲しいものを探す (なければ私たちが作ります)
人によって、「こんなテンプレートが欲しい」という願いは異なります。なぜなら、Word をビジネスに使う人もいれば、プライベートに利用している人もいるからです。
Microsoft Office Online を探しても目的に合ったテンプレートが見つからない場合は、どうぞお気軽にリクエストしてみてください。メールや電話で直接ご要望にお応えすることはできませんが、新しいテンプレート作成に役立たせていただきます。
新規文書のテンプレート
Word の [新規作成] をクリックすると自動的に開く標準テンプレート、Normal.dot をご存じですか。これに変更を加えると、変更内容が新規文書に反映されるようになります。たとえば新規作成のたびに、同じ文書を表示することだってできるのです。
テンプレートを変更した後に、書式設定はそのままで、文字だけが表示されないようにテンプレートへの変更を元に戻したいときは、まずそのテンプレートを見つけなければなりません。
手順 1: 標準テンプレートを検索する
- Word で、[ツール] メニューの [オプション] をクリックします。
- [既定のフォルダ] タブをクリックします。
- [ファイルの種類] で [ユーザー テンプレート] をクリックし、そのパスを記録します。
手順 2: 変更を元に戻す
- Word で、[ファイル] メニューの [開く] をクリックします。
手順 1 で記録したパスを参照します。
メモ パスが見つからない場合は、[スタート] ボタンをクリックし、[検索] をクリックして「Normal.dot」を検索してください。
- Normal.dot という名前のテンプレートを開きます。これが変更されたテンプレートです。
- 自分の希望する表示になるようにテンプレートの書式を変更します。
- [ファイル] メニューの [名前を付けて保存] をクリックします。
- ファイル名は「Normal」のままにします。ただし、[ファイルの種類] ボックスでは [文書テンプレート] をクリックしてください。
- [保存] をクリックします。
これで、次に新しいファイルを作成するときに、この標準テンプレートを使用して新しい文書が開きます。
テンプレートでできることとできないこと
英文を主に利用する人の中には、ハイフネーションやオートコレクトなどの自動機能を持つテンプレートがあれば便利だと思う人もいるでしょう。新規文書からテンプレートを作成して保存すればよさそうですが、どうもうまくいかないという場合、それがテンプレートで行える機能かどうか、ということを考えてみる必要があります。
残念ながら、自動ハイフネーションの削除や追加のような自動化に関する変更は、テンプレートではできません。理由は次のとおりです。
どの設定をカスタマイズできるかは、Office プログラムごとに異なり、設定の変更は各プログラムごとに行う必要があります。変更後の設定は、次に文書や Web ページ、スプレッドシート、任意の種類の Office ファイルを開いたときも維持されます。これは自分のコンピュータ上でのみ有効であり、ネットワーク環境であっても、他のコンピュータでは機能しません。これが、変更がテンプレートに取り込まれない、取り込むことができない理由です。
変更された設定は Office プログラムに特別な構成として保存され、文書や Web ページ、スプレッドシート、または任意の Office ファイルを開いたときに適用されます。
ハイフネーションやオートコレクトについて、変更可能ないくつかの設定は、次の場所にあります。
次回、新しいファイルを作成するとき、または既存ファイルを開くときに、これらの自動機能が有効になります。
入力を促すテキスト ボックス
作成する文書によっては、ユーザーの入力可能な領域と、入力を禁止する領域を分けておきたいこともあるでしょう。こんなときにはテキスト ボックスがお勧めです。
テキスト ボックスはページ上に配置することができ、サイズも変更できます。その中に「ここに入力」などと記しておけば、ユーザーに入力を促すことができます。
パスワードでテンプレートを管理する
自分が作ったテンプレートを他の人に使われたくない場合には、パスワードを使ってテンプレートを保護できます。テンプレートを変更する際にパスワードを要求して、テンプレートを保護するのがポイントです。
- テンプレートを開きます。
- [ツール] メニューの [オプション] をクリックし、[セキュリティ] タブをクリックします。
- [書き込みパスワード] ボックスにパスワードを入力し、[OK] をクリックします。
[書き込みパスワードをもう一度入力してください] ボックスにパスワードをもう一度入力し、[OK] をクリックします。
これで、だれかがテンプレートを開くたびに、パスワードの入力が求められます。[読み取り専用] をクリックすると (変更するにはこれをクリックする必要があります)、変更が許可されますが、変更内容を文書またはテンプレートとして保存するには、別の名前を指定する必要があります。
警告: パスワードを忘れないように注意してください。パスワードを忘れてしまうと、テンプレートを作成し直すことになります。
このコラムについて
このコラムで紹介したアイディアは、皆様から寄せられた斬新なご提案やご要望が基になっています。新しいアイディアやご要望がございましたら、フィードバックとご提案からお寄せください。メールや電話での直接での回答はできませんが、今後のコラムの執筆に役立たせていただきます。
Office コラム アラカルトに戻る
Office のコラムをすべて表示する