デジタル署名は、ソフトウェアのセキュリティにおいて重要な役割を担います。ここでは、デジタル署名の概要およびデジタル署名の信頼性を確認する方法を説明します。
この記事の内容
デジタル署名とは
デジタル署名は、コンピュータの暗号を使用してドキュメント、電子メール メッセージ、マクロなどのデジタル情報の認証 (認証する : 本人および該当の製品であることを検証する処理。たとえば、情報元とソフトウェア発行者のコードとの整合性を、コードの署名に使用したデジタル署名を検証することによって確認します。)に使用します。デジタル署名は、以下を保証します。
- 信憑性
デジタル署名は、署名者が本人であることを保証します。
- 整合性
デジタル署名は、デジタル署名された後に内容が変更されていないことを保証します。
- 否認防止 デジタル署名は、すべての関係者に対して署名されたコンテンツの発行元を証明します。否認とは、署名者が署名されたコンテンツとの関連を否定することです。
これらを証明するために、コンテンツの作成者は次の条件を満たしている署名を使用してコンテンツにデジタル署名する必要があります。
2007 Microsoft Office system プログラムでは、これらの条件が確認され、デジタル署名に問題があった場合は警告が表示されます。詳細については、この記事の最後に説明されている「デジタル署名の信頼性を確認する方法」を参照してください。
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署名付きのドキュメントのデジタル署名を表示する
使用している 2007 Microsoft Office system アプリケーション
Excel の場合
署名されたコンテンツを確認するには、添付されている署名の詳細および署名の作成に使用された証明書を調べて、問題があるかどうかを判断します。
- ドキュメントを開いた状態で、
(Microsoft Office ボタン) をクリックし、[配布準備] をクリックします。
- [署名の表示] をクリックします。
ヒント 画面の下部にある署名ボタンをクリックしてもかまいません。

- [署名] ウィンドウで、表示する署名をクリックし、署名の名前の横にある矢印をクリックします。次に、[署名の詳細] をクリックします。

- [署名の詳細] ダイアログ ボックスの [表示] をクリックします。
デジタル署名の評価については、この記事の最後に説明されている「デジタル署名の信頼性を確認する方法」を参照してください。
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PowerPoint の場合
署名されたコンテンツを確認するには、添付されている署名の詳細および署名の作成に使用された証明書を調べて、問題があるかどうかを判断します。
- ドキュメントを開いた状態で、
(Microsoft Office ボタン) をクリックし、[配布準備] をクリックします。
- [署名の表示] をクリックします。
ヒント 画面の下部にある署名ボタンをクリックしてもかまいません。

- [署名] ウィンドウで、表示する署名をクリックし、署名の名前の横にある矢印をクリックします。次に、[署名の詳細] をクリックします。

- [署名の詳細] ダイアログ ボックスの [表示] をクリックします。
デジタル署名の評価については、この記事の最後に説明されている「デジタル署名の信頼性を確認する方法」を参照してください。
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Word の場合
署名されたコンテンツを確認するには、添付されている署名の詳細および署名の作成に使用された証明書を調べて、問題があるかどうかを判断します。
- ドキュメントを開いた状態で、
(Microsoft Office ボタン) をクリックし、[配布準備] をクリックします。
- [署名の表示] をクリックします。
ヒント 画面の下部にある署名ボタンをクリックしてもかまいません。

- [署名] ウィンドウで、表示する署名をクリックし、署名の名前の横にある矢印をクリックします。次に、[署名の詳細] をクリックします。

- [署名の詳細] ダイアログ ボックスの [表示] をクリックします。
デジタル署名の評価については、この記事の最後に説明されている「デジタル署名の信頼性を確認する方法」を参照してください。
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署名付きの電子メール メッセージのデジタル署名を表示する
- デジタル署名されたメッセージを開きます。
- [署名者] のステータス行を確認して、メッセージの署名者の電子メール アドレスに注意します。

重要 メッセージの送信者だけではなく、実際の署名者を確認する必要があるため、[差出人] 行の電子メール アドレスを確認するだけでは十分ではありません。[差出人] 行の電子メール アドレスが [署名者] のステータス行の電子メール アドレスと一致していない場合は、[署名者] 行でメッセージの実際の送信者を確認します。

- 署名が有効か無効かを確認します。
- [署名者] のステータス行に、
(署名ボタン) のようなボタンが表示された場合は、署名は有効です。署名のステータスの詳細については、このボタンをクリックしてください。
- [署名者] のステータス行に赤い下線が表示された場合および感嘆符のようなボタンが表示された場合は、署名は無効です。署名のステータスの詳細については、このボタンをクリックしてください。

- 無効な証明書など、デジタル署名に問題があるときの理由を参照するには、[詳細] をクリックします。

- 次のセキュリティ ダイアログ ボックスが表示されたら、[詳細の表示] をクリックしてデジタル署名に使用された証明書の詳細を表示します。
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署名付きのマクロのデジタル署名を表示する
デジタル署名付きのマクロ プロジェクトを含むドキュメントを開いたときに署名に問題がある場合は、既定ではマクロは無効になり、メッセージ バーが表示されて安全性が不確かなマクロであることが通知されます。ただし、信頼できる場所からドキュメントを開く場合を除きます。

署名付きマクロの場合は、次の操作を行ってファイルの証明書を表示できます。
- メッセージ バーの [オプション] をクリックします。
- マクロに署名されている場合は、セキュリティ ダイアログ ボックスに次の図のような [署名] 領域が表示されます。

- [署名の詳細を表示] をクリックします。
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デジタル署名の信頼性を確認する方法
ここでは、デジタル署名の信頼性を評価する際の確認事項を説明します。
デジタル署名が有効である
有効なデジタル署名は、[デジタル署名の詳細] ダイアログ ボックスの上部に表示されるデジタル署名が有効なことを示すメッセージによって識別できます。[副署名] で、タイムスタンプの詳細にも注意する必要があります。タイムスタンプの詳細には、証明機関 (この例では VeriSign) によってデジタル署名が確認および承認されたことが示されます。
![[デジタル署名の詳細] ダイアログ ボックス](/global/images/default.aspx?AssetID=ZA100899431041)
タイム スタンプの日付 (この例では 2003 年 8 月 7 日) は、証明書の [有効期限] の期間内である必要があります。デジタル署名の日付範囲を参照するには、[証明書の表示] をクリックします。
![[証明書] ダイアログ ボックス](/global/images/default.aspx?AssetID=ZA100902431041)
発行元 (この例では Microsoft Corporation) は、Microsoft Windows オペレーティング システムを実行しているコンピュータで既定で信頼できる発行元である必要があります。Microsoft の証明書は、信頼されたルート証明機関ストアにあります。発行元が既定で信頼されていない場合は、発行元を明示的に信頼する必要があります。そうしないと、この発行元が署名したコンテンツはセキュリティ ソフトウェアのチェックをパスしません。
赤い X 印をチェックする
問題があるデジタル署名のイメージには赤い X 印が表示されます。
![[デジタル署名の詳細] ダイアログ ボックス](/global/images/default.aspx?AssetID=ZA100899421041)
赤い X 印は、次のような理由により表示されます。
署名に問題があるときの対処方法
デジタル署名に問題があるときは、状況に応じて次のいずれかを行います。
- 署名されたコンテンツの発行元に問い合わせて、署名に問題があることを通知します。
- 組織内のセキュリティ インフラストラクチャを担当している IT 管理者に問い合わせます。
- ドキュメントに含まれているマクロまたはその他のアクティブ コンテンツが信頼できると考える場合は、このドキュメントを信頼できる場所に保存することができます。信頼できる場所にあるドキュメントは、セキュリティ センターのセキュリティ システムによるチェックを受けずに実行できます。すべてのマクロに対するセキュリティ レベルを下げるのではなく、信頼できる場所を使用します。
- 明示的に発行元を信頼します。
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