保護されたワークシートで特定の範囲のロックを解除する

ワークシートを保護すると、既定ではすべてのセルがロックされ、セルの編集ができなくなります。一部のセルだけをロックしたまま他のセルを編集できるようにするには、ワークシートを保護する前に、セルのロックを解除してから特定のセルや範囲だけをロックします。特定のユーザーに対し、保護されたワークシートの特定の範囲を編集する許可を与えることもできます。

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保護されたワークシートで特定のセルや範囲だけをロックする

  1. ワークシートが保護されている場合は、次の操作を行います。
    1. [校閲] タブの [変更] で [シート保護の解除] をクリックします。

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 メモ   ワークシートを保護すると、[シートの保護] が [シート保護の解除] に変わります。

  1. メッセージが表示されたら、パスワードを入力して、ワークシートの保護を解除します。
  1. [すべて選択] をクリックして、ワークシート全体を選択します。

ボタン イメージ

  1. [ホーム] タブの [フォント] で、ボタン イメージ ([セルのフォントの設定] ダイアログ ボックス起動ツール) をクリックします。

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ショートカット キーの使用  Ctrl キーと Shift キーを押しながら F キー、または Ctrl キーを押しながら 1 キーを押すこともできます。

  1. [保護] タブで、[ロック] チェック ボックスをオフにし、[OK] をクリックします。

 メモ   これにより、ワークシートを保護したときに、ワークシートのすべてのセルのロックが解除されるようになります。

  1. ワークシートで、ロックするセルだけを選択します。
  2. [ホーム] タブの [フォント] で、[フォント] の横にある ボタン イメージ (ダイアログ ボックス起動ツール) をクリックします。

ショートカット キーの使用  Ctrl キーと Shift キーを押しながら F キー、または Ctrl キーを押しながら 1 キーを押すこともできます。

  1. [保護] タブで、[ロック] チェック ボックスをオンにし、[OK] をクリックします。
  2. [校閲] タブの [変更] で [シートの保護] をクリックします。

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  1. [このシートのすべてのユーザーに許可する操作] ボックスの一覧では、ユーザーによる変更を可能にする要素を選択できます。

表示ワークシート要素の詳細

ワークシート要素

オフにするチェック ボックス 禁止するユーザー操作
ロックされたセル範囲の選択 [セルの書式設定] ダイアログ ボックスの [保護] タブの [ロック] チェック ボックスがオンになっているセルにポインターを移動する。既定では、ロックされたセルを選択できます。
ロックされていないセル範囲の選択 [セルの書式設定] ダイアログ ボックスの [保護] タブの [ロック] チェック ボックスがオフになっているセルにポインターを移動する。既定では、ロックされていないセルを選択し、Tab キーを押して、保護されたワークシート上のロックされていない別のセルに移動できます。
セルの書式設定 [セルの書式設定] ダイアログ ボックスまたは [条件付き書式の設定] ダイアログ ボックスのオプションを変更する。ワークシートを保護する前に条件付き書式を適用した場合、ユーザーが別の条件を満たす値を入力すると書式は変更されます。
列の書式設定 列の幅や列の高さの変更など、いずれかの列の書式設定コマンドを使用する ([ホーム] タブの [セル] で [書式] をクリックする)。
行の書式設定 行の幅や行の高さの変更など、いずれかの行の書式設定コマンドを使用する ([ホーム] タブの [セル] で [書式] をクリックする) 。
列の挿入 列を挿入する。
行の挿入 行を挿入する。
ハイパーリンクの挿入 ロックされていないセルの場合でも、ハイパーリンクを挿入する。
列の削除

列を削除する。

 メモ   [列の削除] が保護されていて、[列の挿入] は保護されていない場合、列を挿入できても削除はできません。

行の削除

行を削除する。

 メモ   [行の削除] が保護されていて、[行の挿入] は保護されていない場合、行を挿入できても削除はできません。

並べ替え

任意のコマンドを使用してデータを並べ替える ([データ] タブの [並べ替えとフィルター] を使用)。

 メモ   この設定に関係なく、保護されたワークシート上ではロックされたセルが含まれている範囲を並べ替えることはできません。

オートフィルターの使用

下向き矢印を使用して、オートフィルターが適用されている範囲のフィルターを変更する。

 メモ   この設定に関係なく、保護されたワークシート上ではオートフィルターを適用および削除できません。

ピボットテーブル レポートを使用する 書式設定、レイアウトの変更、最新の情報に更新、それ以外のピボットテーブル レポートの変更、または新しいレポートの作成を行う。
オブジェクトの編集

次のいずれかの操作を行う。

  1. ワークシートを保護する前にロックを解除しなかったマップ、埋め込みグラフ、グラフ、図形、テキスト ボックス、コントロールなどのグラフィック オブジェクトに対して変更を行う。たとえば、マクロを実行するボタンがワークシートにある場合、そのボタンをクリックするとマクロを実行できますが、ボタンは削除できません。
  2. 埋め込みグラフに対して書式設定などの変更を行う。グラフは、そのソース データを変更すると更新できます。
  3. コメントを追加または変更する。
シナリオの編集 非表示のシナリオの表示、変更が禁止されているシナリオの変更、およびこれらのシナリオの削除を行う。セルが保護されていない場合、変更対象のセルの値を変更して、新しいシナリオを追加できます。

グラフ シート要素

オンにするチェック ボックス 禁止するユーザーの操作
内容 データ系列、軸、凡例などのグラフを構成するアイテムに対する変更。グラフはソース データに対する変更を引き続き反映します。
オブジェクト 図形、テキスト ボックス、コントロールなどのグラフィック オブジェクトに対する変更 (グラフ シートを保護する前にオブジェクトのロックを解除していない場合)。
  1. [シートの保護を解除するためのパスワード] ボックスにシートのパスワードを入力し、[OK] をクリックしてから、確認用に再度パスワードを入力します。

 メモ 

  • パスワードは省略可能です。パスワードを設定しない場合は、すべてのユーザーがシートの保護を解除したり、保護された要素を変更したりできます。
  • パスワードには、覚えやすいものを使用するようにしてください。パスワードを忘れると、ワークシート上の保護された要素にアクセスできなくなります。

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保護されたワークシートの特定の範囲を特定のユーザーが編集できるようにする

 重要   保護されたワークシートの特定の範囲を編集するアクセス許可を特定のユーザーに与えるには、使用中のコンピュータで Microsoft Windows XP 以降が実行されていて、ドメインに参加している必要があります。ドメインを必要とするアクセス許可を使用する代わりに、範囲のパスワードを指定することもできます。

  1. 保護するワークシートを選択します。
  2. [校閲] タブの [変更] で [範囲の編集を許可] をクリックします。

Excel のリボン イメージ

 メモ   このコマンドは、ワークシートが保護されていない場合にのみ使用できます。

  1. 次のいずれかの操作を行います。
    • 編集可能な範囲を新しく追加するには、[新規] をクリックします。
    • 編集可能な既存の範囲を変更するには、[シートが保護されているときにパスワードでロックを解除する範囲] ボックスで目的の範囲をクリックし、[変更] をクリックします。
    • 編集可能な範囲を削除するには、[シートが保護されているときにパスワードでロックを解除する範囲] ボックスで目的の範囲をクリックし、[削除] をクリックします。
  2. [タイトル] ボックスに、ロックを解除する範囲の名前を入力します。
  3. [セルの参照] ボックスに等号 (=) を入力し、ロックを解除する範囲の参照を入力します。

 ヒント   [ダイアログ縮小] ボタンをクリックして、ワークシート上で範囲を選択することもできます。ダイアログ ボックスに戻るには、もう一度 [ダイアログ縮小] ボタンをクリックします。

  1. パスワードを使用してアクセスする場合は、[範囲パスワード] ボックスに、指定した範囲へのアクセスを許可するためのパスワードを入力します。

 メモ   アクセス許可を使用する場合、パスワードは省略可能です。パスワードを使用すると、範囲の編集が許可されたユーザーのユーザー資格情報を参照することができます。

  1. アクセス許可を使用する場合は、[許可] をクリックし、[追加] をクリックします。
  2. [選択するオブジェクト名を入力してください (例)] ボックスに、指定した範囲を編集できるようにするユーザーの名前を入力します。

 ヒント   ユーザー名の入力方法を確認するには、[] をクリックします。名前が正しいかどうかを確認するには、[名前の確認] をクリックします。

  1. [OK] をクリックします。
  2. 選択したユーザーのアクセス許可の種類を指定するには、[アクセス許可] ボックスで [許可] または [拒否] チェック ボックスをオンまたはオフにしてから [適用] をクリックします。
  3. [OK] を 2 回クリックします。

 ヒント   パスワードを要求されたら、指定したパスワードを入力します。

  1. [範囲の編集の許可] ダイアログ ボックスで、[シートの保護] をクリックします。
  2. [このシートのすべてのユーザーに許可する許可] ボックスの一覧では、ユーザーが変更できるようにする要素を選択します。

表示ワークシート要素の詳細

ワークシート要素

オフにするチェック ボックス 禁止するユーザー操作
ロックされたセル範囲の選択 [セルの書式設定] ダイアログ ボックスの [保護] タブの [ロック] チェック ボックスがオンになっているセルにポインターを移動する。既定では、ロックされたセルを選択できます。
ロックされていないセル範囲の選択 [セルの書式設定] ダイアログ ボックスの [保護] タブの [ロック] チェック ボックスがオフになっているセルにポインターを移動する。既定では、ロックされていないセルを選択し、Tab キーを押して、保護されたワークシート上のロックされていない別のセルに移動できます。
セルの書式設定 [セルの書式設定] ダイアログ ボックスまたは [条件付き書式の設定] ダイアログ ボックスのオプションを変更する。ワークシートを保護する前に条件付き書式を適用した場合、ユーザーが別の条件を満たす値を入力すると書式は変更されます。
列の書式設定 列の幅や列の高さの変更など、いずれかの列の書式設定コマンドを使用する ([ホーム] タブの [セル] で [書式] をクリックする)。
行の書式設定 行の幅や行の高さの変更など、いずれかの行の書式設定コマンドを使用する ([ホーム] タブの [セル] で [書式] をクリックする) 。
列の挿入 列を挿入する。
行の挿入 行を挿入する。
ハイパーリンクの挿入 ロックされていないセルの場合でも、ハイパーリンクを挿入する。
列の削除

列を削除する。

 メモ   [列の削除] が保護されていて、[列の挿入] は保護されていない場合、列を挿入できても削除はできません。

行の削除

行を削除する。

 メモ   [行の削除] が保護されていて、[行の挿入] は保護されていない場合、行を挿入できても削除はできません。

並べ替え

任意のコマンドを使用してデータを並べ替える ([データ] タブの [並べ替えとフィルター] を使用)。

 メモ   この設定に関係なく、保護されたワークシート上ではロックされたセルが含まれている範囲を並べ替えることはできません。

オートフィルターの使用

下向き矢印を使用して、オートフィルターが適用されている範囲のフィルターを変更する。

 メモ   この設定に関係なく、保護されたワークシート上ではオートフィルターを適用および削除できません。

ピボットテーブル レポートを使用する 書式設定、レイアウトの変更、最新の情報に更新、それ以外のピボットテーブル レポートの変更、または新しいレポートの作成を行う。
オブジェクトの編集

次のいずれかの操作を行う。

  1. ワークシートを保護する前にロックを解除しなかったマップ、埋め込みグラフ、グラフ、図形、テキスト ボックス、コントロールなどのグラフィック オブジェクトに対して変更を行う。たとえば、マクロを実行するボタンがワークシートにある場合、そのボタンをクリックするとマクロを実行できますが、ボタンは削除できません。
  2. 埋め込みグラフに対して書式設定などの変更を行う。グラフは、そのソース データを変更すると更新できます。
  3. コメントを追加または変更する。
シナリオの編集 非表示のシナリオの表示、変更が禁止されているシナリオの変更、およびこれらのシナリオの削除を行う。セルが保護されていない場合、変更対象のセルの値を変更して、新しいシナリオを追加できます。

グラフ シート要素

オンにするチェック ボックス 禁止するユーザーの操作
内容 データ系列、軸、凡例などのグラフを構成するアイテムに対する変更。グラフはソース データに対する変更を引き続き反映します。
オブジェクト 図形、テキスト ボックス、コントロールなどのグラフィック オブジェクトに対する変更 (グラフ シートを保護する前にオブジェクトのロックを解除していない場合)。
  1. [シートの保護を解除するためのパスワード] ボックスにパスワードを入力し、[OK] をクリックして、確認のためにパスワードを再度入力します。

 メモ 

  • パスワードは省略可能です。パスワードを設定しない場合は、すべてのユーザーがシートの保護を解除したり、保護された要素を変更したりできます。
  • パスワードには、覚えやすいものを使用するようにしてください。パスワードを忘れると、ワークシート上の保護された要素にアクセスできなくなります。

 メモ 

  • セルが複数の範囲に属している場合は、該当するいずれかの範囲の編集を許可されているユーザーであれば、そのセルを編集できます。
  • 複数のセルを一度に編集しようとすると、それらのセルの全部ではなく一部に対してしか編集が許可されていなければ、セルを 1 つずつ選択して編集するように求められます。

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適用対象:
Excel 2007