Access では、Access ファイル (Access ファイル : Access データベース ファイルまたは Access プロジェクト ファイル。Access データベースは、.mdb ファイル内のデータベース オブジェクトおよびデータを格納します。Access プロジェクト ファイルにはデータは含まれません。プロジェクト ファイルは、Microsoft SQL Server データベースへの接続に使用します。)の最適化と修復が 1 つの処理に統合されています。
Access ファイルの最適化
Access データベース (Access データベース : 特定の項目または目的に関連する、データおよびオブジェクト (テーブル、クエリ、フォームなど) の集合。Jet データベース エンジンが、このようなデータを管理します。)のデータまたはオブジェクトを削除した場合、または Access プロジェクト (Access プロジェクト : Microsoft SQL Server データベースに接続し、クライアント/サーバー アプリケーションの作成に使用する Access ファイル。プロジェクト ファイルには、データやデータ定義を基にしたオブジェクト、つまりテーブルやビューなどは含まれません。)のオブジェクトを削除した場合、ファイルは断片化され、ディスク領域を効率よく使用できなくなります。Access ファイルを最適化すると、ファイルのコピーが作成され、ファイルのディスク内での保存方法が変更されます。これまでのバージョンの Access データベースを最適化しても、Access 2002 または 2003 形式には変換されません。
最適化を実行すると、Access データベースと Access プロジェクトのどちらのパフォーマンスも向上します。ただし、Access プロジェクトの場合、最適化を実行しても、Access プロジェクト自体ではなく SQL Server データベース (SQL Server データベース : テーブル、ビュー、インデックス、ストアド プロシージャ、関数、およびトリガから構成される、SQL Server 内のデータベースです。)にあるテーブルやビューなどのデータベース オブジェクト (データベース オブジェクト : テーブル、クエリ、フォーム、レポート、ページ、マクロ、およびモジュールなどのオブジェクトを含むアクセス データベース。Access プロジェクトには、フォーム、レポート、ページ、マクロ、およびモジュールなどのオブジェクトが含まれます。)には影響しません。
最適化は、Access プロジェクトのオートナンバーには影響しません。ただし、Access データベースでは、オートナンバー型フィールド (オートナンバー型 : Access データベースで、テーブルにレコードを追加するとき、自動的に固有の数値が格納されるフィールドのデータ型。生成される数値は、連続値、乱数、レプリケーション ID の 3 種類です。)があるテーブルの最後からレコードを削除している場合、データベースを最適化すると、オートナンバーの値がリセットされます。次に追加したレコードのオートナンバーの値は、その前に表から削除されたレコードのオートナンバーの値より 1 つ大きい値になります。
注意 NTFS ファイル システムを使用するボリュームに保存されている Access ファイルを最適化する場合、Access によって既存のファイルが削除され、最適化されたファイルに置き換えられます。その上で、新規ファイルに既定のファイル権限が適用されます。ファイルが Access データベース (Access データベース : 特定の項目または目的に関連する、データおよびオブジェクト (テーブル、クエリ、フォームなど) の集合。Jet データベース エンジンが、このようなデータを管理します。)の場合、ファイルレベルの権限ではなくユーザーレベルのセキュリティ (ユーザーレベルのセキュリティ : Access データベースでユーザーレベルのセキュリティを使用している場合、データベースの管理者またはオブジェクトの所有者は、テーブル、クエリ、フォーム、レポート、マクロなどのオブジェクトに対して、個々のユーザーに特定の権限を与えることができます。)を使用してください。またはフォルダ権限を使用します。NTFS ファイル システムおよびフォルダ権限に関する詳細については、Windows ヘルプを参照してください。
Access ファイルの修復
Access ファイルの破損が検出されるのは、多くの場合、ユーザーがファイルを開こうとしたときです。この場合、すぐにファイルを修復するように要求するメッセージが表示されます。現在の Access ファイルが、破損している別の Access ファイルを参照している場合、参照されるファイルは修復されません。また、ファイルの破損を Access で検出できない場合もあります。Access ファイルが予期しない動作を示す場合は、ファイルの最適化と修復を行ってください。
次のような場合に修復が可能です。
Access ファイルの破損を防ぐには、次のガイドラインに従ってください。
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定期的に Access ファイルの最適化と修復を行います。ファイルを閉じるときに自動的にファイルが最適化されるように指定することができます。
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定期的に Access ファイルをバックアップします。
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Access を突然終了しないようにします。たとえば、コンピュータの電源を切ることによって、Access を突然終了しないでください。
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ネットワークに関する問題が発生している場合、問題が解決するまで、ネットワーク サーバーにある共有 Access データベースを使用しないようにします。可能な場合、Access データベースを、ネットワーク経由ではなくローカルからデータベースにアクセスできるコンピュータに移動してください。
Access が突然シャットダウンした後のファイルの修復
重大な問題が発生して、Access がシャットダウンした場合、Access を再起動すると、開いていたファイルのコピーが作成され、filename_Backup.mdb または filename_Backup.adp という名前が付けられます。filename は、元のファイルの名前です。filename_Backup.mdb または filename_Backup.adp という名前のファイルが既にある場合は、ファイルの名前を指定するように要求されます。ファイル名を指定すると、元のファイルの最適化と修復が行われます。