主題ごとのテーブルをデータベースに作成したら、それぞれの情報を必要に応じて一緒に取り出すための手段を Office Access 2007 に用意しておく必要があります。そのためには、関連のある複数のテーブルに共通のフィールドを配置し、テーブル間にリレーションシップを定義します。これにより、複数のテーブルからの情報を同時に表示するクエリ、フォーム、およびレポートを作成できるようになります。
この記事では、テーブルのリレーションシップを作成、編集、および削除する手順について詳しく説明します。ここでは、参照整合性を適用して孤立化したレコードが作成されるのを防ぐ方法、結合の種類を設定してリレーションシップのどちら側のレコードをクエリ結果に含めるかを決定する方法、および連鎖オプションを設定して参照の同期を保つ方法を解説します。
テーブルのリレーションシップの詳細については、「テーブルのリレーションシップの概要」を参照してください。
この記事の内容
テーブル リレーションシップを作成する
テーブルのリレーションシップは、リレーションシップ ウィンドウで作成するか、または [フィールド リスト] ウィンドウからデータシートにフィールドをドラッグすることによって作成できます。テーブル間にリレーションシップを作成する場合、共通のフィールドには同じ名前が付いていることがよくありますが、これらの名前は異なっていてもかまいません。それよりも、共通のフィールドでは同じデータ型を使用する必要があります。主キー フィールドがオートナンバー型フィールドのときは、外部キー フィールドを数値型のフィールドにすることもできますが、両方のフィールドの "FieldSize/フィールドサイズ" プロパティが一致している必要があります。たとえば、あるオートナンバー型フィールドと別の数値型のフィールドの "FieldSize/フィールドサイズ" プロパティが両方とも長整数型 (Long) であれば、これら 2 つのフィールドを関連付けることができます。共通のフィールドがどちらも数値型のフィールドである場合は、"FieldSize/フィールドサイズ" プロパティの設定が一致している必要があります。
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[リレーションシップ] ドキュメント タブを使用してテーブル リレーションシップを作成する
(Microsoft Office ボタン) をクリックし、[開く] をクリックします。
- [開く] ダイアログ ボックスで、データベースを選択して開きます。
- [データベース ツール] タブの [表示/非表示] で [リレーションシップ] をクリックします。

- リレーションシップが 1 つも定義されていない場合は、[テーブルの表示] ダイアログ ボックスが自動的に表示されます。表示されない場合は、[デザイン] タブの [リレーションシップ] で [テーブルの表示] をクリックします。
![リボンの [デザイン] タブの [リレーションシップ]](/global/images/default.aspx?AssetID=ZA101787901041)
[テーブルの表示] ダイアログ ボックスには、データベース内のすべてのテーブルとクエリが表示されます。テーブルだけを表示するには、[テーブル] をクリックします。クエリだけを表示するには、[クエリ] をクリックします。両方を表示するには、[両方] をクリックします。
- 1 つ以上のテーブルまたはクエリを選択し、[追加] をクリックします。テーブルとクエリを [リレーションシップ] ドキュメント タブに追加したら、[閉じる] をクリックします。
- 1 つのテーブルのフィールド (通常は主キー) を、別のテーブルにおける共通のフィールド (外部キー) にドラッグします。複数のフィールドをドラッグするには、Ctrl キーを押しながら各フィールドをクリックし、ドラッグします。
[リレーションシップ] ダイアログ ボックスが表示されます。
![[リレーションシップ] ダイアログ ボックス](/global/images/default.aspx?AssetID=ZA101324731041)
- 表示されたフィールド名が、リレーションシップを作成する共通のフィールドであることを確認します。フィールド名が正しくない場合は、問題のフィールド名をクリックし、一覧から適切なフィールド名を選択します。
このリレーションシップに参照整合性を適用するには、[参照整合性] チェック ボックスをオンにします。参照整合性の詳細については、「参照整合性を適用する」を参照してください。
さらに、「テーブルのリレーションシップの概要」も参照してください。
- [作成] をクリックします。
2 つのテーブルの間には、リレーションシップ ラインが描画されます。[参照整合性] チェック ボックスをオンにすると、ラインの両端が太く表示されます。また、同様に [参照整合性] チェック ボックスをオンにした場合に限り、次の図に示すように、リレーションシップの一方の太い部分の上に "1" が表示され、ラインの反対側の太い部分の上に無限大記号 (∞) が表示されます。

メモ
- 一対一リレーションシップを作成するには 共通のフィールドの両方 (通常は主キー フィールドと外部キー フィールド) に固有インデックスが設定されている必要があります。つまり、これらのフィールドの "Indexed/インデックス" プロパティが ["はい (重複を許可しない)"] に設定されている必要があります。両方のフィールドに固有インデックスが設定されていれば、一対一リレーションシップが作成されます。
- 一対多リレーションシップを作成するには リレーションシップの "一" 側のフィールド (通常は主キー) に固有インデックスが設定されている必要があります。つまり、このフィールドの "Indexed/インデックス" プロパティが ["はい (重複を許可しない)"] に設定されている必要があります。"多" 側のフィールドには、固有インデックスを設定することはできません。インデックスを付けることはできますが、重複を許可する必要があります。つまり、このフィールドの "Indexed/インデックス" プロパティは、[いいえ] または [はい (重複あり)] のどちらかに設定されている必要があります。一方のフィールドに固有インデックスが設定されていて、もう一方のフィールドに固有インデックスが設定されていなければ、一対多リレーションシップが作成されます。
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[フィールド リスト] ウィンドウを使用してテーブル リレーションシップを作成する
Office Access 2007 では、[フィールド リスト] ウィンドウからフィールドをドラッグすることにより、データシート ビューで表示されている既存のテーブルにフィールドを追加できます。[フィールド リスト] ウィンドウには、関連するテーブルに存在するフィールドと、データベース内の他のテーブルに存在するフィールドが表示されます。"他" の (関連付けられていない) テーブルからフィールドをドラッグし、ルックアップ ウィザードを完了すると、[フィールド リスト] ウィンドウ内のテーブルとフィールドのドラッグ先のテーブルとの間に、新しい一対多リレーションシップが自動的に作成されます。Access によって作成されたこのリレーションシップには、既定では参照整合性が適用されません。参照整合性を適用するには、リレーションシップを編集する必要があります。詳細については、「テーブル リレーションシップを編集する」を参照してください。
テーブルをデータシート ビューで開く
(Microsoft Office ボタン) をクリックし、[開く] をクリックします。
- [開く] ダイアログ ボックスで、データベースを選択して開きます。
- ナビゲーション ウィンドウで、フィールドを追加してリレーションシップを作成するテーブルをマウスの右ボタンでクリックし、ショートカット メニューの [データシート ビュー] をクリックします。
[フィールド リスト] ウィンドウを開く
[フィールド リスト] ウィンドウには、データベース内の他のテーブルがすべてカテゴリ別にグループ分けされて表示されます。データシート ビューでテーブルを操作する場合、各フィールドは [フィールド リスト] ウィンドウの [リレーション テーブルで利用可能なフィールド] と [他のテーブルで利用可能なフィールド] の 2 つのカテゴリのいずれかに表示されます。1 つ目のカテゴリには、現在作業中のテーブルとリレーションシップを持つテーブルがすべて表示されます。2 つ目のカテゴリには、現在作業中のテーブルとのリレーションシップがないテーブルがすべて表示されます。
[フィールド リスト] ウィンドウで、テーブル名の横にあるプラス記号 (+) をクリックすると、テーブルで利用可能なフィールドがすべて一覧表示されます。テーブルにフィールドを追加するには、目的のフィールドを [フィールド リスト] ウィンドウから、データシート ビューのテーブルにドラッグします。
[フィールド リスト] ウィンドウからフィールドを追加してリレーションシップを作成する
- [データシート] タブの [フィールドと列] で [既存のフィールドの追加] をクリックします。

[フィールド リスト] ウィンドウが表示されます。
- [他のテーブルで利用可能なフィールド] で、テーブル名の横にあるプラス記号 (+) をクリックして、テーブル内にあるフィールドの一覧を表示します。
- 目的のフィールドを [フィールド リスト] ウィンドウから、データシート ビューで開いているテーブルにドラッグします。
- 挿入位置が表示されたら、フィールドをその位置にドロップします。
ルックアップ ウィザードが起動します。
- 表示される手順に従って、ルックアップ ウィザードを完了します。
目的のフィールドがデータシート ビューのテーブルに表示されます。
"他" の (関連付けられていない) テーブルからフィールドをドラッグし、ルックアップ ウィザードを完了すると、[フィールド リスト] 内のテーブルとフィールドのドラッグ先のテーブルとの間に、新しい一対多リレーションシップが自動的に作成されます。Access によって作成されたこのリレーションシップには、既定では参照整合性が適用されません。参照整合性を適用するには、リレーションシップを編集する必要があります。詳細については、「テーブル リレーションシップを編集する」を参照してください。
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テーブル リレーションシップを編集する
テーブルのリレーションシップを変更するには、[リレーションシップ] ドキュメント タブでリレーションシップを選択して編集します。
- マウス ポインタを慎重に移動してリレーションシップ ラインをポイントし、そのラインをクリックして選択します。
選択されたリレーションシップ ラインは太い線で表示されます。
- リレーションシップ ラインが選択されている状態で、そのラインをダブルクリックします。
または
[デザイン] タブの [ツール] で [リレーションシップ] をクリックします。
[リレーションシップ] ダイアログ ボックスが表示されます。
[リレーションシップ] ダイアログ ボックスを開く
(Microsoft Office ボタン) をクリックし、[開く] をクリックします。
- [開く] ダイアログ ボックスで、データベースを選択して開きます。
- [データベース ツール] タブの [表示/非表示] で [リレーションシップ] をクリックします。
[リレーションシップ] ドキュメント タブが表示されます。
まだリレーションシップを定義したことがなく、初めて [リレーションシップ] ドキュメント タブを開いた場合は、[テーブルの表示] ダイアログ ボックスが表示されます。ダイアログ ボックスが表示されたら、[閉じる] をクリックします。
- [デザイン] タブの [リレーションシップ] で [すべてのリレーションシップ] をクリックします。
![リボンの [デザイン] タブの [リレーションシップ]](/global/images/default.aspx?AssetID=ZA101787901041)
リレーションシップが設定されているすべてのテーブルが、リレーションシップ ラインと共に表示されます。ただし、隠しテーブル (テーブルのプロパティ ダイアログ ボックスで [隠しオブジェクト] チェック ボックスがオンになっているテーブル) とそれらのリレーションシップは、[ナビゲーション オプション] ダイアログ ボックスで [隠しオブジェクトの表示] をオンにしない限り表示されません。
[隠しオブジェクトの表示] オプションの詳細については、「ナビゲーション ウィンドウの概要」を参照してください。
- 変更するリレーションシップのリレーションシップ ラインをクリックします。選択されたリレーションシップ ラインは太い線で表示されます。
- リレーションシップ ラインをダブルクリックします。
または
[デザイン] タブの [ツール] で [リレーションシップの編集] をクリックします。
[リレーションシップ] ダイアログ ボックスが表示されます。
![[リレーションシップ] ダイアログ ボックス](/global/images/default.aspx?AssetID=ZA101324731041)
- 必要な変更を行って、[OK] をクリックします。
[リレーションシップ] ダイアログ ボックスでは、テーブルのリレーションシップを変更することができます。具体的には、リレーションシップの両側のテーブルやクエリ、または両側のフィールドを変更できます。また、結合の種類を設定したり、参照整合性を適用して連鎖オプションを選択したりもできます。結合の種類とその設定方法の詳細については、「結合の種類を設定する」を参照してください。参照整合性を適用して更新オプションを選択する方法の詳細については、「参照整合性を適用する」を参照してください。
結合の種類を設定する
テーブルのリレーションシップを定義すると、リレーションシップの情報がクエリ デザインに反映されます。たとえば、2 つのテーブル間にリレーションシップを定義した後、それらの 2 つのテーブルを使用するクエリを作成すると、リレーションシップで指定されているフィールドを基に、既定の一致フィールドが自動的に選択されます。このようなクエリの初期の既定値は上書きできますが、リレーションシップによって設定された値が適切であったことに後で気付くこともよくあります。複数のテーブルのデータを一致させて同時に取り出す操作は、ごく単純なデータベースを除くほとんどのデータベースで頻繁に実行されるため、リレーションシップを作成することで既定値が設定されれば、時間を節約できて便利です。
複数テーブルのクエリでは、共通のフィールドの値を一致させることによって、1 つ以上のテーブルの情報を組み合わせます。一致および組み合わせを行う操作は、結合と呼ばれます。たとえば、得意先の受注情報を表示する必要があるとします。そこで、[得意先] テーブルと [受注] テーブルを [得意先 ID] フィールドで結合するクエリを作成します。クエリ結果には、該当する一致が見つかった行に対する得意先情報と受注情報が含まれます。
リレーションシップごとに指定できる値の 1 つに、結合の種類があります。結合の種類は、どのレコードをクエリ結果に含めるかを Access に指示するものです。たとえば、[得意先] テーブルと [受注] テーブルを共通の [得意先 ID] フィールドで結合するクエリについて、もう一度考えます。既定の結合の種類 (内部結合) を使用した場合は、共通のフィールド (結合フィールド) が等しい [得意先] の行と [受注] の行だけがクエリから返されます。
しかし、まだ 1 度も注文していない得意先も含め、すべての [得意先] の行を取得したい場合もあります。これを実現するには、結合の種類を内部結合から左外部結合に変更する必要があります。左外部結合では、リレーションシップの左側のテーブルからはすべての行が返され、右側のテーブルからは一致する行だけが返されます。右外部結合では、右側の行のすべてと、左側の一致する行だけが返されます。
メモ この場合、"左" および "右" は、[リレーションシップ] ドキュメント タブでのテーブルの位置ではなく、[リレーションシップ] ダイアログ ボックスでのテーブルの位置を示します。
リレーションシップを設定するときは、そのリレーションシップに基づいてテーブルを結合するクエリの結果を考慮して、適切な結合の種類を設定する必要があります。
結合の種類を設定する
- [リレーションシップ] ダイアログ ボックスで、[結合の種類] をクリックします。
[結合プロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。
- 適切なオプションをクリックし、[OK] をクリックします。
次の表は、[得意先] テーブルと [受注] テーブルを使用した場合に [結合プロパティ] ダイアログ ボックスに表示される 3 つのオプションと、それぞれのオプションで使用される結合の種類、および各テーブルに対してすべての行または一致する行のどちらが返されるかを示しています。
| 選択肢 |
リレーショナル結合 |
左テーブル |
右テーブル |
| 1. 両方のテーブルの結合フィールドが同じ行だけを含める。 |
内部結合 |
一致する行 |
一致する行 |
| 2. '得意先' の全レコードと '受注' の同じ結合フィールドのレコードだけを含める。 |
左外部結合 |
すべての行 |
一致する行 |
| 3. '受注' の全レコードと '得意先' の同じ結合フィールドのレコードだけを含める。 |
右外部結合 |
一致する行 |
すべての行 |
オプション 2 またはオプション 3 を選択すると、リレーションシップ ラインに矢印が表示されます。この矢印の向きは、リレーションシップの一致する行だけを表示する側を指します。
[結合プロパティ] ダイアログ ボックスで変更する
(Microsoft Office ボタン) をクリックし、[開く] をクリックします。
- [開く] ダイアログ ボックスで、データベースを選択して開きます。
- [データベース ツール] タブの [表示/非表示] で [リレーションシップ] をクリックします。

[リレーションシップ] ドキュメント タブが表示されます。
まだリレーションシップを定義したことがなく、初めて [リレーションシップ] ドキュメント タブを開いた場合は、[テーブルの表示] ダイアログ ボックスが表示されます。ダイアログ ボックスが表示されたら、[閉じる] をクリックします。
- [デザイン] タブの [リレーションシップ] で [すべてのリレーションシップ] をクリックします。
![リボンの [デザイン] タブの [リレーションシップ]](/global/images/default.aspx?AssetID=ZA101787901041)
リレーションシップが設定されているすべてのテーブルが、リレーションシップ ラインと共に表示されます。ただし、隠しテーブル (テーブルのプロパティ ダイアログ ボックスで [隠しオブジェクト] チェック ボックスがオンになっているテーブル) とそれらのリレーションシップは、[ナビゲーション オプション] ダイアログ ボックスで [隠しオブジェクトの表示] をオンにしない限り表示されません。
[隠しオブジェクトの表示] オプションの詳細については、「ナビゲーション ウィンドウの概要」を参照してください。
- 変更するリレーションシップのリレーションシップ ラインをクリックします。選択されたリレーションシップ ラインは太い線で表示されます。
- リレーションシップ ラインをダブルクリックします。
または
[デザイン] タブの [ツール] で [リレーションシップの編集] をクリックします。
[リレーションシップ] ダイアログ ボックスが表示されます。
- [結合の種類] をクリックします。
- [結合プロパティ] ダイアログ ボックスで、いずれかのオプションをクリックし、[OK] をクリックします。
![[結合プロパティ] ダイアログ ボックス](/global/images/default.aspx?AssetID=ZA101326761041)
- 必要に応じてリレーションシップに変更を加え、[OK] をクリックします。
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参照整合性を適用する
参照整合性の目的は、レコードの孤立化を防ぎ、参照の同期を保つことによって、存在しない他のレコードを参照するレコードができないようにすることです。参照整合性を適用するには、テーブルのリレーションシップで参照整合性を有効にします。いったん有効にすると、テーブルのリレーションシップに設定した参照整合性に違反する操作はすべて拒否されるようになります。つまり、参照先を変更する更新操作と、参照先を削除する操作の両方が拒否されます。参照の更新および削除を反映して、関連するすべての行が適切に変更されるようにするには、「連鎖オプションを設定する」を参照してください。
参照整合性を有効または無効にする
(Microsoft Office ボタン) をクリックし、[開く] をクリックします。
- [開く] ダイアログ ボックスで、データベースを選択して開きます。
- [データベース ツール] タブの [表示/非表示] で [リレーションシップ] をクリックします。

[リレーションシップ] ドキュメント タブが表示されます。
まだリレーションシップを定義したことがなく、初めて [リレーションシップ] ドキュメント タブを開いた場合は、[テーブルの表示] ダイアログ ボックスが表示されます。ダイアログ ボックスが表示されたら、[閉じる] をクリックします。
- [デザイン] タブの [リレーションシップ] で [すべてのリレーションシップ] をクリックします。
リレーションシップが設定されているすべてのテーブルが、リレーションシップ ラインと共に表示されます。ただし、隠しテーブル (テーブルのプロパティ ダイアログ ボックスで [隠しオブジェクト] チェック ボックスがオンになっているテーブル) とそれらのリレーションシップは、[ナビゲーション オプション] ダイアログ ボックスで [隠しオブジェクトの表示] をオンにしない限り表示されません。
[隠しオブジェクトの表示] オプションの詳細については、「ナビゲーション ウィンドウの概要」を参照してください。
- 変更するリレーションシップのリレーションシップ ラインをクリックします。選択されたリレーションシップ ラインは太い線で表示されます。
- リレーションシップ ラインをダブルクリックします。
または
[デザイン] タブの [ツール] で [リレーションシップの編集] をクリックします。
[リレーションシップ] ダイアログ ボックスが表示されます。
- [参照整合性] チェック ボックスをオンにします。
- 必要に応じてリレーションシップに変更を加え、[OK] をクリックします。
参照整合性を有効にすると、次の規則が適用されます。
- 主テーブルの主キー フィールドに存在しない値を、関連テーブルの外部キー フィールドに入力することはできません。このような操作は、孤立化したレコードが作成される原因となります。
- 一致するレコードが関連テーブルに存在している場合、そのレコードを主テーブルから削除することはできません。たとえば、[受注] テーブルに担当社員として入力されている社員のレコードを [社員] テーブルで削除することはできません。ただし、[レコードの連鎖削除] チェック ボックスをオンにすると、主レコードとすべての関連レコードを 1 回の操作で削除できるようになります。
- 主テーブルの主キーの値を変更すると孤立化したレコードが作成される結果になる場合、その値を変更することはできません。たとえば、[受注明細] テーブルで品目が関連付けられている受注について、[受注] テーブルの受注番号を変更することはできません。ただし、[フィールドの連鎖更新] チェック ボックスをオンにすると、主レコードとすべての関連レコードを 1 回の操作で更新できるようになります。
メモ
参照整合性を有効にできない場合、参照整合性を適用するためには、次の条件を満たす必要があることに注意してください。
- 主テーブルの共通のフィールドが主キーであるか、または固有インデックスが設定されていること。
- 共通のフィールドが同じデータ型であること。例外として、オートナンバー型フィールドは、"FieldSize/フィールドサイズ" プロパティが長整数型 (Long) に設定されている数値型フィールドに関連付けることができます。
- 両方のテーブルが同じ Access データベースに存在していること。参照整合性はリンク テーブルには適用できません。ただし、ソース テーブルが Access 形式の場合は、それらのテーブルが格納されているデータベースを開き、そのデータベース内で参照整合性を有効にできます。
連鎖オプションを設定する
状況によっては、リレーションシップの "一" 側の値をどうしても変更する必要が生じることがあります。このような場合は、1 回の操作で、関連するすべての行が自動的に更新されるようにする必要があります。この方法であれば更新が完全に完了するので、データベースに更新された行と更新されていない行が混在するような矛盾した状態になることはありません。Access では、この問題を回避するために、フィールドの連鎖更新オプションがサポートされています。参照整合性を適用し、フィールドの連鎖更新オプションを有効にすると、主キーを更新した場合に、その主キーを参照しているすべてのフィールドが自動的に更新されます。
また、ある行を削除したら、関連するレコードをすべて削除することが必要になる場合もあります。たとえば、運送会社のレコードを削除したら、その運送会社に関連するすべての受注を削除する必要があります。このような場合のために、Access では、レコードの連鎖削除オプションもサポートされています。参照整合性を適用し、[レコードの連鎖削除] チェック ボックスをオンにすると、主キーを含むレコードを削除した場合に、その主キーを参照しているすべてのレコードが自動的に削除されます。
連鎖更新や連鎖削除を有効または無効にする
(Microsoft Office ボタン) をクリックし、[開く] をクリックします。
- [開く] ダイアログ ボックスで、データベースを選択して開きます。
- [データベース ツール] タブの [表示/非表示] で [リレーションシップ] をクリックします。

[リレーションシップ] ドキュメント タブが表示されます。
まだリレーションシップを定義したことがなく、初めて [リレーションシップ] ドキュメント タブを開いた場合は、[テーブルの表示] ダイアログ ボックスが表示されます。ダイアログ ボックスが表示されたら、[閉じる] をクリックします。
- [デザイン] タブの [リレーションシップ] で [すべてのリレーションシップ] をクリックします。
リレーションシップが設定されているすべてのテーブルが、リレーションシップ ラインと共に表示されます。ただし、隠しテーブル (テーブルのプロパティ ダイアログ ボックスで [隠しオブジェクト] チェック ボックスがオンになっているテーブル) とそれらのリレーションシップは、[ナビゲーション オプション] ダイアログ ボックスで [隠しオブジェクトの表示] をオンにしない限り表示されません。
[隠しオブジェクトの表示] オプションの詳細については、「ナビゲーション ウィンドウの概要」を参照してください。
- 変更するリレーションシップのリレーションシップ ラインをクリックします。選択されたリレーションシップ ラインは太い線で表示されます。
- リレーションシップ ラインをダブルクリックします。
または
[デザイン] タブの [ツール] で [リレーションシップの編集] をクリックします。
[リレーションシップ] ダイアログ ボックスが表示されます。
- [参照整合性] チェック ボックスをオンにします。
- [フィールドの連鎖更新] チェック ボックスと [レコードの連鎖削除] チェック ボックスの一方または両方をオンにします。
- 必要に応じてリレーションシップに変更を加え、[OK] をクリックします。
メモ 主キーがオートナンバー型 (オートナンバー型 : Access データベースで、テーブルにレコードを追加するとき、自動的に固有の数値が格納されるフィールドのデータ型。生成される数値は、連続値、乱数、レプリケーション ID の 3 種類です。)フィールドである場合、オートナンバー型フィールドでは値の変更ができないので、[フィールドの連鎖更新] チェック ボックスをオンにしても効果はありません。
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テーブル リレーションシップを削除する
テーブルのリレーションシップを削除するには、[リレーションシップ] ドキュメント タブでリレーションシップ ラインを削除する必要があります。マウス ポインタを慎重に移動してリレーションシップ ラインをポイントし、そのラインをクリックします。選択されたリレーションシップ ラインは太い線で表示されます。リレーションシップ ラインが選択されている状態で、Del キーを押します。リレーションシップを削除すると、そのリレーションシップで参照整合性が有効になっている場合は、参照整合性のサポートも削除されることに注意してください。結果として、リレーションシップの "多" 側に孤立化したレコードが作成されるのを自動的に防止することはできなくなります。
(Microsoft Office ボタン) をクリックし、[開く] をクリックします。
- [開く] ダイアログ ボックスで、データベースを選択して開きます。
- [データベース ツール] タブの [表示/非表示] で [リレーションシップ] をクリックします。

[リレーションシップ] ドキュメント タブが表示されます。
まだリレーションシップを定義したことがなく、初めて [リレーションシップ] ドキュメント タブを開いた場合は、[テーブルの表示] ダイアログ ボックスが表示されます。ダイアログ ボックスが表示されたら、[閉じる] をクリックします。
- [デザイン] タブの [リレーションシップ] で [すべてのリレーションシップ] をクリックします。
リレーションシップが設定されているすべてのテーブルが、リレーションシップ ラインと共に表示されます。ただし、隠しテーブル (テーブルのプロパティ ダイアログ ボックスで [隠しオブジェクト] チェック ボックスがオンになっているテーブル) とそれらのリレーションシップは、[ナビゲーション オプション] ダイアログ ボックスで [隠しオブジェクトの表示] をオンにしない限り表示されません。
[隠しオブジェクトの表示] オプションの詳細については、「ナビゲーション ウィンドウの概要」を参照してください。
- 削除するリレーションシップのリレーションシップ ラインをクリックします。選択されたリレーションシップ ラインは太い線で表示されます。
- Del キーを押します。
または
マウスの右ボタンをクリックし、[削除] をクリックします。
- "選択したリレーションシップをデータベースから削除しますか?" というエラー メッセージが Access から表示されることがあります。この確認メッセージが表示されたら、[はい] をクリックします。
メモ テーブルのリレーションシップで参照されているテーブルのいずれかが、他のユーザーやプロセス、または開かれているデータベース オブジェクト (フォームなど) によって使用されている場合、そのリレーションシップを削除することはできません。リレーションシップの削除を試みる前に、該当するテーブルを参照しているオブジェクトをすべて閉じる必要があります。
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