ここでは、使用している文書に不審な Web サイトへのリンクが含まれている場合や、不審な Web サイトから文書を開く場合のリスクについて説明します。2007 Microsoft Office system では、フィッシング詐欺で行われる同形異義語攻撃からコンピュータを保護し、リスクを軽減することができます。
この記事の内容
同形異義語攻撃とは
同形異義語とは、同じ綴りで異なる意味を持つ語のことです。コンピュータ用語で同形異義語攻撃とは、有名サイトの Web アドレスとまったく同じに見えながら、実際にはわずかに異なる Web アドレスを使って、アクセスするユーザーを欺く行為を指します。たとえば、英語以外の言語の文字を使用してドメイン名 (ドメイン名 : ネットワークの場所のアドレス。server.organization.type という形式で記述し、アドレスの所有者が識別されます。たとえば、www.whitehouse.gov は、合衆国政府の一部であるホワイト ハウスの Web サーバーを表します。)を作るという手口があります。次の Web アドレスはまるで本物のように見えますが、実は "i" の文字がウクライナ語のキリル文字になっている偽物です。
www.microsoft.com
フィッシング詐欺では、実在の銀行や企業名に似た偽のドメイン名で顧客を欺き、いつものサイトにアクセスしていると思わせます。Web アドレス内の偽装ドメイン名を検出するには、特殊なソフトウェアが必要です。不審な Web サイトへ誘導するリンクからユーザーを保護する 2007 Office リリースの機能については、次のセクションを参照してください。
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セキュリティ センターを使用して同形異義語攻撃から保護する方法
既定では、次のような場合に 2007 Office リリースでセキュリティ警告が表示されます。
- 文書を開き、偽装している可能性のあるドメイン名を含むアドレスを持つ Web サイトへのリンクをクリックするとき。
- 偽装している可能性のあるドメイン名を含むアドレスの Web サイトから入手したファイルを開くとき。
偽装している可能性のあるドメイン名を含む Web サイトへのリンクをクリックすると、次の警告が表示されます。

表示される警告を見てから、Web サイトへアクセスするかどうか選択できます。この場合は、[いいえ] をクリックすることをお勧めします。警告を表示したくない場合は、表示を無効に設定できます。詳細については、次の 2 つのセクションを参照してください。
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不審な Web サイトへのリンクやサイトのファイルについてのセキュリティの警告を有効または無効にする
偽装している可能性のあるドメイン名の検出は既定で有効になっています。この検出を無効にしてセキュリティの警告が表示されないようにすることはできますが、それはお勧めしません。以下の 2007 Microsoft Office system プログラムで次の操作を行います。
使用している 2007 Microsoft Office system アプリケーション
Access の場合
(Microsoft Office ボタン) をクリックし、[Access のオプション] をクリックします。
- [セキュリティ センター] をクリックし、[セキュリティ センターの設定] をクリックします。次に、[プライバシー オプション] をクリックします。
- [不審な Web サイトからの Microsoft Office ドキュメント、またはそのような Web サイトにリンクしている Microsoft Office ドキュメントをチェックする] チェック ボックスをオフにします。
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クリップ オーガナイザの場合
- [ヘルプ] メニューの [カスタマ フィードバックのオプション] をクリックします。
- [Web リンクのプライバシー] の [不審な Web サイトからの Microsoft Office ドキュメント、またはそのような Web サイトにリンクしている Microsoft Office ドキュメントをチェックする] チェック ボックスをオフにします。
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Excel の場合
(Microsoft Office ボタン) をクリックし、[Excel のオプション] をクリックします。
- [セキュリティ センター] をクリックし、[セキュリティ センターの設定] をクリックします。次に、[プライバシー オプション] をクリックします。
- [不審な Web サイトからの Microsoft Office ドキュメント、またはそのような Web サイトにリンクしている Microsoft Office ドキュメントをチェックする] チェック ボックスをオフにします。
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InfoPath の場合
- [ツール] メニューの [セキュリティ センター] をクリックし、[プライバシー オプション] をクリックします。
- [不審な Web サイトからの Microsoft Office ドキュメント、またはそのような Web サイトにリンクしている Microsoft Office ドキュメントをチェックする] チェック ボックスをオフにします。
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OneNote の場合
- [ヘルプ] メニューの [カスタマ フィードバックのオプション] をクリックします。
- [Web リンクのプライバシー] の [不審な Web サイトからの Microsoft Office ドキュメント、またはそのような Web サイトにリンクしている Microsoft Office ドキュメントをチェックする] チェック ボックスをオフにします。
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PowerPoint の場合
(Microsoft Office ボタン) をクリックし、[PowerPoint のオプション] をクリックします。
- [セキュリティ センター] をクリックし、[セキュリティ センターの設定] をクリックします。次に、[プライバシー オプション] をクリックします。
- [不審な Web サイトからの Microsoft Office ドキュメント、またはそのような Web サイトにリンクしている Microsoft Office ドキュメントをチェックする] チェック ボックスをオフにします。
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Project の場合
- [ヘルプ] メニューの [カスタマ フィードバックのオプション] をクリックします。
- [Web リンクのプライバシー] の [不審な Web サイトからの Microsoft Office ドキュメント、またはそのような Web サイトにリンクしている Microsoft Office ドキュメントをチェックする] チェック ボックスをオフにします。
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SharePoint Designer の場合
- [ヘルプ] メニューの [カスタマ フィードバックのオプション] をクリックします。
- [Web リンクのプライバシー] の [不審な Web サイトからの Microsoft Office ドキュメント、またはそのような Web サイトにリンクしている Microsoft Office ドキュメントをチェックする] チェック ボックスをオフにします。
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Visio の場合
- [ツール] メニューの [セキュリティ センター] をクリックし、[プライバシー オプション] をクリックします。
- [不審な Web サイトからの Microsoft Office ドキュメント、またはそのような Web サイトにリンクしている Microsoft Office ドキュメントをチェックする] チェック ボックスをオフにします。
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Word の場合
(Microsoft Office ボタン) をクリックし、[Word のオプション] をクリックします。
- [セキュリティ センター] をクリックし、[セキュリティ センターの設定] をクリックします。次に、[プライバシー オプション] をクリックします。
- [不審な Web サイトからの Microsoft Office ドキュメント、またはそのような Web サイトにリンクしている Microsoft Office ドキュメントをチェックする] チェック ボックスをオフにします。
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Web サイトを信頼済みサイトとして指定することでセキュリティの警告を無効にする
特定の Web サイトが信頼できるサイトだと思われる場合、Windows Internet Explorer で信頼済みサイト ゾーンにそのサイトを追加すると、セキュリティ警告を無効にできます。信頼済みサイト ゾーンには、所属する組織のイントラネット上のサイトや、定評があり信頼できる情報源から教えてもらったサイトなど、安全だと思われる Web サイトが含まれます。信頼済みサイト ゾーンにサイトを追加することは、そのサイトからダウンロードし、実行するすべてのファイルが、コンピュータやデータを破損しない、と判断していることを意味します。既定では、信頼済みサイト ゾーンに割り当てられている Web サイトはなく、信頼済みサイト ゾーンのセキュリティ レベルは [低] に設定されています。
信頼済みサイト ゾーンに Web サイトを割り当てる
- Internet Explorer のバージョン 5 以上で、[ツール] メニューの [インターネット オプション] をクリックします。
- [セキュリティ] タブの [信頼済みサイト] をクリックし、[サイト] をクリックします。
- [次の Web サイトをゾーンに追加する] ボックスに追加する Web サイトのアドレスを入力または選択し、[追加] をクリックします。
- 選択したゾーンの Web サイトに接続する前に、ゾーンに追加した各 Web サイトのサーバーが安全かどうか確認する場合は、[このゾーンのサイトにはすべてサーバーの確認 (https:) を必要とする] チェック ボックスをオンにします。
- [OK] を 2 回クリックします。
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