Microsoft Office Access 2007 の添付機能を使用して、データベース内のレコードに、Microsoft Office Word 2007 文書、Microsoft Office PowerPoint 2007 プレゼンテーション、イメージなどのファイルを追加できます。ここでは、添付ファイルを使用するようデータベースを構成し、データを添付および管理するために必要な背景情報と手順を示します。
この記事の内容
添付機能の利点
添付機能を使用すると、さまざまな種類のファイルを単一のフィールドにまとめて格納することができます。たとえば、求人データベース内の個人情報レコードに、1 通以上の履歴書とプロフィール写真を添付することができます。
添付機能を使用すると、データの管理効率もよくなります。以前のバージョンの Access では、イメージや文書の保存に OLE (Object Linking and Embedding) という技術が使用されていました。OLE では、既定でイメージや文書がビットマップ形式で作成されます。このビットマップ ファイルは非常にサイズが大きく、ときには元のファイルの 10 倍程度になる場合もあります。データベース内のイメージや文書を表示するとき呼び出されるのは、元のファイルではなくこのビットマップ ファイルでした。一方、新しい添付機能では、文書ファイルや非イメージ ファイルをそれぞれの親プログラムで開くことができるため、Access 内でこれらのファイルの検索や編集を行うことができます。
また、OLE は、OLE サーバーという特別なプログラムなしでは使用できません。たとえば Access データベースに JPEG イメージ ファイルを保存したい場合、このデータベースを実行するすべてのコンピュータに、別途 JPEG イメージ用 OLE サーバー プログラムをインストールする必要があります。これに対して Office Access 2007 では、サポート イメージなしで添付ファイルをネイティブ形式で保存でき、特別なソフトウェアを追加インストールすることなく、データベース内でイメージを参照できます。
添付ファイルとデータベースのデザイン ルール
既定では、リレーショナル データベース内のフィールドには、データが 1 つずつ格納されます。たとえば、1 つのフィールドに複数の住所が格納されていると、特定の住所を検索しにくいからです。同じように考えると、"添付機能を使用して単一のフィールドに複数のファイルを添付する" というのは、一見、データベースのデザイン ルールに反しているように思えます。しかし、ファイルをレコードに添付すると、Office Access 2007 は 1 つ以上のシステム テーブルを生成し、内部でこのテーブルを利用してデータを正規化するため、上記のデザイン ルールに違反しているわけではありません。これらのシステム テーブルを表示または操作することはできません。
その他のシステム テーブルの表示方法の詳細については、「ナビゲーション ウィンドウの概要」を参照してください。データベース設計の詳細については、「データベース設計の基本」を参照してください。
添付ファイルの使用法
添付ファイルを操作するときは、次のガイドラインに従ってください。
- ファイルを添付できるのは、.accdb ファイル形式をサポートする、Office Access 2007 で作成されたデータベースだけです。Office Access 2007 (.accdb) データベースと、以前のファイル形式 (.mdb) しかサポートしないデータベース間で、添付ファイルを共有することはできません。
- テーブル内に、Attachments データ型のフィールドを作成する必要があります。フィールドのデータ型を Attachments に設定した後、別のデータ型に変更することはできません。
- 単一のレコードに複数のファイルを格納できます。たとえば、イメージのほか、文書処理プログラムで作成したファイルや表計算プログラムで作成したファイルを格納することができます。
- 最大 2 GB (Access データベースの最大サイズ) のデータを添付できます。個々のファイルのサイズは、256 MB を超えないようにする必要があります。
- 添付ファイルの追加、編集、管理には、[添付ファイル] ダイアログ ボックスを使用します。テーブル内の添付ファイル フィールドからこのダイアログ ボックスを開くには、添付ファイル フィールドをダブルクリックします。フォームから添付ファイルを管理したい場合や、レポートから添付ファイルを表示したい場合は、フォームまたはレポートに添付ファイル コントロールを追加して、このコントロールを基になる添付ファイル フィールドに連結します。
- 既定では、添付ファイル コントロールは、イメージ ファイルを描画し、その他のファイルについては、対応するプログラム アイコンを表示します。たとえば、写真、履歴書、Microsoft Office Visio 2007 で作成した図面が添付されているレコードがある場合を考えます。添付ファイルをスクロールすると、イメージ (写真) が描画され、文書と図面に対応するプログラム アイコンが表示されます。
- テーブルやフォームから [添付ファイル] ダイアログ ボックスを開いた場合は、添付ファイルの追加、削除、編集、保存が可能です。一方、レポートから [添付ファイル] ダイアログ ボックスを開いた場合は、添付ファイルを別の場所に保存することしかできません。
- Access は、自動的に圧縮されない添付ファイルだけを圧縮します。たとえば JPEG ファイルは、作成プログラムによって自動的に圧縮されるので、Access では圧縮されません。
- 添付ファイルの作成プログラムがコンピュータにインストールされていれば、そのプログラムで添付ファイルを開き、編集することができます。
- 添付ファイルをハード ディスク ドライブまたはネットワーク上に保存し、編集した後、変更内容をデータベースに反映するかどうかを確認することができます。
- プログラムを使用して添付ファイルを操作することもできます。
ここからは、添付ファイルの追加手順と管理手順について説明していきます。
ページの先頭へ
テーブルに添付ファイル フィールドを追加する
Office Access 2007 の添付機能を利用するには、データベース内の 1 つ以上のテーブルに添付ファイル フィールドを追加する必要があります。Office Access 2007 では、添付ファイル フィールドをテーブルに追加する方法は 2 つあります。データシート ビューまたはデザイン ビューを使用して、フィールドを追加できます。このセクションでは、両方の方法について説明します。
データシート ビューで添付ファイル フィールドを追加する
- データシート ビューで開かれたテーブルで、最初の空白列をクリックします。空白列を見つけるには、列見出しに [新しいフィールドの追加] と表示されている列を探します。
- [データシート] タブの [データの型と表示形式] で、[データ型] ボックスの横に表示されている下矢印をクリックして、[添付ファイル] をクリックします。
Access によりフィールドのデータ型が Attachment に設定され、フィールドの見出し行にアイコンが配置されます。次の図は、新しい [添付ファイル] フィールドです。フィールドの見出し行にペーパークリップのアイコンが表示されています。既定では、[添付ファイル] フィールドの見出し行にテキストを入力することはできません。

- 変更内容を保存します。
フィールドのデータ型を変更することはできませんが、なんらかのミスでフィールドのデータ型を変更する必要が生じた場合、そのフィールドを削除するしかありません。
デザイン ビューで添付ファイル フィールドを追加する
- ナビゲーション ウィンドウで変更するテーブルを右クリックし、ショートカット メニューの
(デザイン ビュー) をクリックします。
- [フィールド名] 列で空白行をクリックし、[添付ファイル] フィールドの名前を入力します。
- 同じ行の [データ型] の [添付ファイル] をクリックします。
- 変更内容を保存します。
フィールドのデータ型を変更することはできませんが、なんらかのミスでフィールドのデータ型を変更する必要が生じた場合、そのフィールドを削除するしかありません。
- [デザイン] タブの [表示] で、[表示] ボタンの下にある矢印をクリックし、[データシート ビュー] をクリックして使用するテーブルを開きます。

または
テーブルのドキュメント タブを右クリックし、ショートカット メニューの [データシート ビュー] をクリックします。
または
ナビゲーション ウィンドウで、目的のテーブルを右クリックし、ショートカット メニューの [開く] をクリックします。
- 次の手順に進みます。
ページの先頭へ
テーブルに直接ファイルを添付する
テーブルに添付ファイル フィールドを追加すると、このテーブル内のレコードにファイルを添付できるようになります。データ入力フォームを作成する必要はありません。添付ファイルは、フォームを使わずにテーブルから直接表示することもできますが、この場合は、その添付ファイルの作成元プログラムか、その添付ファイルの形式をサポートするプログラムを使用する必要があります。たとえば、テーブルに添付された Word 文書を開くと、自動的に Word が起動し、Access ではなく Word のウィンドウに文書が表示されます。Word がコンピュータにインストールされていない場合は、ファイルを表示するプログラムを選択するダイアログ ボックスが表示されます。
テーブルに添付ファイルを追加する
- データシート ビューで、添付ファイル フィールドのあるテーブルを開き、添付ファイル フィールドをダブルクリックします。
[添付ファイル] ダイアログ ボックスが表示されます。次の図にこのダイアログ ボックスを示します。
![[添付ファイル] ダイアログ ボックス](/global/images/default.aspx?AssetID=ZA101493151041)
- [追加] をクリックします。
[ファイルの選択] ダイアログ ボックスが表示されます。
- [ファイルの場所] ボックスから、レコードに添付するファイル (複数可) を選択し、[開く] をクリックします。
サポートされている任意のデータ型のファイルをいくつでも選択できます。サポートされているデータ型については、この記事の「添付機能に関する参考情報」を参照してください。
- [添付ファイル] ダイアログ ボックスの [OK] をクリックして、ファイルをテーブルに追加します。
フィールドにファイルが追加され、添付ファイルの ID 番号が大きくなります。次の図は、2 つの画像が添付されたフィールドを示しています。
![2 つのデータを持つ [添付ファイル] フィールド](/global/images/default.aspx?AssetID=ZA101493161041)
- ここまでの手順を繰り返して、テーブル内のカレント フィールドまたはその他のフィールドに必要なファイルをすべて追加します。
テーブルから添付ファイルを開く
- データシート ビューでテーブルを開き、添付ファイル フィールドのセルをダブルクリックします。
- [添付ファイル] ダイアログ ボックスで、開くファイルをダブルクリックします。
または
ファイルを選択し、[ファイルを開く] をクリックします。 ファイルに関連付けられたプログラムが自動的に起動し、このプログラムで添付ファイルが開きます (たとえば Excel ファイルなら、Excel で開きます)。
メモ 一部のイメージ ファイルは、Microsoft Windows Picture and Fax Viewer で開きます。このイメージを編集したい場合は、イメージを右クリックし、メニューの [編集] をクリックします。ここで、このファイルの作成元プログラムがコンピュータにインストールされていれば、起動します。
添付ファイルの変更内容を保存する
- 必要に応じて、親プログラムを使用してファイルを編集します。
- ファイルの変更内容を保存して、親プログラムを閉じます。添付ファイルに変更を加えると、そのたびに変更内容がハード ディスク ドライブ上のインターネット一時フォルダに保存されます。このフォルダの詳細については、このセクションの最後で説明します。
- 変更内容を永久に保存するには、Access に戻り、[添付ファイル] ダイアログ ボックスの [OK] をクリックします。
次のようなメッセージが表示されます。

- [はい] をクリックして変更内容を保存します。
メモ
- 表示または編集する添付ファイルを親プログラムで開くと、一時フォルダにそのファイルの一時コピーが作成されます。親プログラムでファイルに変更を加え、保存したとき、実際に変更されるのはこの一時コピーです。Access に戻り、[OK] をクリックして [添付ファイル] ダイアログ ボックスを閉じるときに、添付ファイルを上書き保存してもよいかどうかを確認するメッセージが表示されます。変更内容をデータベースに書き込む場合は [はい]、書き込まない場合は [いいえ] をクリックします。
- 一時ファイル フォルダの場所を検索するには、次の手順に従ってください。
- Windows Internet Explorer を起動します。
- [ツール] メニューの [インターネット オプション] をクリックします。
- [全般] タブで、[設定] をクリックします。
[設定] ダイアログ ボックスが表示されます。[インターネット一時ファイルのフォルダ] に、フォルダ パスが表示されます。
ページの先頭へ
フォームやレポートで添付機能を使用する
フォームやレポートで添付ファイルを使用するときは、添付ファイル コントロールを使用します。データベース内のレコードを選択すると、添付ファイル コントロールにより、イメージ ファイルが自動的に描画されます。文書ファイル、図面ファイルなど、イメージ以外のファイルを添付した場合は、そのファイル形式を表すアイコンが表示されます。たとえば、プレゼンテーションを添付した場合には、PowerPoint アイコンが表示されます。添付ファイル コントロールで、任意の添付ファイルを選択し、[添付ファイル] ダイアログ ボックスを開くこともできます。[添付ファイル] ダイアログ ボックスをフォームから開いた場合には、添付ファイルの追加、削除、編集、および保存が可能です。同じダイアログ ボックスをレポートから開いた場合、ハード ディスク ドライブかネットワーク上に添付ファイルを保存することしかできません。これは、レポートが読み取り専用になっているからです。
ここからは、フォームやレポートにイメージ コントロールを追加する手順と、レコードのリストをスクロールし、ファイルを添付して、添付ファイルを表示する手順について説明します。選択したレコードに複数のファイルが添付されていないと、添付ファイルのリストをスクロールすることはできません。
フォームやレポートに添付ファイル コントロールを追加する
ここでは、フォームやレポートに添付ファイル コントロールを追加し、基になるテーブル内の [添付ファイル] フィールドに連結する手順について説明します。添付ファイル コントロールの追加先がフォームである場合もレポートである場合も、手順は同じです。開始する前に、データベース内に添付ファイル フィールドを持つテーブルが 1 つでも存在することを確認します。添付ファイル フィールドの追加方法については、前述の「テーブルに添付ファイル フィールドを追加する」を参照してください。
メモ フォームやレポートのデザインには時間がかかることがあるので、ここでは、テーブルとフォームまたはレポートを含むデータベースが既に存在するものとして説明を進めます。テーブル、フォーム、またはレポートの作成方法の詳細については、次の記事を参照してください。
添付ファイル コントロールを追加する
- ナビゲーション ウィンドウで、変更するフォームまたはレポートを右クリックし、ショートカット メニューの [デザイン ビュー] をクリックします。
- [デザイン] タブの [ツール] で [既存のフィールドの追加] をクリックします。
[フィールド リスト] ウィンドウが表示され、テーブル内のフィールド (フォームやレポートのデータを提供するフィールド) のリストが表示されます。リスト内の添付ファイル フィールドは展開可能 (フィールドの横のプラス記号またはマイナス記号をクリックできる) です。
次の図は、[フィールド リスト] ウィンドウ内の添付ファイル フィールドの例です。
![[フィールド リスト] 作業ウィンドウの [添付ファイル] フィールド](/global/images/default.aspx?AssetID=ZA101493171041)
- リストから添付ファイル フィールド全体 (親項目と子項目) をフォーム内の適切な場所へドラッグ アンド ドロップします。
フォームに添付ファイル コントロールが配置され、テーブル フィールドに自動的に結合されます。
- 必要に応じて、コントロールを右クリックし、[プロパティ] をクリックして、コントロールのプロパティ シートを表示します。コントロールのプロパティを、フォームまたはレポートの残りの部分に一致させます。
- 変更内容を保存し、ドキュメント タブを右クリックして [フォーム ビュー] または [レポート ビュー] をクリックし、表示するフォームまたはレポートを開きます。
基になるフィールドにイメージ ファイルが含まれている場合、このイメージ ファイルが描画されます。イメージ ファイル以外のファイル (Word 文書、PowerPoint プレゼンテーションなど) が含まれている場合は、そのファイル形式を表すアイコンが表示されます。
フォームを使用して添付ファイルを管理する
フォームに添付ファイル コントロールを追加した後は、そのフォームから直接添付ファイルを追加、編集、削除、保存することができます。レコードに複数の添付ファイルが含まれる場合は、添付ファイルのリストをスクロールすることができます。この操作は、テーブルでは実行できません。
メモ フォームのデザインを作成したユーザーは、そのフォームを読み取り専用にすることができます。この場合、その他のユーザーは、[添付ファイル] ダイアログ ボックスから添付ファイルをハード ディスク ドライブまたはネットワーク上に保存することしかできません。
ファイルを添付する
- 添付ファイルを表示するフォームを開き、ファイルを添付するレコードを選択します。
- 添付ファイル コントロール ([添付ファイル] フィールドに連結されるコントロール) を選択します。
ミニ ツールバーが表示されます。![[添付ファイル] ミニ ツールバー](/global/images/default.aspx?AssetID=ZA101493181041)
メモ 添付ファイル コントロールを分割フォームのデータシート セクションに追加した場合、ミニ ツールバーは表示されません。分割フォームの詳細については、「分割フォームを作成する」を参照してください。
- [添付ファイルの表示] (ペーパークリップのアイコン) をクリックして、[添付ファイル] ダイアログ ボックスを開きます。
- このダイアログ ボックスの [追加] をクリックします。
[ファイルの選択] ダイアログ ボックスが表示されます。
- [ファイルの場所] ボックスで、添付するファイルを選択し、[開く] をクリックします。
- 手順 4. ~ 5. を繰り返して、必要なファイルをすべて添付します。
添付ファイルのリストをスクロールする
メモ この手順は、フォームまたはレポート内で実行します。
- 添付ファイルを表示するフォームまたはレポートを開きます。
- 添付ファイルが含まれているレコードを選択します。
- 添付ファイルを表示するイメージ コントロールをクリックします。
ミニ ツールバーが表示されます。
- [戻る] (左) または [進む] (右) の矢印をクリックして、添付ファイルのリストをスクロールします。ファイル名を確認したいときは、[添付ファイルの表示] をクリックして [添付ファイル] ダイアログ ボックスを開きます。[添付ファイル] ボックスに添付ファイルの名前が表示されます。
ページの先頭へ
その他の場所に添付ファイルを保存する
この手順は、テーブル、フォーム、またはレポート内で実行します。特定のレコードに添付されたファイルを個別に、または全部まとめて、ハード ディスク ドライブやネットワーク上に保存することができます。[すべて保存] をクリックした場合は、一部のファイルを選択して保存することはできず、必ず全ファイルをまとめて保存します。一部のファイルを選択して保存したい場合は、1 つずつ個別に保存します。
- 添付ファイルが含まれているテーブル、フォーム、またはレポートを開いて、[添付ファイル] ダイアログ ボックスを開きます。
テーブルから [添付ファイル] ダイアログ ボックスを開く
- データシート ビューにテーブルを開き、保存対象の添付ファイルが含まれている添付ファイル フィールドをダブルクリックします。
フォームまたはレポートから [添付ファイル] ダイアログ ボックスを開く
- 添付ファイルを表示するフォームまたはレポートを開きます。
- 添付ファイルが含まれているレコードを選択します。
- 添付ファイルを表示するイメージ コントロールをクリックします。
ミニ ツールバーが表示されます。
- [添付ファイルの表示] をクリックします。
添付ファイルを個別に保存する
- [添付ファイル] ダイアログ ボックスの [名前を付けて保存] をクリックします。
[添付ファイルの保存] ダイアログ ボックスが表示されます。
- [保存先] ボックスで、ファイルの新しい保存場所を選択し、[保存] をクリックします。
添付ファイルをすべて保存する
- [添付ファイル] ダイアログ ボックスの [すべて保存] をクリックします。
[添付ファイルの保存] ダイアログ ボックスが表示されます。
- [ファイルの場所] ボックスで、ファイルの新しい保存場所を選択し、[保存] をクリックします。
ページの先頭へ
添付ファイルを削除する
この手順は、テーブルまたはフォーム内で実行します。
添付ファイルを削除する
- テーブルの添付ファイル フィールドをダブルクリックして、[添付ファイル] ダイアログ ボックスを開きます。
または
フォーム (レイアウト ビューまたはフォーム ビュー) 内で、削除対象の添付ファイルが含まれているレコードに移動し、ミニ ツールバーの [添付ファイルの表示] をクリックして、ダイアログ ボックスを開きます。
- [添付ファイル] ダイアログ ボックスで、削除対象のファイルを選択し、[削除] をクリックします。
ページの先頭へ
マウスなどのポインティング デバイスを使わずに添付機能を利用する
ここからは、キーボードを使用してナビゲーション ウィンドウ内にフォーカスを移動し、添付ファイルが含まれているテーブル、フォーム、またはレポートを開く方法について説明します。添付ファイルを参照し、[添付ファイル] ダイアログ ボックスを開く方法についても説明します。
ナビゲーション ウィンドウからテーブル、フォーム、またはレポートを開く
- F11 キーを押します。
メモ ナビゲーション ウィンドウが閉じているときに F11 キーを押すと、ウィンドウが開き、ウィンドウ内にフォーカスが移動します。ナビゲーション ウィンドウが開いているときに F11 キーを押すと、ウィンドウが閉じます。再度 F11 キーを押してウィンドウを開き、その中にフォーカスを移動する必要があります。
- 上方向キーと下方向キーを使用して、これから開くテーブル、フォーム、またはレポートを選択します。
- Enter キーを押して、選択したオブジェクトを開きます。
テーブルを開いた場合は、テーブルの最初のフィールドにカーソルが移動します。フォームまたはレポートを開いた場合は、最初のフィールドにフォーカスが移動します。
テーブルから添付ファイルを表示する
- 必要に応じて方向キーを押し、適切な添付ファイル フィールドにカーソルを移動します。
- スペース バーを押します。
[添付ファイル] ダイアログ ボックスが表示されます。
- Tab キーを繰り返し押しながらダイアログ ボックス内のボタンを選択し、[添付ファイル] の添付ファイルのリストに移動します。
メモ レコードには添付ファイルが複数含まれていることがあります。リストから複数の添付ファイルを選択する必要がある場合は、Tab キーを押してファイル リストに移動し、方向キーを使用して必要なファイルを選択します。次に、Tab キーを押してボタンに戻り、適切なアクションを選択します。
- ファイルと適切なボタンを選択したら、Enter キーを押します。
- 完了したら、Tab キーを押します。または、上方向キーと下方向キーを使用して [OK] を選択し、Enter キーを押します。
フォームまたはレポートから添付ファイルのリストをスクロールする
メモ ここで説明する手順は、Microsoft ナチュラル キーボードを使用していて、レコードに添付ファイルが複数含まれている場合にのみ実行できます。
- 必要に応じて Tab キーを押し、添付ファイル コントロールにフォーカスを移します。既定では、コントロールとそのラベル (ただしラベルが存在する場合のみ) が最初から強調表示されています。
- アプリケーション キーを押します。
ショートカット メニューが開きます。
- Tab キーを押すか、方向キーを使用して [進む] または [戻る] をクリックして、Enter キーを押します。
- 必要に応じて手順 2. を繰り返し、すべての添付ファイルの画面をスクロールします。
フォームまたはレポートから [添付ファイル] ダイアログ ボックスを開く
メモ ここで説明する手順は、Microsoft ナチュラル キーボードを使用している場合にのみ実行できます。
- 必要に応じて Tab キーを押し、添付ファイル コントロールにフォーカスを移します。既定では、コントロールとそのラベル (ただしラベルが存在する場合のみ) が最初から強調表示されています。
- アプリケーション キーを押します。
ショートカット メニューが開きます。
- Tab キーを押すか、方向キーを使用して [添付ファイルの表示] を選択して、Enter キーを押します。
[添付ファイル] ダイアログ ボックスが表示されます。
- Tab キーを繰り返し押しながらダイアログ ボックス内のボタンを選択し、[添付ファイル] の添付ファイルのリストに移動します (ダブルクリックで編集)。
メモ レコードには添付ファイルが複数含まれていることがあります。リストから複数の添付ファイルを選択する必要がある場合は、Tab キーを押してファイル リストに移動し、方向キーを使用して必要なファイルを選択します。次に、Tab キーを押してボタンに戻り、適切なアクションを選択します。
- ファイルと適切なボタンを選択したら、Enter キーを押します。
- 完了したら、Tab キーを押します。または、方向キーを使用して [OK] を選択し、Enter キーを押します。
ページの先頭へ
添付機能に関する参考情報
ここからは、添付ファイルに関する参考情報を紹介します。添付可能なイメージ ファイルや文書ファイルの形式、ファイルの名前付け規則、プログラムを使用してファイルをレコードに添付する方法などについても説明します。
サポートされているイメージ ファイル形式
Office Access 2007 は、次のグラフィック ファイル形式をネイティブでサポートしているため、これらの形式のファイルは、添付ファイル コントロールにおいて、追加ソフトウェアなしで描画可能です。
- BMP (Windows ビットマップ)
- RLE (Run Length Encoded ビットマップ)
- DIB (Device Independent ビットマップ)
- GIF (グラフィックス インターチェンジ形式)
- JPEG、JPG、JPE (Joint Photographic Experts Group)
- EXIF (Exchangeable File Format)
- PNG (ポータブル ネットワーク グラフィックス)
- TIFF、TIF
(Tagged Image File Format)
- ICON、ICO (アイコン)
- WMF (Windows メタファイル)
- EMF (拡張メタファイル)
サポートされている文書ファイル形式、その他のファイル形式
原則として、2007 Microsoft Office system プログラムで作成されたファイルはどれでも添付することができます。その他の添付可能なファイル形式として、ログ ファイル (.log)、テキスト ファイル (.text、.txt)、圧縮ファイル (.zip) があります。
ファイルの名前付け規則
添付ファイルの名前に使用できるのは、Microsoft Windows NT の NTFS ファイル システム (NTFS) でサポートされている Unicode 文字です。ファイル名を付けるときは、次のガイドラインに従ってください。
- ファイル名の拡張子を含めて 255 文字以内にする。
- 疑問符 (?)、引用符 (")、スラッシュ、バックスラッシュ (/ \)、山かっこ (< >)、アスタリスク (*)、縦棒 (|)、コロン (:)、段落記号 (
) は使用できない。
Access で圧縮可能なファイル
データベースに次の形式のファイルを添付する場合、その形式がネイティブで圧縮されている形式でなければ、ファイルは自動的に圧縮されます。
| ファイル拡張子 |
圧縮するかどうか |
理由 |
| .jpg、.jpeg |
しない |
既に圧縮されている |
| .gif |
しない |
既に圧縮されている |
| .png |
しない |
既に圧縮されている |
| .tif、.tiff |
する |
|
| .exif |
する |
|
|
.bmp |
する |
|
| .emf |
する
|
|
| .wmf |
する |
|
| .ico |
する
|
|
| .zip |
しない |
既に圧縮されている |
| .cab |
しない |
既に圧縮されている |
| .docx |
しない |
既に圧縮されている (Metro ファイル) |
| .xlsx |
しない |
既に圧縮されている (Metro ファイル) |
| .xlsb |
しない |
既に圧縮されている (Metro ファイル) |
| .pptx |
しない |
既に圧縮されている (Metro ファイル) |
禁止されているファイル形式
次の形式の添付ファイルは、Office Access 2007 では禁止されています。現時点では、ここに挙げたファイルの禁止を解除できません。
| .ade |
.ins |
.mda |
.scr |
| .adp |
.isp |
.mdb |
.sct |
| .app |
.its |
.mde |
.shb |
| .asp |
.js |
.mdt |
.shs |
| .bas |
.jse |
.mdw |
.tmp |
| .bat |
.ksh |
.mdz |
.url |
| .cer |
.lnk |
.msc |
.vb |
| .chm |
.mad |
.msi |
.vbe |
| .cmd |
.maf |
.msp |
.vbs |
| .com |
.mag |
.mst |
.vsmacros |
| .cpl |
.mam |
.ops |
.vss |
| .crt |
.maq |
.pcd |
.vst |
| .csh |
.mar |
.pif |
.vsw |
| .exe |
.mas |
.prf |
.ws |
| .fxp |
.mat |
.prg |
.wsc |
| .hlp |
.mau |
.pst |
.wsf |
| .hta |
.mav |
.reg |
.wsh |
| .inf |
.maw |
.scf |
|
プログラムを使用してレコードにファイルを添付する
Office Access 2007 では、Visual Basic for Applications (VBA) コードによるプログラムを使用してレコードにファイルを添付するオブジェクト モデルとプログラミング インターフェイスが公開されています。プログラムを使用してファイルを添付する方法については、Microsoft Developer Network (http://www.microsoft.com/japan/msdn/) の LoadFromFile のトピックおよび SaveToFile のトピックを参照してください。
ページの先頭へ