レポートでの集計

数値が含まれたレポートでは、集計、平均、割合、または集計実行を使用して、データをわかりやすくすることができます。ここでは、これらの要素をレポートに追加する方法について説明します。

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レイアウト ビューで合計などの集計を追加する

レイアウト ビューを使用すると、合計や平均などの集計を最もすばやくレポートに追加できます。

  1. ナビゲーション ウィンドウで、レポートを右クリックし、ボタン イメージ (レイアウト ビュー) をクリックします。
  2. 集計するフィールドをクリックします。たとえば、列の数値に合計を追加する場合は、その列の数値の 1 つをクリックします。
  3. [書式設定] タブの [グループ化と集計] で [集計] をクリックします。ボタン イメージ
  1. フィールドに追加する集計の種類をクリックします。

次の表は、Microsoft Office Access 2007 でレポートに追加できる集計関数の種類です。

計算 説明 関数
合計 列のすべての数値の合計 Sum()
平均 列のすべての数値の平均値 Avg()
カウント 列の項目数 Count()
最大値 列の最大数値、またはアルファベット順に並べた場合の最後の値 Max()
最小値 列の最小数値、またはアルファベット順に並べた場合の最初の値 Min()
標準偏差 列に含まれる値のセットの標準偏差の概算 StDev()
分散 列に含まれる値のセットの分散の概算 Var()

レポート フッター (レポート フッター: ページ番号、日付、合計など、通常はページの下部に表示される情報を配置するためのレポート セクションです。) セクションにテキスト ボックスが追加され、その "ControlSource/コントロールソース" プロパティが目的の計算を実行する式に設定されます。レポートにグループ レベルがある場合は、各グループフッター (グループ フッター: レコード グループの最後の部分。グループ名やグループ集計などの情報を配置します。) セクションにも、同じ計算を実行するテキスト ボックスが追加されます。

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デザイン ビューで合計などの集計を追加する

デザイン ビューを使用すると、集計の配置や外観をさらに制御できます。グループ化されたレポートでは、各グループのヘッダーまたはフッターに合計などの集計を配置できます。レポート全体の集計は、レポート ヘッダー (レポート ヘッダー: レポートの先頭に、タイトル、日付、レポートの表紙などの情報を配置するためのレポート セクションです。) セクションまたはレポート フッター セクションに配置できます。

  1. レポートをデザイン ビューで開きます。
  2. [デザイン] タブの [コントロール] で [テキスト ボックス] をクリックします。ボタン イメージ
  1. 次のいずれかの操作を行います。

クリックしたセクションに、テキスト ボックスが挿入されます。

  1. テキスト ボックスを選択します。プロパティ シートが表示されていない場合は、F4 キーを押して表示します。
  2. [データ] タブをクリックします。[コントロールソース] ボックスに、Sum 関数を使用する式 (合計を計算する場合)、または Avg 関数を使用する式 (平均を計算する場合) を入力します。たとえば、次のように入力します。
=Sum(運送料)

または

=Avg(運送料)

 ヒント   式ビルダを使用して式を作成できます。式ビルダを開くには、[コントロールソース] ボックスの ボタン イメージ をクリックします。

 メモ   Sum などの集計関数 (集計関数: Sum (合計)、Count (カウント)、Avg (平均)、または Var (分散) など、合計の計算に使用する関数です。)、または DSum などの定義域集計関数 (定義域集計関数: 特定のレコードのセット (ドメイン) に関して統計的情報を計算する関数。DAvg や DMax などがあります。)を使用して、デザイン ビューで合計を計算するときには、関数で演算コントロール (演算コントロール: 演算結果を表示するコントロール。フォーム、レポート、またはデータ アクセス ページで使用します。演算結果は、式の値が変わるたびに再計算されます。)の名前を使用することはできません。演算コントロールの (式: 算術演算子または論理的演算子、定数、リテラル値、関数、フィールド名、コントロール、およびプロパティの組み合わせ。これにより、1 つの値を評価します。式は、計算、文字列の処理、データのテストなどに使用できます。)を繰り返す必要があります。たとえば、次のようになります。

=Sum([数量]*[単価])

ただし、基になるクエリ (クエリ: テーブル内に格納されているデータについての問い合わせ、またはデータに対して処理を実行するための要求。クエリを使って複数のテーブルからデータを取り出して、そのデータをフォームまたはレポートのデータのソースとして使用できます。)に、"=明細金額:[数量]*[単価]" のような演算フィールド (演算フィールド: クエリで定義するフィールド。保存されているデータではなく式の演算結果を表示します。値は、式の値が変更されるたびに再計算されます。)が含まれている場合は、次のように Sum 関数でそのフィールドの名前を使用できます。

=Sum([明細金額])

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割合 (%) を計算する

  1. ナビゲーション ウィンドウで、レポートを右クリックし、ショートカット メニューの ボタン イメージ (デザイン ビュー) をクリックします。
  2. [デザイン] タブの [コントロール] で [テキスト ボックス] をクリックします。ボタン イメージ
  1. 次のうち、必要な処理を行います。
    • レポートのグループ小計が計算されていない場合は、[グループフッター] セクションをクリックして、グループ小計を表示するテキスト ボックスを追加します。
    • レポートの総計が計算されていない場合は、[レポート フッター] セクションにテキスト ボックスを追加して総計を表示します。
  2. 次のうち、必要な処理を行います。

 メモ   レポートに複数のグループ レベル (グループ レベル: レポートまたはデータ アクセス ページのグループがその他のグループにネストされている場合のネストの深さを意味します。グループは、レコードのセットが複数のフィールド、式、またはグループ レコード ソースでグループ化されているときにネストされます。)がある場合は、割合を計算するレベルのヘッダーまたはフッターにテキスト ボックスを挿入します。

  1. テキスト ボックスを選択します。プロパティ シートが表示されていない場合は、F4 キーを押して表示します。
  2. [データ] タブをクリックします。[コントロールソース] ボックスに、小計をその小計を含む合計で割る式を入力します。 たとえば、「=[日別小計]/[総計]」のように入力します。

 ヒント   式ビルダ (式ビルダー: 式を作成するためのツール。式ビルダーにはよく使う式が用意されているので、目的に応じてその中から選択することができます。)を使用して式を作成するには、ボタン イメージ をクリックします。

  1. テキスト ボックスの "Format/書式" プロパティを "Percent/パーセント" に設定します。

グループ化されたレポートの作成と使用方法の詳細については、「グループ化されたレポートまたは集計レポートを作成する」を参照してください。

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データを集計する (累計)

Office Access 2007 を使用してレポート内で "集計" を作成できます。集計は、グループやレポート全体のレコードを累計して得られた合計を指します。

レポート内の集計実行

集計実行を作成する

  1. ナビゲーション ウィンドウでレポートを右クリックし、ショートカット メニューの ボタン イメージ (デザイン ビュー) をクリックします。
  2. [デザイン] タブの [コントロール] で [テキスト ボックス] をクリックします。ボタン イメージ
  1. [詳細] セクション、[グループヘッダー] セクション、または [グループフッター] セクション内でクリックして、テキスト ボックスを作成します。

テキスト ボックスの横にラベルが表示されている場合は、ラベルを削除するか、テキストをわかりやすい値に変更します。

  1. テキスト ボックスを選択します。プロパティ シートが表示されていない場合は、F4 キーを押して表示します。
  2. [データ] タブをクリックします。[コントロールソース] ボックスに、集計を作成するフィールドの名前または式を入力します。

たとえば、"明細金額" フィールドを集計対象にする場合は「明細金額」、グループ レベルで集計を行う場合は「=Sum([明細金額])」という式を入力します。

  1. [集計実行] ボックスをクリックします。
  2. プロパティ ボックスのドロップダウン矢印をクリックし、次のいずれかの操作を行います。
    • 1 つ上位のグループ レベルに到達した時点で、集計を 0 にリセットする場合は、一覧の [グループ全体] をクリックします。
    • レポートの最後まで集計を行う場合は、一覧の [全体] をクリックします。
  3. プロパティ シートを閉じます。

 メモ   "RunningSum/集計実行" プロパティを "OverAll/全体" に設定すると、[レポート フッター] セクションで総計を繰り返すことができます。レポート フッターにテキスト ボックスを作成し、その "ControlSource/コントロールソース" プロパティをデータを集計するテキスト ボックスの名前 (たとえば、"=[受注金額]") に設定します。

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適用対象:
Access 2007