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フィールド プロパティのクイック リファレンス

この記事には、データ型やその他のフィールド プロパティに関するクイック リファレンス情報が掲載されています。

データ型、フィールド プロパティ、およびフィールドの詳細については、[参照] セクションのリンク先を参照してください。

この記事の内容


データ型

次の表は、Microsoft Office Access 2007 で利用できるデータ型と使用上のガイドライン、およびデータ型ごとの記憶域を一覧にしたものです。

データ型 用途 サイズ
テキスト 計算に使用されない文字列や数字に使用します (商品 ID など)。 最大 255 文字。
メモ 文字数が 255 文字を超えるテキストまたはリッチ テキスト書式を用いたテキストに使用します。たとえば、注意書きや長い説明文、テキスト書式 (太字、斜体など) を使った段落などに使用できます。

メモ型フィールドで書式付きテキストを使用できるようにするかどうかは "Text Format/文字書式" プロパティで指定します。

メモ型フィールドの "Append Only/追加のみ" プロパティを [はい] に設定した場合、フィールド値が変更されても、変更前の値が維持されます。

最大 1 GB の文字 (2 バイト文字の場合は 2 GB の記憶域)。単一のコントロールで 65,535 文字を表示できます。

 メモ   Office Access 2007 データベース ファイルの最大サイズは 2 GB です。

数値 通貨値を除く、計算に使用される数値 (整数または小数) を格納する場合に使用します。

 メモ   通貨値を格納する場合は通貨型を使用します。

1、2、4、8、または 12 バイト (レプリケーション ID に使用する場合は 16 バイト)。

詳細については、「フィールド プロパティ」の表で、数値型の "Field Size/フィールド サイズ" を参照してください。

日付/時刻 日付および時刻の値を格納する場合に使用します。格納される各値には、日付成分と時刻成分の両方が含まれる点に注意してください。 8 バイト。
通貨

通貨値を格納する場合に使用します。

8 バイト。
オートナンバー 主キーとして使用できる一意の値を生成する場合に使用します。レコードを追加すると一意の値が自動的に生成されます。オートナンバー型フィールドの値は 1 ずつ増やす以外にも、増分値を指定したり、ランダムな値を割り当てたりできます。 4 バイト (レプリケーション ID に使用する場合は 16 バイト)。
Yes/No ブール値に使用します (Yes/No、True/False、またはオン/オフ)。 1 ビット (0.125 バイト)
OLE オブジェクト 他の Microsoft Windows プログラムの OLE オブジェクトを格納する場合に使用します。 最大 1 GB。
添付ファイル デジタル画像 (写真やグラフィック) や、他の Microsoft Office 製品で作成されたファイルなど、テキスト エディタで読み取ることのできないバイナリ ファイルを格納する場合に使用します。

添付ファイル型フィールドには、レコードごとに複数のファイルを添付できます。

圧縮される添付ファイルの場合は 2 GB。圧縮されない添付ファイルの場合は約 700 KB (添付ファイルの圧縮率により異なる)。

 メモ   Office Access 2007 データベース ファイルの最大サイズは 2 GB です。

ハイパーリンク URL (Uniform Resource Locator) や UNC (汎用名前付け規則) 形式の名前を 1 回クリックするだけで Web ページやファイルにアクセスしたりできるハイパーリンクを格納する場合に使用します。データベースに格納された Access オブジェクトにリンクすることもできます。 最大 1 GB の文字 (2 バイト文字の場合は 2 GB の記憶域)。単一のコントロールで 65,535 文字を表示できます。

 メモ   Office Access 2007 データベース ファイルの最大サイズは 2 GB です。

ルックアップ ウィザード 他のテーブル、クエリ、または値一覧から取得された値をコンボ ボックスに表示し、そこから値を選択できるようなフィールドを、ルックアップ ウィザードを使用して作成できます。ルックアップ ウィザード自体はデータ型ではありません。 ルックアップ フィールドをテーブルまたはクエリに連結した場合は、その連結列のサイズ。

ルックアップ フィールドが他の列に連結されていない場合 (つまり、値一覧を格納する場合)、その一覧を格納するテキスト型フィールドのサイズ。

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データ型の自動検出の例

データシート ビューでは、空の列に入力することで新しいフィールドを作成できます。この方法で作成された各フィールドには、Office Access 2007 によって自動的にデータ型が割り当てられます。データ型の自動検出が実際にどのように行われるかについては、以下の表を参照してください。


 メモ   フィールドに入力されたデータの種類によっては、データ型の検出に加え、新しいフィールドの "Format/書式" プロパティも自動的に設定される場合があります。たとえば、フィールドに「午前 10:50」と入力すると、データ型が日付/時刻型に設定され、さらに "Format/書式" プロパティが [時刻 (M)] に設定されます。

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フィールド プロパティ

次の表は、各種のフィールド プロパティとデータ型の対応関係、および、データ型ごとの効果を一覧にまとめたものです。

 ヒント   プロパティ ボックスで設定の入力領域または編集領域を拡大するには、Shift キーを押しながら F2 キーを押して、[ズーム] ボックスを表示します。定型入力または入力規則を効率よく作成するには、プロパティ ボックスの横にあるボタン イメージ をクリックして、該当するビルダ ツールを表示します。

フィールド
プロパティ
データ型 目的
Field Size/フィールド サイズ
  • テキスト
  • 数値
  • オートナンバー
テキスト型、数値型、またはオートナンバー型として格納されるデータの最大サイズを設定します。

データ型ごとのプロパティ設定の詳細については、次のリンクをクリックしてください。

表示 テキスト

1 ~ 255 の値を入力します。テキスト型フィールドに格納できる文字数は 1 ~ 255 文字です。より大きなテキスト フィールドが必要な場合は、メモ型を使用してください。

 メモ   テキスト型フィールドのデータでは、実際の値を格納するのに必要な領域だけが確保されます。"Field Size/フィールド サイズ" プロパティはフィールド値の最大サイズになります。

表示数値

次のいずれかを選択します。
  • [バイト型]   0 ~ 255 の整数に使用します。1 バイトの記憶域が使用されます。
  • [整数型]   -32,768 ~ +32,767 の整数に使用します。2 バイトの記憶域が使用されます。
  • [長整数型]   -2,147,483,648 ~ +2,147,483,647 の整数に使用します。4 バイトの記憶域が使用されます。

     ヒント   外部キーを作成して、フィールドを別のテーブルのオートナンバー型の主キー フィールドと関連付ける場合は、[長整数型] を使用します。

  • [単精度浮動小数点型]   最大有効桁数が 7 桁の -3.4 x 1038 ~ +3.4 x 1038 の浮動小数点値に使用します。4 バイトの記憶域が使用されます。
  • [倍精度浮動小数点型]   最大有効桁数が 15 桁の -1.797 x 10308 ~ +1.797 x 10308 の浮動小数点値に使用します。8 バイトの記憶域が使用されます。
  • [レプリケーション ID 型]   レプリケーションに必要なグローバル一意識別子を格納する場合に使用します。16 バイトの記憶域が使用されます。.accdb ファイル形式を使用した場合、レプリケーションはサポートされません。
  • [十進型]   -9.999... x 1027 ~ +9.999... x 1027 の数値に使用します。12 バイトの記憶域が使用されます。

表示オートナンバー

次のいずれかを選択します。
  • [長整数型]   "New Values/新規レコードの値" フィールド プロパティが [インクリメント] の場合は 1 ~ +2,147,483,648 の一意の数値が格納され、[ランダム] の場合は -2,147,483,648 ~ +2,147,483,647 の一意の数値が格納されます。4 バイトの記憶域が使用されます。
  • [レプリケーション ID 型]   レプリケーションに必要なグローバル一意識別子を格納する場合に使用します。16 バイトの記憶域が使用されます。.accdb ファイル形式を使用した場合、レプリケーションはサポートされません。

 ヒント   パフォーマンスを最優先する場合は、常に必要最小限のフィールド サイズを指定するようにします。

Format/書式
  • テキスト
  • メモ
  • 数値
  • 日付/時刻
  • 通貨
  • オートナンバー
  • Yes/No
  • ハイパーリンク
ディスプレイまたはプリンタに出力したときの、フィールドの既定の表示形式をカスタマイズします。

データ型ごとのプロパティ設定の詳細については、次のリンクをクリックしてください。

表示テキスト

テキスト型のフィールドにはカスタム書式を定義できます。詳細については、「テーブル、フォーム、およびレポートのデータに書式を設定する」を参照してください。

表示数値

次のいずれかを選択します。
  • [数値]   入力された数値をそのまま表示します。

    たとえば、「3456.789」は "3456.789" と表示されます。

  • [通貨]   桁区切り記号を使って数値を表示します。負の値、小数点記号、通貨記号、および小数点以下表示桁数については、コントロール パネルの [地域と言語のオプション] の設定が適用されます。

    たとえば、「3456.789」は "¥3,456.79" と表示されます。

  • [ユーロ]   [地域と言語のオプション] で指定された記号に関係なく、ユーロの通貨記号を使って数値を表示します。
  • たとえば、「3456.789」は "€3,456.79" と表示され、「3,456.789」は "€3,456.79" になります。

  • [固定]   少なくとも 1 桁を表示します。負の値、小数点記号、通貨記号、および小数点以下表示桁数については、コントロール パネルの [地域と言語のオプション] の設定が適用されます。

    たとえば、「3456.789」は "3456.79" と表示されます。

  • [標準]   桁区切り記号を使って数値を表示します。負の値、小数点記号、および小数点以下表示桁数については、コントロール パネルの [地域と言語のオプション] の設定が適用されます。この形式では通貨記号は表示されません。

    たとえば、「3456.789」は "3,456.79" と表示されます。

  • [パーセント]   値を 100 倍し、末尾にパーセント記号を付けて表示します。負の値、小数点記号、および小数点以下表示桁数については、コントロール パネルの [地域と言語のオプション] の設定が適用されます。

    たとえば、「0.3456」は "35%" と表示されます。

  • [指数]   標準指数形式で値を表示します。

    たとえば、「3456.789」は "3.46E+03" と表示されます。

表示日付/時刻

次のいずれかの定義済みの表示形式を選択します。
  • [日付 (標準)]   [日付 (S)] と [時刻 (L)] の両方の設定に従って値を表示します。
  • [日付 (L)]   コントロール パネルの [地域と言語のオプション] の [長い形式] の設定に従って値を表示します。
  • [日付 (M)]   yy-mm-dd 形式で値を表示します (例 : 06-07-14)。
  • [日付 (S)]   コントロール パネルの [地域と言語のオプション] の [短い形式] の設定に従って値を表示します。
  • [時刻 (L)]   コントロール パネルの [地域と言語のオプション] の [時刻] の設定に従って値を表示します。
  • [時刻 (M)]   PM HH:MM 形式で値を表示します。HH は時を、MM は分を、PM は午前 (AM) または午後 (PM) を表します。時の値の範囲は 1 ~ 12 です。分の値の範囲は 0 ~ 59 です。
  • [時刻 (S)]   HH:MM の形式で値を表示します。HH は時を、MM は分を表します。時と分の値の範囲は、それぞれ 0 ~ 23 および 0 ~ 59 です。

表示Yes/No

次のいずれかを選択します。
  • [True/False]   True または False として値を表示します。
  • [Yes/No]   Yes または No として値を表示します。
  • [On/Off]   オンまたはオフとして値を表示します。

  メモ  

  • True=Yes=オン
  • および

  • False=No=オフ

Decimal Places/小数点以下表示桁数
  • 数値
  • 通貨
数値を表示するときに使用する小数点以下表示桁数を指定します。
New Values/新規レコードの値
  • オートナンバー
新しいレコードが追加されたときに、オートナンバー型フィールドの値をインクリメントするか、ランダムな値を割り当てるかを設定します。
Input Mask/定型入力
  • テキスト
  • 数値
  • 日付/時刻
  • 通貨
データ入力時の指針となる編集文字を表示します。
Caption/標題 すべてのデータ型 フォーム、レポート、およびクエリのラベルに既定で表示されるテキストを設定します。
Default Value/既定値
  • テキスト
  • メモ
  • 数値
  • 日付/時刻
  • 通貨
  • Yes/No
  • ハイパーリンク
新しいレコードが追加されたときに、指定された値を自動的にフィールドに割り当てます。
Validation Rule/入力規則
  • テキスト
  • メモ
  • 数値
  • 日付/時刻
  • 通貨
  • Yes/No
  • ハイパーリンク
このフィールドの値を追加または変更するときに満たす必要のある条件 (True に評価される式) を指定します。
Validation Text/エラーメッセージ
  • テキスト
  • メモ
  • 数値
  • 日付/時刻
  • 通貨
  • Yes/No
  • ハイパーリンク
このフィールドに、[入力規則] ボックスの式に違反する値が入力されたときに表示するテキストを入力します。
Required/値要求 オートナンバー型を除くすべてのデータ型 すべてのレコードでこのフィールドの値を必須にします。
Allow Zero Length/空文字列の許可
  • テキスト
  • メモ
  • ハイパーリンク
[はい] に設定した場合、テキスト型またはメモ型のフィールドに長さ 0 の文字列 ("") を入力できます。
Indexed/インデックス
  • テキスト
  • メモ
  • 数値
  • 日付/時刻
  • 通貨
  • オートナンバー
  • Yes/No
  • ハイパーリンク
インデックスを作成して使用することにより、このフィールドに格納されたデータへの読み取りアクセスを高速化します。

 メモ   メモ型およびハイパーリンク型のフィールドでは、その先頭 255 文字についてのみインデックスがサポートされます。

 重要   フィールドにインデックスを設定した場合、あらゆる変更を反映するためにインデックスを更新する必要があるため、追加、削除、更新の各操作に時間がかかるようになります。

インデックスの詳細については、[参照] セクションのリンク先を参照してください。

Unicode Compression/Unicode 圧縮
  • テキスト
  • メモ
  • ハイパーリンク
このフィールドに格納されるデータが 4,096 文字以下である場合にデータを圧縮します (つまり、テキスト型フィールドの場合は常に圧縮される)。格納されるデータが 4,096 文字を超える場合、圧縮は行われません。
IME Mode/IME 入力モード
  • テキスト
  • メモ
  • 日付/時刻
  • ハイパーリンク
日本語版 Windows における文字の変換を制御します。
IME Sentence Mode/IME 変換モード
  • テキスト
  • メモ
  • 日付/時刻
  • ハイパーリンク
日本語版 Windows におけるセンテンスの変換を制御します。
Smart Tags/スマート タグ
  • テキスト
  • メモ
  • 数値
  • 日付/時刻
  • 通貨
  • オートナンバー
  • ハイパーリンク
フィールドにスマート タグ (スマート タグ : 特定の種類として認識され、ラベルが付けられるデータ。たとえば、最近の Outlook 電子メール メッセージの受信者の人名または名前は、スマート タグで認識され、ラベルが付けられたデータの種類です。)を追加します。
Append Only/追加のみ
  • メモ
  • ハイパーリンク
このプロパティを [はい] に設定した場合、フィールド値の履歴が追跡されます。

 注意   このプロパティを [いいえ] に設定した場合、フィールド値の履歴が消去されます。

表示"Append Only/追加のみ" の詳細情報

"Append Only/追加のみ" を [はい] に設定した場合、フィールド値に対する変更が追跡されます。

"Append Only/追加のみ" フィールドの履歴を表示するには、フィールドの値を右クリックし、ショートカット メニューの [列の履歴の表示] をクリックします。フィールド値に対する変更履歴が表示されます。

Text Format/文字書式
  • メモ
[リッチ テキスト] を選択すると、フィールド データが HTML として保存され、リッチ テキスト書式を使用できるようになります。テキストだけを格納する場合は [テキスト形式] を選択します。
Text Align/文字配置 添付ファイル型を除くすべてのデータ型 コントロール内での既定の文字配置を指定します。
Show Date Picker/日付選択カレンダーの表示
  • 日付/時刻
ユーザーがフィールド値を編集するときに、日付選択カレンダー (カレンダー コントロール) を表示するかどうかを指定します。

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