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メモ型のフィールドを挿入、変更、削除する

大量のテキストをデータベースに格納する必要があるときには、メモ型フィールドを使用します。このトピックでは、Microsoft Office Access 2007 で新規および既存のデータベース テーブルにメモ型フィールドを追加する方法について説明します。

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メモ型フィールドについて理解する

Access を初めて使用する方のために、基礎知識について説明します。データベースのデータはいくつかのテーブルに保存されています。情報の表示は、データシート (Excel のワークシートに似たグリッド)、データ入力フォーム、またはレポートで行うことができますが、それらの大本は、いくつかのテーブルに保存されているデータです。さらに、各テーブルは複数のフィールド (列) で構成されており、各フィールドは、ある特定の種類のデータのみを受け入れるように設定されています。たとえば、日付と時刻を格納する必要があるフィールドは日付/時刻型として設定し、大量のテキストを格納する必要があるフィールドはメモ型として設定します。

メモ型フィールドの仕様

Office Access 2007 のメモ型フィールドには、最大 1 GB の文字列を格納できます (1 文字につき 2 バイトで、2 GB の格納領域に相当)。そのうち 65,535 文字を、フォームやレポートのコントロールに表示できます。さらに、メモ型フィールドのデータにリッチ テキスト書式を設定できるようになりました。たとえば、色の設定、フォントの変更、太字や斜体の設定を行うことができます。

メモ型フィールドのリッチ テキスト データを書式設定する方法の詳細については、「テーブル、フォーム、およびレポートのデータに書式を設定する」を参照してください。

メモ型フィールドの作成方法

Office Access 2007 では、以下の方法で、新しいテーブルや既存のテーブルにメモ型フィールドを追加できます。

どちらの方法も、新しいテーブルを作成するときと既存のテーブルを変更するときの両方で使用できます。

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データシート ビューでメモ型フィールドを追加する

ここでは、新しいテーブルや既存のテーブルに対して、データシート ビューでメモ型フィールドを追加する手順を説明します。データシートとは、Excel のワークシートに似たグリッドです。

新しいメモ型フィールドを既存のテーブルに追加する

  1. ボタン イメージ (Microsoft Office ボタン) をクリックし、[開く] をクリックします。
  2. [開く] ダイアログ ボックスで、データベースを選択して開きます。
  3. ナビゲーション ウィンドウで、変更するテーブルをダブルクリックします。

    データシート ビューでテーブルが開きます。

  4. 必要に応じて、横にスクロールし、最初の空白フィールドを表示します。

    既定では、すべての新しいフィールドの見出し行に、次のように [新しいフィールドの追加] が表示されます。

    データシートの新規フィールド

  5. 見出し行をダブルクリックし、新しいフィールドの名前を入力します。

    一般には、メモ型フィールドには、"コメント" や "メモ" などの名前を付けます。

  6. 見出し行の下の最初の空白行を選択し、256 文字を超えるテキストのブロックを入力します。

    フィールドに格納されているデータが 256 文字を超えることから、このフィールドには自動的にメモ型が適用されます。または、最初の行に 256 文字を超えるテキスト データを貼り付けます。

  7. 変更内容を保存します。

新しいメモ型フィールドを新しいテーブルに追加する

  1. ボタン イメージ (Microsoft Office ボタン) をクリックし、[開く] をクリックします。
  2. [開く] ダイアログ ボックスで、データベースを選択して開きます。
  3. [作成] タブの [テーブル] で [テーブル] をクリックします。

    データシート ビューに新しいテーブルが表示されます。

  4. テーブルの最初のフィールドの見出し行 ([新しいフィールドの追加] が表示されている部分) をダブルクリックし、フィールドの名前を入力します。一般には、メモ型フィールドには、"コメント" や "メモ" などの名前を付けます。
  5. 見出し行の下の最初の空白行を選択し、256 文字を超えるテキストのブロックを入力します。フィールドに格納されているデータが 256 文字を超えることから、このフィールドには自動的にメモ型が適用されます。または、256 文字を超えるテキスト データをフィールドに貼り付けます。
  6. 変更内容を保存します。

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デザイン ビューでメモ型フィールドを追加する

新しいテーブルや既存のテーブルにメモ型フィールドを追加して、そのフィールドがリッチ テキスト書式をサポートするように設定する必要がある場合には、デザイン ビューを使用します。ここでは、新しいテーブルや既存のテーブルにメモ型フィールドを追加する手順と、メモ型フィールドのリッチ テキスト編集を設定する手順を説明します。

新しいメモ型フィールドを既存のテーブルに追加する

  1. ボタン イメージ (Microsoft Office ボタン) をクリックし、[開く] をクリックします。
  2. [開く] ダイアログ ボックスで、データベースを選択して開きます。
  3. ナビゲーション ウィンドウで、変更するテーブルをマウスの右ボタンでクリックし、[デザイン ビュー] をクリックします。
  4. [フィールド名] 列で、最初の空白行を選択し、フィールドの名前を入力します。一般には、メモ型フィールドには、"コメント" や "メモ" などの名前を付けます。
  5. [データ型] 列の隣接セルを選択し、一覧の [メモ型] をクリックします。
  6. 変更内容を保存します。

新しいメモ型フィールドを新しいテーブルに追加する

  1. ボタン イメージ (Microsoft Office ボタン) をクリックし、[開く] をクリックします。
  2. [開く] ダイアログ ボックスで、データベースを選択して開きます。
  3. [作成] タブの [テーブル] で [テーブル] をクリックします。
  4. 新規テーブルのドキュメント タブを右クリックし、ショートカット メニューの [デザイン ビュー] をクリックします。
  5. [フィールド名] 列で、最初の空白行を選択し、フィールドの名前を入力します。一般には、メモ型フィールドには、"コメント" や "メモ" などの名前を付けます。
  6. [データ型] 列の隣接セルを選択し、一覧の [メモ型] をクリックします。
  7. 変更内容を保存します。フィールドのリッチ テキスト編集を有効にする場合は、引き続き次の操作を行います。

リッチ テキストの編集を有効にする

 メモ   メモ型フィールドにテキスト ボックスを連結する場合は、テキスト ボックスの "Text Format/文字書式" プロパティを [リッチ テキスト形式] に設定する必要があります。

データにリッチ テキストの書式を設定する方法の詳細については、「テーブル、フォーム、およびレポートのデータに書式を設定する」および「リッチ テキストをサポートするコントロールや列のデータを入力または変更する」を参照してください。

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メモ型フィールドを削除する

データシート ビューまたはデザイン ビューで、メモ型フィールドをテーブルから削除できます。ただし、データが格納されているメモ型フィールドを削除すると、そのデータは完全に失われます。削除を取り消して元に戻すことはできません。したがって、テーブルのフィールドやデータベースのその他の構成要素を削除する前に、データベースをバックアップすることをお勧めします。

データシート ビューでメモ型フィールドを削除する

  1. ボタン イメージ (Microsoft Office ボタン) をクリックし、[開く] をクリックします。
  2. [開く] ダイアログ ボックスで、データベースを選択して開きます。
  3. ナビゲーション ウィンドウで、変更するテーブルをダブルクリックします。

    データシート ビューでテーブルが開きます。

  4. 目的のメモ型フィールドで、見出し行 (名前) をマウスの右ボタンでクリックし、[列の削除] をクリックします。
  5. [はい] をクリックして、削除を確認します。

デザイン ビューでメモ型フィールドを削除する

  1. ボタン イメージ (Microsoft Office ボタン) をクリックし、[開く] をクリックします。
  2. [開く] ダイアログ ボックスで、データベースを選択して開きます。
  3. ナビゲーション ウィンドウで、変更するテーブルをマウスの右ボタンでクリックし、[デザイン ビュー] をクリックします。

    Access のデザイン ビューでテーブルが開かれます。

  4. メモ型フィールドの横の行セレクタ (空の四角) をクリックし、Del キーを押します。

    または

    行セレクタをマウスの右ボタンでクリックし、[行の削除] をクリックします。

  5. [はい] をクリックして、削除を確認します。

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メモ型フィールド プロパティ リファレンス

デザイン ビューでメモ型フィールドをテーブルに追加するときには、フィールドのいくつかのプロパティを設定および変更できます。次の表は、メモ型フィールドのプロパティと内容の一覧です。各プロパティの設定や変更の影響についても説明しています。

プロパティ 使用方法
書式 表示書式を定義する、カスタム書式の書式指定文字を入力します。ここで定義する書式は、データシート、フォーム、およびレポートの表示に適用されます。

カスタム書式の詳細については、「テーブル、フォーム、およびレポートのデータに書式を設定する」を参照してください。

標題 テキスト フィールドの名前を指定します。最大長は 2,048 文字です。標題を指定しない場合、既定のフィールド名が適用されます。
既定値 新しいレコードを作成するときに、フィールドに自動的に入力される値を指定します。たとえば、"65 KB 以下のテキストを入力してください" などの値を指定できます。このようにすると、メモ型フィールドであることをユーザーに伝えることができます。既定値の最大長は 255 文字です。
入力規則 レコード、フィールド、またはコントロールに入力されるデータの必要条件を指定します。フィールドに定義した規則に違反するデータを入力すると、"ValidationText/エラーメッセージ" プロパティで指定したエラー メッセージが表示されます。最大長は 2,048 文字です。

入力規則の作成の詳細については、「入力規則を作成してフィールド内のデータを検証する」を参照してください。

エラーメッセージ ユーザーが入力規則に違反したときに表示するエラー メッセージのテキストを指定します。最大長は 255 文字です。

入力規則の作成の詳細については、「入力規則を作成してフィールド内のデータを検証する」を参照してください。

値要求 [はい] に設定すると、このフィールドまたはその連結コントロールには必ず値を入力する必要があり、値 Null は認められません。
空文字列の許可 [はい] に設定すると、フィールドに長さ 0 の文字列を入力できます。長さ 0 の文字列とは、文字が含まれていない文字列で、フィールドに値が存在しないことを示すときに使用します。長さ 0 の文字列を入力するには、スペースを含めずに二重引用符を 2 回続けて ("") 入力します。
インデックス インデックスを使用すると、大量のデータを対象とするクエリ、並べ替え、およびグループ化を高速化できます。また、重複するデータの入力を防ぐこともできます。選択できる項目は次のとおりです。
  • [いいえ]   インデックスをオフにします (既定値)。
  • [はい (重複あり)]   フィールドのインデックスを作成し、値の重複を認めます。たとえば、姓と名の重複を認めます。
  • [はい (重複なし)]   フィールドにインデックスを作成し、値の重複は認めません。
Unicode 圧縮 Access では、テキスト型、メモ型、およびハイパーリンク型のフィールドのデータを表すときに Unicode が使用されます。Unicode では、1 文字につき 1 バイトではなく 2 バイトが使用されるので、データの格納に必要な領域が大きくなります。ファイル サイズを小さくするために、テキスト型、メモ型、またはハイパーリンク型のフィールドの "Unicode Compression/Unicode 圧縮" プロパティの既定値は [はい] に設定されています。[はい] に設定すると、先頭バイトが 0 の文字は、格納時に圧縮され、取得時に展開されます。

メモ型フィールドのデータが圧縮されるのは、圧縮後のサイズが 4,096 バイト以下に収まる場合に限られます。したがって、メモ型フィールドの内容が圧縮されるかどうかは、レコードによって異なります。

IME 入力モード 日本語入力システム (IME) の入力モードを指定します。日本語でファイルを作成および使用するときには、日本語入力システムが必要です。既定値は [コントロールなし] です。このプロパティの詳細については、F1 キーを押してください。
IME 変換モード 日本語入力システムで入力できるデータの種類を指定します。このプロパティの詳細については、F1 キーを押してください。
スマート タグ フィールドおよびその連結コントロールに対して、1 つまたは複数のスマート タグを指定します。スマート タグとは、フィールドのデータの型を認識して、その型に応じた操作を実行できるコンポーネントです。たとえば、電子メール アドレスのフィールドでは、スマート タグによって、新しいメールの作成を開始したり、連絡先の一覧に住所を追加したりできます。

ボタン イメージ をクリックすると、使用可能なスマート タグの一覧が表示されます。

文字書式 リッチ テキスト編集を有効または無効にします。[リッチ テキスト] を選択するとリッチ テキスト編集が有効になります。

 メモ   フィールドのリッチ テキスト編集を有効にした後で、そのフィールドにテキスト ボックス コントロールを連結した場合、そのコントロールのリッチ テキスト編集も有効にする必要があります。

コントロールのリッチ テキスト編集の有効化と書式全般の使用方法の詳細については、「テーブル、フォーム、およびレポートのデータに書式を設定する」を参照してください。

文字配置 メモ型フィールドのデータの配置を指定します。選択できる項目は次のとおりです。
  • [標準]   テキストは左揃えで配置し、数値と日付は右揃えで配置します。
  • [左]   テキスト、日付、および数値をすべて左揃えで配置します。
  • [中央]   テキスト、日付、および数値をすべて中央揃えで配置します。
  • [右]   テキスト、日付、および数値をすべて右揃えで配置します。
  • [均等割り付け]   テキスト、日付、および数値のすべてを、フィールドまたはテキスト ボックスの両側に対して均等に配置します。
追加のみ このプロパティを有効にしたメモ型フィールドでは、ユーザーは、データを追加することはできますが、既存のデータを変更または削除することはできません。

 メモ   既定では、このプロパティが有効な場合、メモ型フィールドにポインタを移動しようとすると、テキストが非表示になります。


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